今宵も同じ月の下~我思故我在

ねことカープと音楽と夜遊び、あとは競馬について書きます。

「誰も守ってくれない」試写会♪

2009年01月23日 21時30分43秒 | Weblog
どもどもどもども、hiroxxxxでございます♪

昨日は雨の降る中をイオンまで行って来ました!
そう、「誰も守ってくれない」の試写会です♪
天気が悪いということで結構早い時間に行ったので
待ち時間は読書をしておりました~♪
何を読んだかはまた後日改めて。

映画が始まる前に抽選会があったのですが、
こちらは残念ながらハズれてしまいました・・・。

続いては予告編。
予告で観たい!と思ったのはチェ・ゲバラの39歳のと
「ホノカアボーイ」、そして「余命」の3本。
予告が入らなかったけどあおいちゃん主演の
「少年メリケンサック」も観たいですにゃ~♪

そして本編へ。
物語の主役はごく普通の4人家族、
その長男が殺人事件の容疑者になったことで
一家離散、警察の取り調べ、そしてマスコミの
執拗なマークに遭ってしまいます。
そんな中、応援という形で○暴担当の刑事が
ばらばらになった家族の妹の保護という任務を言い渡されます。

本来保護されるべきは被害者の家族、
誰もがそう思うところですがマスコミの矛先は
加害者の家族をも容赦なく巻き込んでいきます。

前半はパパラッチと覆面パトカーのカーチェイスが
ひとつの見どころです!これが大迫力ですわ♪

しかし加害者家族の保護の最大の敵は
マスコミではなくもっと別のところにあったのです。
それはインターネットの掲示板です。
そこには以前のような匿名性などは微塵もなく、
ただただ個人情報が暴かれ、晒されていきます。

東京を離れ、家族旅行で訪れるはずだった
ペンションに身を寄せる刑事と加害者の妹。
しかしその刑事も三年前のある事件で
心に大きな傷を抱えていたのです・・・。

ペンションのオーナーには柳葉さん、
その奥さんには石田ゆり子さん、
このふたりの存在は物語を色濃いものにしています。
現実と戦いながら生きることの意味、
失ったものへの愛情と憎むべき対象、
すべてを受け入れても許せないものがある。
でも振り返ってばかりでは明日には進めない。

現実と向き合えない加害者の妹は
周囲に心を閉ざし、取り調べにも黙秘を続けます。
ただひとりの理解者、同級生の彼氏にだけは心を開き
誘われるままにペンションを脱走してしまいます。
しかしそこに待っていたのはあまりにも残酷な
現実と世間に晒される自分自身の姿でした・・・。

これまで観た映画と違い、今回は最後まで
何か胸につかえるものが残ってしまった感じでした。
それは人間という生き物がいかに弱く、
そしていかに冷酷であるかを描いていたからでしょうか。
マスコミに踊らされてるのか、
マスコミが踊らされてるのか、
ひっきりなしに起きる事件、報道されていることが
すべて真実であるとはかぎらないのですね・・・。

もうひとつ、気がかりなのは映画の中だけでなく
現実的に犯罪被害者の家族がいて、
犯罪加害者の家族もいる、ということです。
昨今の事件、犯罪は巻き込まれ型も多く、
いつ、どこで被害に遭うか分かりません。
しかし社会への憤りや不満が爆発した場合には
誰しもが犯罪加害者になる可能性もあるのです。

マスコミには報道規制が可能でも
インターネットでは効果がありません。
常々出会い系サイトが犯罪の温床のように言われますが
掲示板やプロフのほうが今は問題が大きいかもしれません。

いろんなことを考えさせられる映画なので
出来れば大勢の人に観てもらいたいと思います。

志田未来ちゃん、やっぱりうまいです♪
でも一番美味しかったのは木村佳乃だったりして。

hiroxxxx

センバツ出場校が決定!頑張れ、九州勢!!


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