himetaku成長期

ビジネス書の書評更新中。

貴重な時間とお金を"投資"する書籍を選ぶ参考にして頂ければ、幸いです。

プロの残業術。

2009-10-29 23:13:34 | 日記
題名:プロの残業術。
著者:長野 慶太
発刊日:2009年9月1日
出版社:草思社

書籍タイプ:ビジネス書
読破時間:2.0h
ページ数:205
おすすめ度:☆☆☆☆(5点満点4点)

コメント:
 最近の流行である『残業=無駄』という概念を根本的に否定している本書。

 巷では、「ノー残業デー」が蔓延っており、『残業をする事は悪であり、効率の悪い出来ない人間の証』のような価値観が定着しつつあります。

 けれど、若い社員は仕事の時間が先輩やベテラン社員に比べて、絶対的に少ないので、仕事を覚えられません。

 企業は一時的には、労務費や人件費を削減出来たとしても、社員のスキルアップの時間を奪っている事を忘れてはいけないと思います。

 ノー残業に疑問をお持ちの方は是非、おすすめです。

目次:
 はじめに
 PART1 一流になるにはなぜ「プロの残業」が必要か?
 PART2 残業時間を「自分のための時間」に変える
 PART3 「一流の仕事」を生み出す時間外の行動力
 PART4 一段上の「イレギュラーワーク」で力をつける
 PART5 それでも残業がつらいというあなたへ
 おわりに

読書目的:
・どう残業すれば良いのか
・残業の考え方を考え直す

線を引いたポイント:
・「ノー残業」はゆとりの押し売りである。
→ゆとり教育の失敗とどう違うのか?
→役所に押し付けられるゆとりは弊害があったが、企業が押し付けてくるゆとりに弊害がないーそんなこと、だれが言えるのか?

・盗んでこそのスキルアップである。

・あなたが偉くなれるかどうかは、あなたがどれだけ時間をかけたかによる。

・同じ仕事や残業でも、仕事の意味が明確にされていて、意義が与えられていると、人間の頑張れる力はとても大きくなる

・残業時間は「意義が明らかな仕事」をする
→残業が、本当にどうしようもなくつらく苦しいものだとしたら、その意味や意義が明らかになっているか意識し直してみるべきだ。

・人にやらされている仕事はつまらない日中にまとめてしまう。

・施錠がされていないもの、アクセス権の制限のない資料は、すべてあなたがスキルを身につけ、偉くなっていくための財産なのだ。
→残業をしてそういうものを脳みそに叩き込んでいくか、それともノー残業で自分の島だけを守るか、すべてはあなた次第だ。

・あなたを苦しめるのは、時間ではなくストレスだ。

・「優先順位仕事術」は、「劣位に置いた仕事にも着手できるだけの時間的余裕があとで必ず来る」という前提条件のある人しか使いこなせない。
→「時間キチキチ」の環境が毎日続く中では、いつまでたっても優位の仕事しかする時間がなく、劣位に置いた仕事に着手するのはどんどん先延ばしになっていく。

・この国の残業論は、ノー残業で人件費を削ったある一握りの経営者が吹聴した成功体験が大いに受け、いつしか「賢い人は早く帰る」というヘンな固定観念が広まってしまったというものだ。

・できるリーダーはほぼ例外なく短気だということだ。

・人間は、与えられた時間を使いきるように仕事をする

・「考える時間」を効率化できる人はいない

・私用電話は、あなたのためにも、そして社会のためにどんどんかけたほうがいい。

・私は自分が目標としている人の椅子に座って足を組んだり、机の上で腕を組んでまわりを見まわしたりしてみようと提案している。

・外資系企業の社員がアウトプットがなぜ高いのか?
→外資系企業の社員には、秘書がつくからアウトプットが高い。
→秘書がいない我々は、残業で補うしかない。
→コピーなどの雑用は日中のつまらない時間にすませてしまい、来るべき貴重な私的残業時間には頭を使う楽しい仕事をすることにするだろう。

・三年目まではまごころをこめて指導すべきだが、四年目以降はどうせ指導しても変わらないからできる人に取り替えるべきだ

・上司が教えたいことと、あなたが知るべきことは違う
→上司が教えたいこと:指示した仕事を効率よく進めさせるための知識、あなたが知るべきこと:自らのキャリアアップにつながるプラスアルファの知識
→上から与えられた知識を吸収していればそれなりの社員にはなれる。しかし、それだけではプロにはなれない。

・戦略なき業務は共産主義のそれだ

・残業ゼロの職場でのリスクは、極端に日常業務遵守型になってしまう。

・仕事力を高める早道は、自分の仕事に対するフィードバック、つまり「自分は本当のところ、どこをどう頑張ればもっと伸びることが出来るのか」というヒントを上司からもらうことだ。

・労働時間の短縮は、誰かが病気になって熱を下げるために薬を飲もうとするのに似ています。熱を冷ますだけで病気の根源を治療しないなら、病はさらにひどくなる

・日中は直接会社の役に立ち、アフターファイブは間接敵に役に立つ。

・すべてのものに価格があるように、すべての行動に時間のコストがある。そしてコストに無関心な投資行動ほどろくなものは無いと断言できる。

・労働市場における自分の市場価値がどれほどのものかということについては関心を持っておいたほうがいい。

・見直すべきは長時間労働ではなく、業務そのものの問題の根本原因だ。

読後タスク:
・会社で閲覧する事が出来るファイルは興味を持って見る。

編集後記:
 最近は、寒くなって来ており、早起きが辛くなって、寝坊をする事が多くなりました。

 寝坊と言っても、仕事に遅れる寝坊ではなくて、本を読む時間が取れなくなるという意味での寝坊ですが…

 そんな事で、書評のアップが夜になることが増えてきてしまいました。

 もう一度気合を入れ直して、早起きをしたいと思います!!!

 気持ちを新たに意気込んでいる、HIMETAKUでした。

コメントをお待ちしておりま~~す@

意思決定力

2009-10-28 05:38:05 | 日記
題名:意思決定力
著者:本田 直之
発刊日:2009年10月16日
出版社:ダイヤモンド社

書籍タイプ:ビジネス書
読破時間:2.0h
ページ数:170
おすすめ度:☆☆☆☆(5点満点4点)

コメント:
 レバレッジ・シリーズでお馴染みの本田直之氏の著書。

 本田氏の著書の特徴である、"分かりやすさ"+"即実行出来るノウハウ"が本書では影を潜めている。

 本書を出版した後に、新しい分野である小説を出版されており、新たな世界への展開を考えているのか?今後も本田氏から目が離せません!!

目次:
 プロローグ
 STAGE1 なぜ今こそ「意思決定力」が必要なのか?
 STAGE2 大前提となる「基本ルール」を理解しているか?
 STAGE3 「情報のインプット力」を鍛える
 STAGE4 インプットした情報から、「選択肢」を抽出する
 STAGE5 「シミュレーション力」を鍛え、意思決定する
 STAGE6 意思決定で失敗しない、「リカバリー力」を蓄える
 STAGE7 毎日のトレーニングで「意思決定力」を鍛える
 エピローグ

読書目的:
 意思決定の強化方法を学ぶ

線を引いたポイント:
・意思決定をしないとは、もはや無意識に「チャンス」を見送っていること。
→将来に向けて自ら「リスク」を育てる行為である。

・意思決定力とは才能ではなく慣れの問題。

・意思決定を行う場合は、準備と根拠を徹底する一方で、「あらゆる意思決定には正解が無い」という前提できちんと答えを出す

・意思決定とは、それを行動に移してこそ、意味をなすものである。

・全面的にコンサルタントやアドバイザーに頼ってしまうとは、占いを信じ込んでいる人と似たような状態になる

・「目的観」がないのに意思決定してはいけない
→曲がりくねった道を進むときに、「右が、左か」という判断力だけ鍛えていても、最終的な目的地が決まっていなければ、道に迷ってしまうようなもの

・踏みとどまることも、時には必要である。
→「やらない」というのは意思決定をする際に絶対欠かせない選択肢だと、覚えておく。

・意思決定を行う前の準備として、情報のインプットが必要である。
→情報のインプットとは意思決定の際のリスク回避であり、意思決定力を鍛えるための日々のトレーニングである。

・パニックは、感情的な側面から問題を見ていることが原因。

・選択肢のパターン化が出来ていれば迷わない

・客観的になることは、意思決定において重要なファクターである。

・優秀な経営者で「勘が鋭い」といわれる人ほど、大胆な意思決定と緻密なリカバリー計画をセットにしている。

・失敗とは、最悪の事態を経験する練習である

・意思決定も投資と同じく、「ダメだ」という兆しを見つけたら、被害が大きくならないうちに損切りしましょう。

読後タスク:
・意思決定力を鍛える為にも、セミナー・勉強会を立ち上げる。

「優柔決断」のすすめ

2009-10-25 23:00:40 | 日記
題名:「優柔決断」のすすめ
著者:古田 敦也
発刊日:2009年10月30日
出版社:PHP新書

書籍タイプ:新書
読破時間:1.5h
ページ数:202
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)

コメント:
 元ヤクルトスワローズの古田敦也氏の著書。

 野村監督、若林監督という名監督の下で培ったマネジメントから古田流のマネジメントを模索している様が書かれています。

 本書では、現代の情報過多な頭でっかちの若手をどのように育てるかという課題について、経験をさせる必要があると説いてます。

 現代の若者は情報過多な上、優等生タイプの人が多い為に必要以上に失敗を恐れており、何か問題が起きると考え込んでしまい、身動きが取れなくなってしまう。

 こういった特徴のある若者に失敗を恐れずにチャレンジさせる為には、上司は「俺が全て責任を取る」と言った気概が必要であるとも書かれています。

 野球の内容がほとんどであるので、野球を知らない方には残念ながら理解し辛いと思います…

 優等生タイプの部下をお持ちの管理職の方に、おすすめです。

目次:
 はじめに 成功する人は優柔である
 第1章  「優柔決断」の思考法
 第2章  力の源は「負けたくない」という気持ち
 第3章  意外性にもワケがある
 第4章  やわらかな組織力
 第5章  脳を活かす「優柔決断」の活き方 茂木健一郎×古田敦也

読書目的:
・古田流のマネジメント方法を学ぶ

線を引いたポイント:
・「これでいい」と思った瞬間に、成長が止まってしまう。

・どんな状況であろうと、それが自分の与えられた環境なら、否定するのではなく、まずは謙虚にすべてを肯定してみる。

・「進化しようと思ったら必ず変化しろ」

・情報を集めることの大切さを知っている人はたくさんいます。
→実行すること、自分自身で体感することが大切。そこまでしてはじめて、優柔決断といえる。

・オリジナルは「組み合わせの妙」である

・野村監督は一般的に管理型野球と評されているとおり、完全にトップダウン型のマネジメントである。いわゆる"ワンマン型"

・野村流人身掌握術
→三流だと思ったら、無視。二流だと思ったら褒め、一流に対しては非難する。

・古田氏の考えるマネジメント
→人が育つための環境づくり

・よい結果が欲しいと思うなら、結果を気にせずいまできることに集中する。

・プレイングマネージャーに任命された時、最初に野村監督がアドバイスしてくれたもの
→「選手たちとは距離をおいてやりなさいよ」

・15秒、20秒といった短い時間の中で判断して決めるためには、やはり準備としての知識や情報の蓄積が必要である。

・バッティングのスランプを脱出する方法
→とにかくフォアボールを狙う。ピッチャーがストライクを取りに来た時のボールを狙う。
→人生でも、うまくいかないときほど、人はあがいて余計なことをしてしまう。そうではなく、じっくりと現状を見極めて、「これだ!」というときだけアクションを起こす。

読後タスク:
・何事にも失敗を恐れずに、チャレンジする。

脳が良くなる耳勉強法

2009-10-24 07:08:48 | 日記
題名:脳が良くなる耳勉強法
著者:上田 渉
発刊日:2009年6月15日
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン

書籍タイプ:ビジネス書
読破時間:1.5h
ページ数:234
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)

コメント:
 耳勉強法をすぐにしたくなる本書。

 耳を使った学習に興味を持っていたので、本書を読んで背中を押された気分です。

 耳を使った学習に興味のある方は、是非おすすめです。

目次:
 はじめに
 第1章 私たちは五感で勉強している
 第2章 音で脳の個性を活かす
 第3章 耳勉強法を始めよう
 第4章 耳勉強法を実践しよう
 付録 著者がおすすめするオーディオブック
 あとがき

読書目的:
・耳勉強の効用を知る

線を引いたポイント:
・「勉強」の4つの構成要素
(1)情報源(Resource)
(2)情報の入力(Input)
(3)情報の記憶(Memorize)
(4)情報、行動の出力(Output)

・短期記憶として保持されている情報で、「この情報は重要な情報だ」と脳が判断した場合、長期記憶に記録・保持される流れに切り替わる。
→重要だと脳が判断するには「情報が複数回入力されること」や、「色々な感覚から情報が入力されること」が必要だということが最近では言われている。

・思考はすべて「言葉」によって行われており、言葉で思考しない人間はいません。
→「言葉」で思考する時に働く感覚は聴覚である。

・目を鍛えて速読をマスターするのは大変だが、耳を鍛えて速い音声を聴き取るのは楽である。

読後タスク:
・過去の名著は、オーディオブックでチェックする。
・中小企業診断士の学習を耳学習で行う。

成功は一日で捨て去れ

2009-10-23 23:06:17 | 日記
題名:成功は一日で捨て去れ
著者:柳井 正
発刊日:2009年10月15日
出版社:新潮社

書籍タイプ:ビジネス書
読破時間:2.5h
ページ数:237
おすすめ度:☆☆☆☆(5点満点4点)

コメント:
 ファーストリテイリング社会長兼社長の柳井氏。

 不況の中でも最高益を達成したユニクロの成長と挑戦を学べます。

 フリースの大流行、農業への参入、柳井会長の社長復帰、ヒートテック・ブラトップの大ヒット、バーニーズ買収失敗、H&Mの日本襲来…

 さまざまなメディアで報道されたユニクロの話題の裏側も盛り込まれています。

 「安定志向」が会社を滅ぼすー

 頭では理解していても、行動に移せずに「まぁ、いいか」といつもと同じように仕事をこなしてしまう。

 サラリーマンの耳の痛い所を見事に指摘しております。。

 経営とは、何かという事も柳井流の答えが本書には詰まっております。

 管理職のみなさん、一般社員のみなさん、独立を考えているみなさん、必読です。


目次:
 はじめに
 第1章 安定志向という病
 第2章 「第二創業」の悪戦苦闘
 第3章 「成功」は捨て去れ
 第4章 世界を相手に戦うために
 第5章 次世代の経営者へ
 おわりに

読書目的:
・ユニクロ快進撃の裏側を学ぶ
・柳井流の経営術を学ぶ

線を引いたポイント:
・最近は「成功」というものを取り違えている人が増えた気がする。
→本当は大した成功でもないのに、自分が相当大きなことをやり遂げたような錯覚をしている。
→決して「成功」と呼ぶべきものではなく、むしろ「成功という名の失敗」をしてのではないだろうか。

・ちょっとした成功なら、すぐに捨て去るぐらいの強い意志が必要だ。
→小さな成功だけで満足してはいけない。

・「成功」は、そう呼ばれた瞬間から陳腐化していくものだ。

・ちょっとした成功は満足に通じ、満足はやがて安定志向につながる。
→あらかじめ計画する安定成長などはありえない。

・会社というのは、何も努力をしなければつぶれるもの。
→常に「正常な危機感」をもって経営しなくてはいけない。
→「現状満足」は愚の骨頂である。
→常に改革し続けなければならない。それが出来ない会社は死を待つだけである。

・将来を決めるのは現実・現在の自らの行動である。

・「増収減益」はあらゆる面の効率が悪くなっているから起こるのだ。

・結果的に安定成長はあり得るが、最初から安定成長を望んではいけない。
→人間の成長も同じだと思うが、結果的には経営の安定成長はあるけれど、初めに高い目標を持ってチャレンジする人しか成長出来ないはず。
→最初から安定成長を考えていては成長すらおぼつかない。

・会社経営においては、会社も個人も、「成長しなければ死んだも同然だ。」と確信している。

・企業経営は、何でも実際にやってないと分からないことが多い。
→やってみて失敗だったと気づいたら、それを素直に失敗と認め、すぐに変更していけばいい。

・急成長した会社はなぜか悪者扱いをされ、何か裏があってごまかしているのではないか、という目で見られる。
→急成長が止まったときは「思い知ったか、ざまを見ろ!」といわれているような気さえした。

・単品大量生産の限界?
→ユニクロは、お客様に期待される商品をいかにタイムリーに作り、いかに適正な価格で提供するかということを努めてやってきた。その結果、お客様需要の飽和点まできた段階で売上が落ち込んだだけである。
→単品大量生産の手法の限界である、と結論づけるのはあまりにも短絡的である。

・悩むのではなく、考えて実行するのである。

・農業では、我々が今まで培ってきたユニクロのノウハウや人材が活きない。我々の強みは、繊維製品を自分たちで作って自分たちの手で売っているということである。
→その強みが活きる世界でないと、ユニクロ方式の即適用というわけにはいかないようだ。革新的過ぎて失敗した、ということなのだろう。

・今の日本の閉塞感、ていたらくの一番の原因
→国民が総じて将来に対し希望を持ってなくなっていることから発していると考えている
→精神的なものよりも物質的なものを重視し、偏重するという近年の傾向がそうさせているのではないだろうか。
→日本人の品格の衰退である。

・先進諸国のなかでは、日本人が特に、より物質的なものを求める傾向を持っている。

・サラリーマン社会の浸透というのは、自分が意思を持ってこうするのだ、というよりも、他人からこうしてくれと指示されない限り動かない、そんな思考の人が増えているKとを示している。
→それではだめだ。

・サラリーマンではなく、自分自身で考え行動する自律・自立型の社員=ビジネスマンを会社内で育成しなければ会社は成長しない。

・サラリーマン思考蔓延の根本原因は
→家庭教育でしっかりとしたしつけをしないことにあるのではないだろうか。
→ほんとうは子供なのだけれども大人の格好をしている人が増えているのではないだろうか。

・本来、仕事というのは自分で作り出していくべきものである。

・仕事のための仕事が、それも本質から遠い不要な仕事が増えていく。

・「組織が先にあってこその仕事ではなく、それぞれの仕事が順調に進むように有機的に仕事がつながった状態が組織だ」と考えなくてはならない。
→すべての仕事はお客様のために存在する。お客様の役に立っていない仕事は不要である。

・成功の復習をしても、環境が絶えず変化していく中では同じような方法では成功しない

・日本と同じ状況で、海外でも仕事が出来る。海外から来た人たちも日本で海外と同じ状況で仕事ができる。そういう会社を作ることがグローバル化である。
→おそらく日本人には一番向いていないことかも知れない。

・人は商品そのものを買うと同時に、商品のイメージや商品に付随する情報価値も買っている。

・分析結果を使って、売れることを再現するのは容易なことではない。
→人が人を好きになるのに理由はない。感情のなせる業だ。好きになった理由を並べて誰かほかの人が同じように振る舞ったからといって、その人に好かれるかどうかは分からない。

・チラシというのは具体的な商品を売るための「号外」である。
→チラシは「お客様へのラブレター」

・新聞広告やテレビコマーシャルは、たった1つの商品のアピールが企業イメージのアピール、またはその共存だ。

・「我々は本当に良い会社です」ということを伝えないと、商品だけ販売しようとしてもなかなか売れない状況になってきた。

・おそらく人間は、満たされていないことや劣等感を引き金にして頑張れるし、行動を起こそうと思うのではないだろうか。
→何もかも満たされていたり、まったく劣等感がなかったりしたら、きっと何も行動を起こさないのかもしれない。

・未完成とはいえ、ある程度成功しているとしたら、その要因は創業期から変わらない「強い思い入れ」と「継続的な勉強」なのかもしれない。

☆夢や目標について常に考え続け、繰り返し地道に実務を実行し、挑戦し続ければ夢や目標は必ず叶うものだ。

・経営はつに「砂上N楼閣」と同じである。
→油断して自己点検、自己変革しなくなったら、その時点で終わる。

読後タスク:
お客様の為に何が出来るか常に考える。