タンカ 啖呵 ああ短歌

短歌が趣味といってはみるものの、月2首の投稿にもアップアップ!しかし、やめられない!やめたくない!短歌の魅力を探訪!

袋田の滝

2006-01-29 21:15:04 | Weblog
結氷してますo(^-^o)(o^-^)o黄昏時の空に映えて白が鮮やかです!ライトアップは今夜はなし(-.-;)だそうです。氷のカーテンに囲まれてさすがに寒いよ

誕生日はもんじゃ屋で

2006-01-27 20:31:08 | Weblog
もうすぐ誕生日です!別に嬉しいわけではありませんが……近所のもんじゃ屋さんからワインのプレゼントがあるというので…やってきました(>_<)

郷に入れば郷に従え!で嫁に来て初めてみたときはとても食べ物とは思えなくて、摩訶不思議な食べ物だった「もんじゃ」が大好きになってます!女って逞しい生き物ですね(笑

紅梅

2006-01-27 19:58:57 | Weblog
先日、あるHPで「紅梅の蕾」の写真が載ってました。今年は例年にない寒さの厳しい冬であるが、ちゃんと春は近づいてきているのですね。
梅は先駆けて咲く花ですので、その凛々しさを多くの人に愛されています。私も大好きな花のひとつですが、まともに短歌としてまとめたことがありません・・・・古今の名歌に酔いしれてしまうだけなのです・・・

桜と梅と桃・・・ああああこがれの歌題です・・・

今度日光に結氷の華厳の滝にいくことにしましたが、その前に茨城の「袋田の滝」にいくことにしました。今日の夕刊には秩父の「大滝」の結氷もライトアップとか・・・寒さも楽しまなければね・・・
袋田の滝にいいく時水戸の「西山荘」と「偕楽園」によってみようかと計画してます。西山荘はあの水戸の黄門さまの別荘です、先年訪れたときは閉館の時間になってしまったのでリベンジ・・自然のままのお庭を見に・・そして偕楽園 梅の名所ですが、さすがにまだ蕾は無理でしょう・・・・先日紅梅の蕾の写真を掲載した方は静岡ですもの・・・・でも花芽を兆す寸前の梅林を見てみたいのです・・・
余談ですが、水戸はいまでも「梅娘」コンテストやっているのでしょうか????
学生時代の水戸出身の友達が「梅娘」で何位とかにはいったという話を思い出しました。その友達いま音信不通なんです・・・ご実家も引越しされたようすで、学生のときの友達が集まるたびに「どうしているかしらねええ」と寂しい声が上がります。

きょうは「朝日歌壇」より

蕾とは力あるもの風のなか紅梅たらんと努めてやまず

毎年、梅の便りがあるたびに思い起こす歌です。

古墳!

2006-01-26 22:27:50 | Weblog
等々力渓谷の近くにある、野毛大塚古墳、貝のような形なんです。専門的にはなんというのでしょうか???
三段になっているのですが、昨日も書いたように登れるんです・・・頂上には中から発見された副葬品などのありかが描かれており、実物を直に感じることによって古代が身近に思えました。なかなかいい保存の仕方ですよね・・・今度機会があったら、ここから出土したものも見にいってみたいなあ と思いました。

環八沿いのこのあたりに、旦那が大学で建築の勉強をしてたおり、わざわざ見学にきたというレストランを探したのですが・・・わからず・・・結婚する前、私とともにきたことがあるというのですが・・・まったく記憶なく・・・こちらは徒労に終わりました。
古墳は周りに畑になろうと、滑り台になろうとただただそこにあったわけで・・・人間はすごいものを作る生物だなああと思ったり、簡単にこわしていってしまったりといろいろですね・・・

この古墳の主が生きていた頃の歌から、

陸奥の真野の草原(かやはら)遠けれど面影にして見ゆといふものを        笠女郎(かさのいらつめ)    万葉集より


この歌は笠女郎が大伴家持に贈った歌ですが、「陸奥の真野の草原は遠いのに面影として見えるというではありませんか、それなのにあなたは・・・」という歌意の中に「遠さ」を引き出すコードとして「陸奥」が使われております。

もちろんここは武蔵の国でいまでいう「陸奥」ではありません・・しかし都の人々からみれば遥かなところであったことは間違いないでしょう。
この古墳の主たちはどんな歌を贈りあっていたのでしょうか・・・・
ロマンはふくらみます。


小さな旅

2006-01-25 00:14:49 | Weblog
先々回の日曜日(15日)・・・かつての成人の日、小正月・・・に、その日はこの寒波厳しい今年の冬には珍しく、とても暖かい日でしたので、午後から、夫婦連れ立って、あてもなく車に乗り込みました。お正月も私の実家にもいかずでしたものね・・・・
で、さてさてさて、どうしましょう???と
そこで思い立ったのが「等々力渓谷」東京でも墨東、本所深川の生まれも育ちなせいか、山手線の西側に縁が無いという旦那も行ったことがないとのこと・・・
では、と目黒通りから環八へ・・・車から降りて、脇の道から階段を下りていくと・・・・そこに「渓谷」がありました。
等々力渓谷は多摩川の河岸段丘の姿なのだそうだ・・・地学にうとい私は説明の看板を読んでもふーーん といったきり・・・昭和の初めまではこのあたりは未踏の地だったようですね。環八を往来する車の音が低重音で聞こえながらも谷を覆う木々は山の中そのもの・・・・公園のような体裁を整えつつも野生を感じたのはその自然あるがままの植生のせいなのかもしれない。
しかし、渓谷を形成するもっとも重要な要素・・・清冽な水・・・これが・・・・
なんともかんとも・・・ビニール袋などのごみも見受けられたし、われわれが目にしたものぐらいは拾ってきたが、東京23区に残った貴重な自然であることに変わりはありません。行政のもうすこしの目配りがほしいなああ と思いました。

渓谷から上がってきて道案内板をみてたら、近くに「古墳」があると書いてあったので・・・
「野毛大塚古墳」というのだそうです・・・・このあたりの有力豪族のものなのでしょう・・
登れるんですよ・・・頂上まで・・公園になっていますので、子供たちが段ボールなどをお尻の敷いてすべり降りていました・・・古墳の主は苦笑いのことでしょうね。
古墳のお話はまたあしたいたします・・・・

沢沿いは足場の悪し手ががりとすがる山肌著莪の群れ生う

これは静岡は天竜の山奥の渓谷ではなく沢歩きをしたときのもの、シャガの艶やかな濃い緑が印象的でした。
この等々力渓谷にもこのシャガが群生しておりました。人口的でないと思ったのはこのシャガの力強い色が目に飛び込んできたからかもしれません。

東京は雪

2006-01-22 16:28:50 | Weblog
土曜日の未明から降り始めた雪は東京を銀世界にしました朝カーテンを開けたら、家は隣が公園なものですから、真っ白な世界が広がっていました。東京は春先に雪がふることが多いのですが、こうやって都心で積雪をみるの久しぶりです。金曜日の夜はもう冷えきっていましたものね・・・でも土曜日でよかったのでは・・・・平日だともっと交通機関などが混乱して大変だったと思いますよ。(土曜日も仕事の方たくさんいらっしゃるんですよね・・・・お疲れ様でした)
このブログも背景を急遽「雪景色」に変えてみました。
出掛ける用事があったので完全武装ででましたが、電車の中やお店ではあたたかいのでそのギャップに風邪ひきそうになりましたね。
今朝は家の前や玄関まわりとうの雪かき(正確には氷はがし)を30分ほどしたのですが、やりおおせず・・・・9時には歌会に出掛けなくてはならず・・・おねえちゃんにお願いしたら・・・・帰宅したときはもうすっかりきれいになっていました。若い人は仕事がすばやいなああ と感心しました。
歌会の会場にいくまで・・・何回ころびそうになったことか・・・歌会に出掛けて転んで怪我なんかしたら何言われるかわかんないもん・・・のそりのそり90歳ぐらいのおばあさんのように歩きました。

事務を執る手も休みがち緑青の皇居の大屋根雪に隠れつ

掲出の短歌は昨日の雪ではなくて、何年か前の大雪の折のもの。当時の職場の席からは皇居が一望できしかも19階だったものでから、皇居に降る雪のすばらしい光景に感嘆のため息がでました。この光景を見れただけで、今月の給料はいらないと思ったほど(一瞬だけだけど
世界各地をみんな旅をして、絶景に触れているからでしょうか・・・・この風景を仕事仲間に話しても「そうねええ きれいですね・・・」でおしまいになってしまったのが残念でした。

停滞してました

2006-01-19 20:26:41 | Weblog
火曜日の夜中、書いている(打っている???)途中で居眠り・・・
とりあえず下書きとして保存しておこう!!としたところ・・・・これが翌朝みたら・・ない、ない、ないもう落胆しきり・・なにやってんだろう!わたしって・・・会社でもいろいろと落ち込むことが重なって・・・今日まで停滞しておりました。心配してメールをくださったぷーさんありがとうございました。
しかしこのところ家で居眠りしてしまうことが多くてやんなっしまいます・・・仕事とかもそろそろ、考える頃かなあ って思ったりしてると、仕事量などは増えていないと思うのですが、家にたどりつくともうぐったり・・・家事をするのはもう習性ですので別に負担とは思っていなかったのに、あとかたづけがなんとなくかったっるくなってきました。仕事も職場の人間関係も順調なときはどんなに忙しくったって家事が重いと思わなかったのに・・・心で人間は動くものなんだなああと実感してます。暗い話しでごめんなさい!

さてと新聞の「号外」を昨日帰り道の東京駅丸の内側で配っているところに遭遇!
テレビのニュースなどでは「号外」に群がっている風景みたことありますが、自分がしかも、まだみんな集まる前だったので一番に、もらったのは初めてなんですよ・・・日経新聞の号外ですから、もち内容は「東証の取引中止」兜町の東証の前も帰り道の途中なのでみたら、玄関前に中継車が並んでました・・・大変なことが起こってしまいましたよね・・・専門的なことはわかりませんが、昔の「場立ち」の時代であれば・・・という表現もありましたが、そもそもこれだけインターネットで株の取引ができる時代になったのですから、それではそれこそもっとパニックになっていたことでしょう  と思うのですが・・・
初めてもらった「号外」ということで、記憶に残るニュースになりました。

きょうは短歌でこんな機械も詠っているよ・・ということで、
FAXの歌を紹介してみたいと思います。普及してもうしばらくたちますので、歌材としても定着しておりますので・・・・

FAXで送られてくる字の細さ 疲れたひとは物陰にゐる          黒木三千代

私も歌会の詠草は世話人さんのところへはFAXで送っております。私の乱れた字からもこんなことを思われてしまっているのかしら  とどきっとした短歌でした。





office 2003

2006-01-14 09:48:16 | Weblog
職場で、メール作成してさてファイルを添付しようと思ったら・・・・なんとあのクリップま マークがない!!
えええーーーー 何なのこれ!!!っておたおたして、まわりに「クリップがないよーーー」とさけんだらみんな おばさんなにいってるの!!!って顔しつつも私の机の周りに集まってきました。「あれえええ ほんとだ---何したの???」ってことでいろんなところをがちゃがちゃ動かしてもだめだめ

そこで社内の「ヘルプデスク」に電話・・・近頃このヘルプデスクが対応いいんですよ・・・・メールソフトが今年からnotesからoutlookに変わったのでまだうまく使えてないので・・・みんなではないが私がなんかしでかしたんだろう///
どきどき 電話にでたおねーさんに 部署名と名前とIDとかをぽんぽん聞かれて「さてどうなさいました?」と社内のサポートしておくのはもったいないような丁寧でやさしい対応!!おばさん もうすがるような声で現状を説明!
そしたら、あっさりと社内のポータプルサイトのどこどこにいってあれやこれやと導かれて・・・・・それでも回復しなかったんですが、その後折り返して、サポートを受けて再起動まで電話でまってくださいました・・・回復しました・・・
原因は何なのでしょうか?と聞いたら「突発的なものです。ユーザーがどうのこうのということではありませんから・・・」と笑いながら応えてくれました。
実は「office 2003」の突発事件(?)は続けてなんです・・・
昨年の暮れ 長女が東芝のノートPCを秋葉原にでかでかオープンした量販店で購入!広告にも出ていた目玉商品だったのですが・・・
office 2003が 入っているとしてあったのに・・・インソールされてなかったんですよ。その量販店に電話しても「ありえない」の一点張りでその態度に消費者センターとかに訴えて・・・ということも考えたのですが、その労力すら惜しくなり、もう我が家はあそこでは買い物しないと決議!
そして今度は東芝に電話・・・そこでも「・・・・」と絶句状態でしたが、ヘルプセンターのおにいちゃんが丁寧に応対してくれました。
まあ CDをいれてインソールする それだけのことなので、別にサポート云々がほしかったかわけではなかったのですが・・・・
やはり、いつわりのある商品 を売られたという不信感を伝えても「ありえない」とつっぱねる姿勢には大いに疑問でした。
近頃はアフターサービスのユーザー側に立った対応というのが浸透してきていますよね。あとよく思うのが、おにーちゃん たちがやさしいこと、職業だからといっても・・・それだけではやはり「ぼろ」がでますよ・・・
私が今通っている若い歯医者さんの先生もそう!これまで 医者=こわい というものが染み込んでいますので、やさしい言葉をかけられるとおろおろしてしまいます。まあ、都会ではコンビニの軒数より歯医者が多いという事情もあり、営業的であるといってしまえばそれまでなんですが・・・・近頃の若者は・・・といいますが、「接する」ということに対してはとても素直な態度がとれようになっているのでは・・・と思いました。


そこで 今日は先回に続き 歌会始 の入選歌 より

鏡見て笑ふ稽古をするといふ仕事であればきびしからむか


歌会始

2006-01-12 19:57:18 | Weblog
今日は宮中で「歌会始」です。天皇陛下と国民が同じ題を詠い合うなんて世界でも例のないことだと思います。万葉集にも多くの民の歌がありますが、すばらしい伝統行事ですよね・・・今年の題詠は「笑み」テレビ中継はみることができませんでしたが、夕刊で皇族方のお歌から、入選歌まで読ませていただきました。入選歌はさすがに秀歌ですが、とても素直なわかりやすくて平明なものが選ばれてますよね。最年少12歳のボクの歌などもうほほえましくって・・また若い女性のはにかんだみずみずしいもの、人生を重ねた方の格調たかいお歌、など新春の国民行事に相応しいものばかりです。そのなかで感銘を深くいたしました皇后陛下の御歌を恐れ多いことですがここでまた紹介したいと思います。

笑み交はしやがて涙のわきいずる復興なりし街を行きつつ

またそれに照応するように佳作に選ばれた新潟の方の一首を掲げたいと思います。

復興を新たに誓ふ村まつり神に供する笑みし毬栗


来年の題詠は「月」です。
毎年、一応作るにはつくるのですが・・・・・

半紙に墨書しなければいけないんですよ・・・・ 


歌会の後 続き

2006-01-10 20:44:55 | Weblog
えええーーと土曜日の「歌会の後」の続きです。あそこで友達と待ち合わせ!子供の小学校のときのママ仲間!毎月積み立てして、旅行にいっています。その今年初めての集金会でした。それぞれの末の子が高校を卒業したので、今年は年2回ぐらいいけるといいねええいう話になりました。そして 第一弾!来月結氷の「華厳の滝」を見に日光へ一泊でいくことに決定・・・といっても多分滝をみにいくのは私ひとり・・・・みんなは温泉で温まっているそうです・・・私にとっては念願の結氷の滝です・・・暖冬が続いていますし、つきあってくれる人もいないけど、今回は日光まではみんなと一緒ですから・・チャンスチャンス!

さて本題 今月の「しきなみ」の巻頭のにハンセン病に苦しんだある一人の女流歌人の言葉が載っています。凄絶な彼女の人生において、短歌はすくいでありました。抜粋してみます。
  短歌には救いがある。この短い詩形に凝縮された短歌には日本人の魂のリズムがある。連綿と流れつづけていまも私たちの血のなかにある、不思議な救いのリズムなのだ

 苦悩の人生をよりよく生きようとした彼女にとって作歌は命がけの仕事だったのです。
2首紹介します。

苦しみのきはまるときにしあわせのきはまるらしもかたじけなけれ

病むために苦しむために来し世とも肯いて身に残る倖

                             津田治子

心引き締まる年頭に相応しい歌でした。