himetaku成長期

ビジネス書の書評更新中。

貴重な時間とお金を"投資"する書籍を選ぶ参考にして頂ければ、幸いです。

葬式は、要らない

2010-02-28 18:51:14 | 日記
<書籍情報>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
題名:葬式は、要らない
著者:島田 裕巳

<読書記録>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
読破時間:2.0H
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)

<読書メモ> ★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

・高野山は真言宗の総本山だか、その奥の院に葬られた弘法大師・空海は、
 まだ生きているとされている。

 →今でも高野山の僧侶達は一日に三度、弘法大師のもとに食事を運ぶ。

・葬儀費用の全国平均は231万円である。

 →葬儀一式費用(葬儀社へ支払うもの)が142万3000円
  飲食接待費用(料理屋、香典業者などへの支払い)が40万1000円
  お布施・心付け(寺などへ支払うもの)が54万9000円

 →地域格差が大きく、四国が全国最低の149万5000円であるのに対して、
  もっとも高い東北は282万5000円で、四国の倍である。

 →231万円は世界と比較しても、飛び抜けて高い。
  1990年代の前半、アメリカの葬儀費用は44万4000円、イギリスは12万3000円
  ドイツは19万8000円、韓国は37万3000円

 →しかも、日本人の葬儀費用は昔に比べて上昇している。
  1992年では226万1000円、1995年では215万5000円であった。

・葬式は決して喜ばしい場ではない。その点で、贅沢をすべきではないはずである。

・葬式が簡略化され、近親者中心に変化したのは、故人の高齢化によって故人を知る
 参列者が減少したことが、もっとも大きく影響している。

 →しかし、葬式に参列するのは、故人を直接知る人だけとは限らない。故人を知らない
  遺族の関係者の参列も決して珍しくない。

 →葬式には、故人の死を悼むとともに遺族を慰めるという役割もあるからだ。

・今日の仏教は「葬式仏教」と言われるように、死者を葬ることを第一の使命にするが、
 飛鳥時代から奈良時代にかけての仏教は、高度な学問の体系として受容され、
 葬式仏教の側面はまったくなかった。

  →現代の人間は、とくに奈良の古寺にひかれるのも、そこから葬式仏教の臭いがしてこない
   せいかもしれない。

・現世において豊かで幸福な生活を送った貴族たちは、死後もその永続を願い、
 現世以上に派手で華やかな浄土の姿を夢想した。

 →ここにこそ日本人の葬式が贅沢になる根本的な原因がある。

・葬式は、故人の人生を直接に反映する。

 →成功者にはそれにふさわしい葬式が不可欠だという思いが、成功者の葬式をひどく贅沢なものに
  仕立て上げていく。

・「戒なき坊さんから戒名を受けるという根本矛盾だ」と神宮寺の住職、高橋卓志は述べている。

 →日本の僧侶は妻帯し、酒も飲む。どちらも五戒によって戒められている。

 →僧侶が破戒の道をたどっている以上、戒名を授けることなどありえないのに、現実は、葬式の際に
  僧侶による授戒が行われており、これは極めて矛盾したことだ、と言う

・戒名はあくまでも出家者のためのもので、一般の俗人が授かるものではない。

・サラリーマンには子孫に残せるものはほとんどない。あるとしたら自宅だが、一般のサラリーマンが
 買える家は、他人に誇れるほど立派な屋敷ではない。そんなサラリーマンにとって、自分が生きた証
 として残せるものは案外、戒名に限られるのかもしれない。

 →都会における院号のインフレ化の背景には、そうした都会人の欲望がからんでいる。

 →1995年、寺院に対して63万7900円が支払われ、そのうち戒名料は40万2400円だった。
  2001年、寺院に64万2700円が支払われ、戒名料は38万1700円だった。

 →1990年代後半、不況が深刻化し、戒名料は少し下がったものの、寺院への支払額全体は増えている。

 →近年では、物価が下落する年も少なくなく、全体として物価水準はそれほど大きくは変わっていない。
  そんななかで、布施の額は確実に上昇し、不況下でも高値で定着してしまったのだ。

・結婚式の場合には、結婚情報誌『ゼクシィ』の2009年調査では、その費用の総額は433万2000円である。
 これは新婚旅行や土産の費用が含まれるが、それを除くと367万9000円である。

 →葬式費用の全国平均は231万円だから安いが、結婚が二人のためと考えれば、故人一人のための葬式
  のほうが金がかかることになる。

・一般に一つの寺を維持していくためには300件の檀家が必要だと言われる。1年間に営まれる葬式の数は
 およそ檀家数の5パーセント程度である。

 →日本消費者協会による2007年の調査で明らかになった戒名料を含む布施の全国平均、54万9000円を
  掛けると、823万5000円が年間の収入である。

・火葬することが贅沢だという見解もある。

 →火葬するには石油やガスを使うので、二酸化炭素を排出することにつながる。

 →これから死者の数が増えていけば、排出量は必然的に増える、だったらその削減のためにもう一度
  土葬に戻した方がいいのではないか、宗教学者の山折哲雄氏は提唱している。

★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

<コメント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

みなさんに是非読んで頂きたい文章が最後にあったので、『読書メモ』でなくコメントに

掲載します。少し長文ですが、是非お読み下さい。




『大往生できるということは、本人にとっても、残される家族にとっても、一番の幸福であると言える。

故人を弔うための場に集った人のなかに、故人はもう十分に生きたという思いが生まれるものであるなら、

死をことさら悲しむ必要はないし、むしろ、故人が立派に生き抜いたことを素直に喜べばいい。

そんな葬式なら無用とも言えない。

そこで、涙と笑いが交錯することになる。

どんな葬式でも、会葬者同士が久しぶりに再開する場面がよく起こる。故人の死が、長く離れていた生者の

再開をとりもつことになる。それも故人の功徳であり、遺族や参列者はその恩恵を被ることができる。

一人の人間が生きたということは、さまざまな人間と関係を結んだということである。

葬式には、その関係を再確認する機能がある。その機能が十分に発掘される葬式が、何よりも一番好ましい

葬式なのかもしれない。そんな葬式なら、誰もがあげてみたいと思うに違いない。

最期まで生き切り、本人にも遺族にも悔いを残さない。私たちが目指すのはそういう生き方であり、死に方である。

それが実現されるなら、もう葬式がどのような形のものでも関係ない。

生き方とその延長線上にある死に方が、自ずと葬式を無用なものにするのである。』




みなさんはどのように感じたでしょうか?

是非、みなさんの感想を教えて下さい。

<編集後記>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

最近、仕事の関係でネットワーク関連の勉強をしています。

全く素人なので、入門書を2冊買ってきて、時間がある時に蛍光ペンで線を引きながら読んでいます。

専門書を読んでいると、中小企業診断士の1次試験科目である『経営情報システム』で勉強した内容が載っていました。

試験勉強では、知識を『暗記』するだけですが、仕事で必要になると『暗記』だけではダメで、

『理解』して『使えないといけない』ので、正直大変です…
 
『知っている』と『出来る』『使える』では、大きな違いがあるんだなぁ~と改めて思うhimetakuでした。

<お知らせ>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

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 もちろん、コメントでもOKです。

【特別編】春季投資セミナー

2010-02-27 17:39:50 | 日記

いつも『himetaku成長期』を読んで頂き、ありがとうございます。

私の拙いブログが少しでも皆様のお役に立てていれば、何よりです。

ところで、ブログのタイトルを『himetaku成長期』としている割には、

これまで書評ばかりを書いておりました。

『成長する』方法は読書以外でもある訳で、今回は特別編として

本日参加したセミナーの内容を掲載しようと思います。

こちらも皆様のお役に立てば何よりです。

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イベント名:『平成22年 証券知識普及プロジェクト 春季投資セミナー』
開催日:2010年2月27日
主催:日本証券協会

イベント種別:講演会
感想:☆☆☆☆(5点満点4点)

講演内容:
 1.『お金で苦労する人、しない人』 作家 中谷 彰宏 氏
 2.『知って納得!証券投資のポイント』 資産運用コンサルタント 逢坂 ユリ 氏

メモしたポイント:
・お金の勉強をする目的は?
 
 →お金持ちになる為ではなく、お金で苦労しない為。

 →お金から自由になる為。

・お金で苦労する人の性格

 →1.プライドの高い人
  2.頭が固い人
  3.意思が弱い人
  4.まじめな人

☆お金は常識的にしか動かないのに、お金は常識を忘れさせる。

・健康運と金運は連動している。

・中国の住宅価格が高騰している。

 →中国人は、比較的短期に転売する。(中国政府が突発的にルールを変えるから)

 →転売したお金は、香港に流れて、2009年にはマンション1部屋に54億円の値がついた。

・EUの中で優等生であったドイツも、日本と同様に深刻な不況に陥っている。

 →日本と同様に、自動車(高級車)の輸出が不調である為。

・世界の借金大国のベスト3に日本が入っている。(1位:ジンバブエ、2位:日本、3位:ジャマイカ)

 →借金を減らす方法は2つある。インフレ or 戦争である。

・日本には、3D不況に陥っている。(デフレ、ドル安円高、政治の混迷)

感想:
 作家の中谷彰宏氏は、大学生の時に独特の文章感にはまってしまい、読み漁っておりました。

 いつか逢いたいと思っていた人の中の一人だったので、感激しました。

 中谷さんの語り口は独特で、誰も真似が出来ないような間の取り方でした。

 参加者にご年配が多かったので、意識的に話すスピードを落とされていたのかも知れません。

 久々に、中谷氏の作品を読みたくなりました。また、書評を書かせて頂きたいと思います。

編集後記:
 今回は特別編として、セミナーの内容を記事にしてみました。

 これまで何度かセミナーを受講した事がありましたが、"学び"や"気づき"が書籍に比べて

 少ないなぁと感じており、積極的には参加しておりませんでした。

 基本的に、書籍を出されている方は書籍にその人のエッセンスが入っているので、

 お話を改めて聞きに行こうと思わないので、今後は出版されていない人のお話を

 を聞きに行こうと思うhimetakuでした。 
 

知識は捨てる!

2010-02-24 06:59:10 | 日記
<書籍情報>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
題名:知識は捨てる!
著者:川井 かおる

<読書記録>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
読破時間:2.0H
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)

<読書メモ> ★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

・過去は過ぎ去ったこと、未来は未だ来ぬこと。確かなのは、今しかない。
 今できることに全力で集中していれば、その瞬間には、こだわりや執着はありません。

 →どんな場合でも、今、出来ることがあるはずです。過去や未来に拘るより、
  今に集中する方が何倍も生産的な生き方ができます。

 →今、ここに集中する。この繰り返しこそが、人生の生産性を高め、幸せな人生を創り上げます。

 →過去、変えられない。未来、決められない。だから、今。

・他人に依存していない人間は、他人を思う通りに動かそうなどとすることなく、他人に振り回される
 ことはありません。自律している人間とは、自分に依存している人間です。

・数値化は人間の商品化です。
 
 →商品としての価値を高めようと、数値を目標とし数値だけにこだわるほど、己の数値を上げるために
  他人への思いやる心がなくなってしまいます。それでは人間らしさを失ってしまいかねません。

 →人間は商品ではないのです。

・三歳の子供は、「落ち込む」と感じることはありません。なぜなら、「落ち込む」という言葉を知らないので、
 落ち込むという概念がないのです。

 →知らないということは、その言葉に関する概念がないということ。したがって、幸福でないからといって
  苦しむこともないのです。

・潜在意識には、顕在意識を凌駕する強い力があります。意識は、無意識にとてもかないません。

 →個人の意識改革と言われていることの中身の本質は無意識改革です。

★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

<コメント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

情報断食を薦める著者。

人間の個性は、1人1人違うのに「頑張らなければならない」「変わらなければならない」等、

まるで答えが1つしかないような知識や解釈が世の中には溢れている。

みんなそれぞれ違った強みがあるのに、みんなが同じ土俵で相撲を取ろうとしている。

私自身も「変わらなければ…」に振り回されている気がします。

世の中の常識や先入観 ―「変わることが正しい」― を疑わう余裕を持たないといけません。

<編集後記>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

昨年の6月~8月にかけて、これまでの人生で一番勉強したんではないかというくらい、

診断士の勉強に励みましたが、結果は合計点に3点足らずに不合格。

試験は残念な結果になってしまいましたが、素晴らしい仲間と出会う事が出来ました。

例えば、診断士試験の受験申し込みを忘れていて、締め切りの前日に教えてくれたのが仲間でした。

もし、あの時に1人で勉強をしていたら、受験すら出来なかったかも知れません。

また、コンサルの大先輩からは私の「コンサルになりたい」という話を、親身になって聞いて頂いて

本では学べない現場の生の情報を沢山教えて頂きました。

2009年は仲間に助けて頂いた素晴らしい1年でした。

そこで出会った仲間とは、現在勉強会を月に一度開催しており、私自身にとって非常に刺激の

多い重要な時間になっています。

勉強会での宿題はほとんどやっていっていません(いつもすいません…)が、私が勉強会に入る事で

少しでも仲間にとっての"気づき"が産み出されたら、恩返しになるのかなと(自分勝手に)思って参加しています。

そして、このブログも診断士の勉強で力を貸して頂いた仲間への感謝と恩返しの意味が含まれています。

診断士の勉強で知り合った仲間は、利害関係は全くなく、ただ同じ資格に向けて頑張っている

という理由で、助けて頂いたり、力を貸してくれました。

同じように、私も読書が好きな方へ少しでも役立つような情報を提供したいという思いで本を読んで、

拙い書評を書いております。

先程も述べましたが、2009年は助けて頂いた1年でした。

2010年は誰かの力になれるような1年にしたいと思います。

出勤前の朝6時、マクドナルドで気持ちの高ぶりを他のお客に気付かれないようにブログを更新しているhimetakuでした。

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「カレーライス」の方程式

2010-02-19 07:57:47 | 日記
<書籍情報>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
題名:「カレーライス」の方程式
著者:古市 幸雄

<読書記録>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
読破時間:1.5H
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)

<読書メモ> ★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

・あなたが「やりたい」とか「なりたい」と考えられることは、実現可能なのです。

 →つまり、あなたが実現することを想像できる事は、実現可能なことが多いのです。

・カレー作りで何カレーを作るかを決めることが絶対条件であるように、
 あなたが夢や目標のために動き出す際に、その目標や目的を明確にすることは絶対条件です。

・大人になってから大切なスキルのひとつは、「考えること」

・あなたが本当に欲しい物を手に入れる努力をしないで、またはそれを手にすることをあきらめて、
 目先のさほど欲しくない物を手に入れて、自分をごまかしている場合じゃありませんよ。

・必要条件がすべて揃っているにもかかわらず、勇気がないために夢や目標を実現できない人たちが沢山いる。

・やる気が出ない人は「やりたくない人」なので無理に夢や目標を追求する必要はありません。

・あなたの夢や目標を実現するために必要な知識、スキル、資格を取得するには、何を支払うのか?

 →努力です。お金では支払えません。お金はあくまで、これらの手段を手に入れるために必要ですが、
  それだけのものです。

 →お金ではあなたの夢や目標の実現は買えないのです。

・例えば、あなたの夢や目標を実現するのに毎日2時間勉強する必要があるとします。

 →そうしたら、あなたの夢や目標が実現するか、しないかは考える必要がありませから、ただ淡々と
  2時間の勉強を続ければ良いのです。

・細かい積み重ねが中~長期的に、あなたの夢や目標の実現を大きく左右することを肝に銘じてください。

・モチベーションが常時高い人はいません。

 →「自分自身のためではなく、自分以外の誰かのためにやる」というモチベーションが強力である。

・あなたの大きな夢や目標の実現も細分化すれば、今日1日実行することの積み重ねでしかありません。

 →別の言い方をすると、夢や目標の実現のために、するべきことを習慣化して、それを毎日続けられるかどうか
  にかかっています。

★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

<コメント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

『「1日30分」を続けなさい!』でお馴染みの古市氏の著書。

夢や目標を叶えるプロセスを、カレーライス作りに例えている。

そこで、語られているのはレシピの大切さである。

昔は、日本でもレシピを手に入れる事が出来ずに「士農工商」と

決まった職業しか就けなかったが、現在では職業を自由に選べる。

世界の中でも豊かで自由な国に生きているのに、夢や目標に向かって

努力しないのはもったないと思う。

<編集後記>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

最近、仕事が忙しくなったのとスポーツジムに通い詰めで勉強に時間を使っていない気がします

週末に勉強会があるのに、課題に手をつけていません… 

しかも、今晩は先日『編集後記』で書いた先輩の送別会です。

本当に、マズイです。。

まっ!何とかなるか。

「ちょうど良かった!もう一度、生活の見直しをしよう」と前向きに考えるhimetakuでした。

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知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術

2010-02-16 06:42:59 | 日記
<書籍情報>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
題名:知的生産力を鍛える!「読む・考える・書く」技術
著者:午堂 登紀雄

<読書記録>+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
読破時間: 2.0H
おすすめ度:☆☆☆(5点満点3点)

<読書メモ> ★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

・書く力というのは、経験や情報という目に見えない素材をベースに価値を生み出す、
 現代の錬金術とも言える。

・アウトプットの質を決めるのは、自分自身の成長と経験にかかっています。

・書評をあてにして本選びをしているようでは、本選びの眼力が衰える。自分の直感と感性で選び、
 それがよかったのかそうでもなかったのか、そういう試行錯誤を繰り返して本選びの力が養われる。

 →話題につられてベストセラー本を買うのは、消費者のすることであって、表現者のすることではない。
  クリエイターは、自分の感性で本を選ぶものだ。

・オリジナリティとは、誰も思いつかないことを発想することではなく、同じものを見ても違う発想ができる
 ということだ。

・アウトプットが増えれば増える程、インプットが増える。

・アウトプットの量 = 考えたことの量

・お金はなくなっても稼げばいいけれど、経験はなくならないし、どんどん蓄積され、
 ほかの情報と化学反応を起してくれる。

・頭で書いた文章は、読者の頭に届く
 心で書いた文章は、読者の心に届く
 魂で書いた文章は、読者の魂に届く

・出版こそ、普通の人がワンランク上の世界を手に入れる、最強最速の手段

・本業に打ち込んでこそ、ビジネス書のコンテンツになる

★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆-★-☆

<コメント>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

「知的生産力」とは「情報をお金に換える力」であり、ブログやメルマガの発達により

「書くこと」の重要性が高まっている。

確かに、ブログやメルマガの発行数は爆発的に増えており、文字情報に触れる機会も

以前に比べて増えていると感じる。

また、仕事においても「書くこと」の重要性が高まっていないだろうか?「書くこと」や

「伝えること」で仕事の良し悪しが決まってしまう。

また、アウトプットが増えれば増える程、インプットが増えると言うのもうなずける。

頭の中を空っぽになるくらいアウトプットしてからでないと、インプットは出来ないのであろう。

<編集後記>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
 
ブログの更新を1週間以上サボってしまいました。すいません…

風邪をひいてしまい熱が39.0度まで出て、体調を崩しておりました。

体調を崩している時に、本を読もうとすると、更に熱っぽくなってしまってダメダメでした。

皆さんも、体調を崩した時は頭を使うような事は止めておいた方が良いですよ(当たり前ですよね!)

<お知らせ>++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

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