チャレンジ

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いろいろな偶然と辻仁成

2007-05-14 00:44:47 | 身近な出来事
 先週火曜日に辻仁成の『太陽待ち』ドイツ語版出版記念朗読会に参加しました。
ちょっとしたホールのような場所で、参加者は200人くらいいました。8割がドイツ人で残りは日本人でした。辻仁成の価値観や、『太陽待ち』の内容に関わるそこに込めた思いなどについて、インタビューアーの質問に辻仁成が答える部分と、インタビューの合間に『太陽待ち』の朗読が行われました。

 私は一番前の列に座って辻仁成とはどういう人かを知り、そして彼の持っている何かを吸収しようとしました。
辻仁成がどんな人なのかは少しわかった気がしますし、何かを吸収できたような気もします。ただ、それが何を吸収できたのかはよくわかりません。でもきっと私がそれを必要とするようになった時にそれは私のなかからでてくるのだと思います。




実は、はずかしながら私は辻仁成という名前を聞いたときに、それがだれか全くわかりませんでした。そしてインターネットで調べてみて「この人は私が会いたい人だ」と気付きました。

これはちょっとした偶然です。まず一つ目は先月パリを車で走っていた時に「そういえば中山美穂は作家と結婚してパリに住んでいるんだよな、でも誰と結婚したんだっけ、興味あるな」と思っていました。
辻仁成は中山美穂のダンナですね。(インターネットで調べてみると離婚が近いというようなうわさもあるようですが...)
因みに私は中山美穂のファンでした。あの目と声がすきです。雰囲気や空気感もとても好きでした。今でもどこかで会うようなことがあればすごく嬉しいし、どきどきするでしょうね。




 さらに二つ目は『冷静と情熱のあいだ』です。これは辻仁成の小説ですね。私は小説もよみましたし、映画も見に行きました。
そして映画のストーリーとは全く関係ないものの、4月に入ってから私自身の変化のテーマが『冷静と情熱のあいだ』だと気付いたのでした。特に私にとってはクールさがポイントで、クールな人に会いたいと思っていました。

 三つ目は小説そして村上春樹がキーワードです。2月から村上春樹の小説にはまっていて、彼の長編小説の全てとそれ以外のジャンルを含めて22冊を読みました。そして村上春樹の次によむ小説を探していました。
辻仁成の小説は村上春樹に近いテイストがあるようですね。ドイツ語の『太陽待ち』の裏には「村上春樹が好きな人は辻仁成を読むべき」という雑誌の記事が引用されて印刷されています。これからしばらくは辻仁成を読もうと思い、そのよいきっかけになりました。
朗読会の後にサイン会もあり、私はドイツ語の『太陽待ち』を買いサインをしてもらいました。ただ、ドイツ語で読むのは厳しそうなので、これは日本語を読んでから読もうと思っています。




 このような偶然がおきる時には、何かが動き出すとき、自分にとっての変化がおきる時だということを私は過去の経験から知っています。
何がおきるのか、それとも私がおこすのか、いずれにしてもワクワクしています。

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