★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「天使と悪魔」

2009-05-16 03:38:34 | 映画(た行)
<T990/2009/A083/S042>

最近は劇場公開日を金曜日にする作品が増えてきてるけど、
金曜日にオールナイト上映してくれる「TOHOシネマズららぽーと横浜」は、
ひらりんにとって大助かり。
初日の深夜に見てきました・・
しかも、たぶん自身初の「デジタルプリント版」を鑑賞。
たしかに、普段より映像がクッキリしてるみたいで見やすかったね。
原題も「ANGELS & DEMONS」。
2009年製作のミステリー系サスペンス・アドベンチャー、138分もの。

あらすじ・・・今回はAllcinemaさんから引用させてもらいました。
ハーバード大学の宗教象徴学者ロバート・ラングドン教授(トム・ハンクス)は、ルーヴル美術館での一件以来冷戦関係だったヴァチカンから思いがけない協力要請を受ける。秘密結社イルミナティがヴァチカンを窮地に陥れていた。それは17世紀にガリレオを中心とする科学者によって組織されるも、ヴァチカンの激しい弾圧で消滅したものと思われていた。しかし秘かに復讐の機会を待ち続け、教皇の逝去を受けて行われようとしていたコンクラーベに乗じてついに復活を果たしたのだ。彼らは最有力候補の枢機卿4人を誘拐し、1時間ごとに殺害すると予告、その上ヴァチカン全体を爆破する計画まで進めていた。そのために彼らはスイスのCERN(欧州原子核研究機構)から恐るべき破壊力を秘めた“反物質”を盗み出していた。そこでCERNの科学者ヴィットリア・ヴェトラ(アイェレット・ゾラー)も駆けつけ、ラングドンと協力して事件解決に乗り出すが…。


ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
●最初に但し書き・・・ヴァチカンらしいですが面倒なので、ひらりんは「バチカン」と表記します。
●バチカンの地下に眠るお宝書庫に入れるチャーーーンスと、張り切る教授。
●前回の謎解きは、難解というかインチキ臭く、次に次にとつながってたけど、
今回のは科学の四大元素“土”“空気”“火”“水”つながりで探してくだけ・・・
イルミナティの会員だった?ガリレオの名前は最初のほうに登場するだけで、
後は彫刻家とかがカギを握ってたね。
それにしても彫刻が持ってたヤリの方向を見て、次はあっちだ・・・
というのは超判りやすぅぅぅぅ。
●しかし、誘拐された教皇候補の3人までもが惨殺されちゃうし・・・
教授をサポートしてたバチカン警察の刑事も敢え無く殺されちゃう。
バチカンの警備体制はスイスの警備隊が指揮を取ってるけど、
下っ端はバチカン警察・・・ローマ警察もお手伝い・・・とか、ちょっと複雑だったね。
●超強力兵器にもなり得る「反物質」関連で捜査に協力しに来た女性科学者ヴィットリア・ヴェトラ・・・

原作本では、教授から熱視線を浴びる役柄らしいけど、
本作ではロマンスはなく、機転の利く相棒役のみ。
貴重な資料は破って持ってきちゃうし・・・
でも、彼女の知識から内部犯行説が急浮上したり、
教皇の死亡も服毒殺人との疑いも。。。
●そうなってくると黒幕は、コンクラーベ中のあの枢機卿のおじさんか・・・
教授に非協力的なスイスの警備隊の隊長(ステラン・スカルスガルド)か、
もしくは教皇のお世話係りだったカメルレンゴ(ユアン・マクレガー)くらい。

●それにしても黒幕からの報酬の入金を確認しながら殺人を行う実行犯。
教授らに追いつかれて、顔まで見られてるのに、殺さないのは不思議すぎ。
丸腰の素人は殺さない・・・とか言ってたけど、丸腰の神父は殺すのね。
そんな事いってるから、用意された車に乗った瞬間、爆死。
●カメルレンゴは警備隊長に襲われるが、助けに来た人たちが射殺してくれて九死に一生。
●おいおい、そーこーしてる間に反物質が爆発寸前・・・

歴代教皇のお墓のどこかに隠してあったけど、止める時間なし・・・
ということでカメルレンゴがダッシュで持ち出し、ヘリに飛び乗り上空へ・・・
おいおいカッコよく殉職かよ、ユアン・マクレガー・・・かと思ったら、
パラシュートで降りてきたーーーーーーーーーーーーーーーーっ。
それにしても反物質・・・上空で爆発したとはいえ、
超強力パワーで地上でも爆風が物凄い威力だったね。
●一躍英雄扱いになったカメルレンゴ・・・
規則ではコンクラーベ=教皇選びにも参加できない身分だけど、
特例で教皇に選んじゃおーー・・なーーんて話にもなってきたーーーっ。
●ところで、警備隊長に不信感を持ってた教授とヴィットリア・・・
彼のオフィスで日記帳を物色中に、教皇の執務室の監視モニターを発見・・・
●健康不安のあった教皇を密かに監視する任務があったのね。
そのモニターテープを巻き戻してみると・・・
隊長とカメルレンゴのもみ合いシーンが・・・
●そうそう、カメルレンゴこそ、今回の黒幕。
反物質の存在を賞賛しようとしてた教皇を服毒死させ、
反物質を科学の象徴としてイルミナティの名をかたり教皇候補を殺害・・・
自ら昔ながらの教義を守る教皇に成りあがろうと画策したのね。
●もちろんコンクラーベ中の枢機卿さんたちにもばれちゃって、
結局、焼身自殺しちゃったカメルレンゴなのでした。

●教会入りする前に軍隊でヘリを操縦してた・・・って経歴は見事。
実行犯を爆死させられたのもこの経歴のおかげかな。
しかし、多額の報酬を払える程、収入はなさそうだけど。
●それにしても今回の活躍ですっかりバチカンに気に入られた教授。
執筆に必要な資料を死ぬまで借りれらるとあって、超うれしそう。
●今回の題材も宗教界からクレームがきそうだけど、
これ見ると、鑑賞者がローマ・バチカンに行ってみたくなるのは間違いなし。
観光国としては、文句は言いたいけど超宣伝になってるから仕方ないか・・・
という心境なのではないかなっ。

ここまでネタバレ注意↑


ひらりん的この映画の関連作は・・・
前作「ダ・ヴィンチ・コード」よりスピード感もあって、飽きずに見れたね。

ユアン・マクレガーのお勧めは二コール・キッドマンと共演の「ムーラン・ルージュ」だけど、
レビューなし。

もうそろそろ、当ブログも1000本に到達するから、
記念作は「ムーラン~」にしようかな・・・ってくらいお気に入りなんだけど。


ということで今回は、
天使で悪魔度・・・
今のローマ法王は、イマイチ評判が良くないみたいなので、
こういう作品を通して宗教の心の広さが伝わったらなー・・・と思います。


●文末にブログランキングの宣伝を・・・・・・・・・・・
最近下位に低迷してるブログランキング・・・
気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
この映画を観てひらりん同様「結構アドベンチャーも入ってたね」
と思ったあなた・・・
バナーにポチッとクリックおねがいしまーーす。

「人気ブログランキング(映画)」


最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (まりっぺ)
2009-05-16 11:18:50
いいですね。
自分もデジタル版観たいですが、遠出しないと無理です。
Unknown (Unknown)
2009-05-16 21:48:07
内容は先に加筆してください
ヴァチカン (sakurai)
2009-05-18 09:17:25
に行きたくなりました!!
あの書庫!!あたしもラングドン教授についてって、涎垂らしながら見てそう。
「ダヴィンチ・コード」より、ずっと見やすくなってましたね。
だいぶ、反省したのかな。
TBありがとうございました (KGR)
2009-05-18 09:34:15
原作は読んでませんが、
映画はスピーディでよかったです。

謎解きがあっさりしすぎの感はありましたが、
じっくり謎解きをやるとモタモタしすぎると思います。
ヘリのシーン (にゃむばなな)
2009-05-18 14:59:01
司祭様がかつてヘリ部隊にいたというのも唐突に出てきて、すぐにそのエピを回収というのも、ちょっと芸がないなぁ~と思いました。

ああいう情報はもう少し早い段階で出せないのかな~って思いました。
こんんちは。 (たいむ)
2009-05-18 17:33:10
ヘリのシーンは「なるほどねー」思ったクチです。
門外不出の本を譲るって、まさしく「宝の持ち腐れ」の証明って思っちゃいました。
あのベンツはなんだったのだろう?とかね(^^)
こんばんわ~ (くう)
2009-05-21 01:24:04
原作ではロマンスあるんだ。。。
でも、この作品にはロマンス不要ですよね。
面白かったです。
私も前作よりもお気に入り♪
面白かった! (zooey)
2009-05-29 09:47:59
前作は、原作を読んでから観て怒り心頭だったので、今回は読まずに観ました。
ドキドキハラハラ、面白かったですね!
2時間18分があっという間でした。
こんにちは、 (かめ)
2009-06-08 04:06:08
TBありがとうございました。
原作から、スピード、サスペンス感を抽出したロン・ハワード監督の力を見ました。
TBありがとうございました (シムウナ)
2009-06-15 14:18:47
TB有難うございました。
仕事の疲れなのか、冒頭完全に寝てしまいました(笑)
前作よりは分かりやすく面白くなっていると
感じましたが、あまりにも早く謎を解いてしまうので
観ている側が考える間もなかったですね。
2時間という話だと仕方ないのですが…

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。