平川石材のつぶやき

日々のつぶやき

帯隈山の神籠石

2021-03-30 09:41:35 | 雑記
神籠石のことを知ったのは、五来重先生の本「石の宗教」の中の列石信仰のところで紹介され、

その中で佐賀・帯隈山神籠石の文字を発見! 

佐賀にも神籠石があることを知り、・・もう行きたくて行きたくて(^^)

スマホで地図を拡大しては、一人で行けるかしら・・と悩んでました。

今回、なんと!えひめあやめ祭りに行く途中発見!







普通の土留めに見えますが古代山城の土塁基礎です。今年一番のテンション↑ ↑ ↑

以前見た写真と比べ、石がかなり埋まっています。

草が茂ると見えませんね。あと、車は止め辛いです(汗)













日本の巨石文化の中、山城説と祭祀遺跡説が語られますが、

五来重先生は神籠石には実用的な水門址という石組が存在しているので、朝鮮式山城説が有力であると結んでいます。

佐賀県では昭和16年に発見され、昭和39年から平成11年まで4回発掘調査が行われ、神籠石の築造年代は6世紀末以降であると

重要な知見も得られたそうです。



※663年,朝鮮半島の百済再興の為に倭国(日本)は新羅連合軍(現在の中国)と戦かい(白村江の戦い)で敗れます。

 そして、大陸からの来襲に備えて防衛施設を造営したその一つが神籠石です。

 神籠石は古墳時代後期の大土木工事の遺跡といわれています。

九州には規模の大きな神籠石をいくつも見ることができます。早くその機会が来ないかな(^^)






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