★☆ひらりん的映画ブログ☆★

映画の難しい説明は他人に任せて、ひらりんは簡潔に箇条書きで映画を語ります。

★「ブーリン家の姉妹」

2008-10-29 02:38:31 | 映画(は行)
<T867/2008/A172/S106><TOHOシネマズ1ケ月フリーパス使用10本目>

今週の平日休みはたっぷり・ゆったり映画が見れる「TOHOシネマズららぽーと横浜」で2本。
その1本目。
この映画のために、計画した

スカちゃん祭りのメイン・イベントの作品。
今回はお祭り企画第6弾。
ムチムチボディのスカーレット・ヨハンソンと知性溢れるナタリー・ポートマンが姉妹役。
原題は「THE OTHER BOLEYN GIRL」。
2008年製作の歴史劇系愛憎サスペンス、115分もの。

あらすじ・・・今回は「映画の森」さんのレビューを引用させてもらいました。
黄色く輝く草原を、無邪気に走る3人の子供たち。黒髪の女の子と男の子、金髪の女の子は、ブーリン家のアン(ナタリー・ポートマン)とメアリー(スカーレット・ヨハンソン)、弟のジョージ(ジム・スタージェス)だ。時は16世紀イングランド。夫婦となって20年、王女しかもうけることができなかったヘンリー8世(エリック・バナ)の関心事は、立派な男の世継ぎをあげることだ。王族間では政略結婚が常識の時代。美しく成長したアンとメアリーは、一族に富と権力もたらす道具として使われる。姉妹の父は美しく才気あふれるアンを王に愛人として差し出すが、王は夫のある清純な妹・メアリーを見初める。冷静を装うアンは妹に嫉妬心を燃やしながら、かねて思いを寄せていたバランド公爵の跡取り・ヘンリーと極秘結婚する。王の許しを得ずに結婚したアン。心配したメアリーは家族に報告する。「姉のため」だったメアリーの行動は、アンにとって悪い方向に動き出す。スキャンダルを恐れて激怒するブーリン家の人々。アンはフランスに追放される──。

                    

ここからひらりん的レビューのネタバレ注意↓
(反転モード・・・左クリックのままマウスを動かしてね)
1.でもアンの母エリザベス(クリスティン・スコット・トーマス)は、
男どもが成り上がり策ばかり練ってるのに嫌気ぎみ・・・
アンにはフランス宮廷で男を虜にし、操る術を身につけてくるよう指示してたのね。
2.そーこーしてる間に、メアリーが王の子をご懐妊ーーーー、

しかし、体調を崩し隔離生活・・・
王の関心がなくなっては困る・・・・っつう事で、
ブーリン家安泰のために再度、王の元へ登場のアン。
3.今度のアンは絶妙トーク&いなし技で王のハートをがっちり掴む。

しかも、王からのプレゼントを突き返したりして、強気のじらし作戦。
4.そんなメロメロの王の元にメアリーの出産の知らせが・・・
しかも待望の男子なのに・・・その場に出くわしたアンに求婚する王・・・
これぞ「オー(王)・マイ・ゴッド」。

5.神をも恐れぬアンは、王妃(アナ・トレント)との離婚を迫り・・・
ついに王はカトリック教会と決別、イギリス国教会を作っちゃって、アンと再婚したのね。
このせいで、今のチャールズ皇太子も再婚できたのかなっ。
6.しかし、王との結婚の前にアンのスキャンダルが告発されたぁーーー。
 
しかし、妹メアリーの証言によって、極秘結婚の件は暴かれずにすんだのね。
この姉妹・・・コリャやばい・・・となると、どちらかが助け舟出すけど、
それが誤解を生んだり、仕返しだったり・・・もう大変。
7.アンは王の子をご懐妊するが、生まれてきたのは女の子。
この子が後のバージン・クィーンと呼ばれたエリザベス女王になるのね。
8.男子を産みたいアンは二度目の懐妊・・・しかし流産。
近頃じゃ、王は愛人作ってるらしいし、
寵愛受けてないと反逆罪で死刑になっちゃう・・・なーーんて被害妄想拡大・・
いや実際、気に入られなくなると追放とか、死刑とか、よくあったらしいね。
パニクった挙句、弟と近親相姦してでも・・と考えちゃったところを密告され、
裁判で有罪に。
9.妹メアリーは不憫な姉アンの命乞いを王に願い出て許しを得るが・・・
刑の執行を止めなかったのね。
こわーーーーーーっ。
10.王はアンの命は救ってやるけど、二度と宮廷には出入り禁止・・・という事だったのね。
それを嫌ってか、アンは死刑・・・娘エリザベスはメアリーの息子らと一緒に育てられ、
後々女王としい君臨できたのね。

●いやー、ちょっと前に地上波で放送してた「世界不思議発見」を観といて良かったよ。
実際はアンとメアリーの姉妹はどっちが姉かはわかってないらしいよ。
●慎ましやかな気立てのいいメアリー役のスカちゃんと、理知的で野心家のアン役のナタリーさん。
好対照でも仲のいい姉妹なのに、愛が絡むと憎しみ倍増・・・
裏切って→助けて→助けて→裏切って・・・みたいな。
まっ、反対の人から見たら、全く逆の行為なんだろうけど・・・その辺が愛憎劇の怖さ。
●姉妹の母親役だったクリスティン・スコット・トーマスは、
こないだ観た「モンタナの風に抱かれて」でもスカちゃんの母親役だったね。
●まーーっ、庶民派のひらりんとしては、
美人と結婚できたけど、王に嫁を持っていかれる亭主が何人もいて不憫だったね。
まっ、その人たちもまあまあの地位なんだけど。
●ちなみにアンの処刑後、ヘンリー8世は何人かと結婚・離婚を繰り返したけど、
男子は生まれず・・・という呪われ者らしい。
スカちゃんに決めとけばよかったのにーーーーーーー・・・ねっ。
●そういえば、この時代の続きとなるケイト・ブランシェットの「エリザベス」って作品・・・
まだ見てなかったなー。続編の「エリザベス・ゴールデンエイジ」は観たんだけど。

ここまでネタバレ注意↑

ひらりん的この映画の関連作は・・・
スカちゃんの時代劇もの・・って少ないけど、
しいて紹介できるのは「真珠の耳飾りの女」かなーーーっ。
ナタリーさんの作品は、今年これで5本目かなーーー。
やっぱりオススメは汚れ演技が光ってた「宮廷画家ゴヤは見た」でしょう。
 


という事で今回は・・・
スカっとしちゃう度・・・
歴史劇系ドロドロドラマは、まるで江戸時代の「大奥」の覇権争いみたい。
スカッとはしないけど、政略結婚サスペンス・・・的で面白かったね。


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気にしちゃいないが・・・上位が映画とは無関係の韓流系やYouTube系ブログばかりで、
ちょっと悔しい・・・ので・・・、
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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちわ。 (michi)
2008-10-30 09:09:29
TBありがとうございました。

恋愛事情で国の宗教まで変わるなんて、普通じゃ考えられないのですが
本当にあったことなんですね。
私利私欲、そしてプライドにまみれた世界、凄かったです。

エリザベス1世が40年以上統治できたのは
結婚しなかったからかもしれませんね。。。。
エリザベス (たいむ)
2008-10-30 17:57:20
ひらりんさん、こんにちは。
エリザベスはいつ頃王家に戻ったのでしょうね?
私も「エリザベス」を見てなくって・・・。
でもBSで放送されたのは録画しているんです。早く見なくちゃと思ってるんだけど・・・(^^;
ナタリーさんとスカちゃん。 (BC)
2008-10-30 22:07:08
ひらりんさん、こんばんは。
トラックバックありがとうです。(*^-^*

正反対の性格の姉妹の心理や行動がやりきれなかったです・・・。

今月はナタリーさん出演作2作、スカちゃん出演作2作が日本で公開されたんですよね☆
ナタリーさんとスカちゃんはクラシカルな衣装も似合いますね。
TBありがとうございました (shimikotoshiori)
2008-10-30 23:04:34
メアリーは、実際には子ども産んでないみたいで、アンの次のジェーン・シーモアが跡継ぎ産んでます。
早世しちゃうけど。

私が1番好きなスカーレットは「理想の女(ひと)」です!
こんばんは。 (masako)
2008-11-03 22:46:21
『映画な日々。読書な日々。』のmasakoです。
いつもTBではお世話になっていますが、最近gooへのTBができなくなってしまいました。お返しできずすみません。

この映画、期待通りとても面白かったです。そしてドロドロしていましたが、ブーリン姉妹には本当に興味がわきました。

こっちもこんばんわ♪ (くう)
2008-11-08 22:23:36
好きな時代の話だったので、すっごく面白く観れました~♪
メアリとアンは、どっちが姉だか解らないと言う話は
知りませんでした。

アンの思いは娘が受け継いだので、今は草場の陰で
満足してるかな~?

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