京都walker

「京都」の街を歩いて、歴史・文化を楽しむBLOGです。

新幹線で名古屋へ

2004-10-31 22:14:36 | My Life
今日は用事で朝から名古屋へ。ということで相棒ベガとの朝の散歩が夜明け前になりました。5時過ぎにフリースを着込んで、まだ寝ていたベガを起こしてあくびをしながらの散歩です。この季節この時間帯は真っ暗(黒犬ベガは闇夜にからす状態)特に住宅街では。大通りに入ると吉野家、ファミマの明かりでほっと一安心。ひとつの灯りのありがたみをふと感じてしまいました。眠そうなベガは散歩の後もう一度玄関に入れて今日は留守番を頼みました。
 京都からは新幹線で名古屋へ出発。いつもの出張と違って今日は天気も回復して何となく行楽気分で車窓をじっくり眺めていきました。新幹線は途中、私の田舎の滋賀を突っ切っていきます。いつもあまり気付かない風景の中を・・・
・湖西の山々・・・琵琶湖の向こう岸の山(比良山か)が今日は雲の中に遠く望めました。
・瀬田川・・・滋賀に入ってすぐ目に入る緩やかな流れの川です。近くに源氏物語で有名な石山寺があります。
・近江八幡・・・豊臣秀吉の甥の秀次が築いた城下町。近江商人の町として有名です。
・愛知川・・・この川をず~っと遡って鈴鹿山系の麓が私のホームタウンです。
・豊郷小学校・・・有名な建築家ヴォーリズ設計の昭和初期の建築。最近解体問題でもめてましたがしっかり存在してました。
・彦根城・・・大老井伊直弼のお城。天下の名城です。
・米原駅・・・滋賀県で唯一新幹線の止まる駅。また北陸線の起点で、私の金沢での学生時代はここから金沢へ出発です。
・伊吹山・・・滋賀と岐阜の県境の山。滋賀の最高峰です。
車窓を眺めている間に、35分位で名古屋到着です。新幹線はほんとに早いですね。

第16話 嵯峨野 祇王寺

2004-10-30 23:51:40 | 京都歴史・文化
 鳥居本の町並みを後に南下し、大覚寺行きの分岐を越えてさらに下り、道しるべに従ってメインストリートから右折して山の中へ入ると、祇王寺が静かな佇まいを見せてくれます。
 平家物語に綴られた白拍子「祇王」の悲しい話に誘われて、この尼寺を訪れる女性が多いらしいです。私はここは門前散策で失礼したんですが、紅葉の季節には緑の苔の上に真っ赤な絨毯が敷き詰められる風景が絶景だとか。写真の苔むした山門が哀愁を漂わせている古寺です。
 この辺りまで歩いてくるとだいぶ人も多く、にぎやかになってきますね。汗もでてきて上着を取って元気を出して嵐山に向かいましょう!


第15話 嵯峨鳥居本~茅葺き屋根 

2004-10-30 00:01:38 | 京都歴史・文化
 愛宕寺から少し下って、一の鳥居まで来ると茅葺き屋根の懐かしい家並みが見えてきます。ここが鳥居本で古くからの街並みを保存している風致地区です。
 平野屋(よく雑誌に載っています)、写真の「つたや」という鮎料理の店・・・あとは小さな土産店や資料館が並ぶ昔懐かしい雰囲気にひたれるストリートです。室町時代からの町だそうで愛宕寺の門前町になっています。住むには不便なところですが、京都の町家と同じく後世にに残していって欲しい「日本の原風景」ですね。私も根が田舎ものなんで妙に落ち着きました!!

第14話 嵯峨野 愛宕寺

2004-10-28 00:11:48 | 京都歴史・文化
京都清滝の手前にあるお地蔵様がたくさんのお寺。愛宕(おたぎ)念仏寺とも呼ばれています。
 仁王門をくぐって右上方への石段を登ると途中の斜面にぽつりぽつりとお地蔵様の姿が現れ、本堂の前に行くと、山肌の壁面一面におびただしいお地蔵様。正確には羅漢像とも言うらしいのですがお地蔵様との差がよく分かりませんのでまた調べるとして笑った顔、怒った顔、すました顔、…1200体もの数だそうです。圧倒されますね。添付の写真はた~くさんの中から見つけたホッとする2ショットです。
 帰りがけお寺の入り口掃除中のおばちゃんに嵯峨野行きの道を教えてもらいました。親切に教えていただいた後、「今年は紅葉はいまいちかもしれんね。もっと冷え込まんと綺麗に紅葉しません。」とのこと。ゆっくりと愛宕寺参りの後は下り坂を降りて鳥居本の街並みへ・・・。(つづく)
 ☆愛宕寺=京都バスで京都駅72番乗り場の嵐山・清滝方面乗車。(「愛宕寺」バス停下車。周りにはこのお寺しかありません!

第13話 京都・嵯峨野めぐりダイジェスト

2004-10-24 20:38:55 | 京都歴史・文化
今日は朝から快晴の日曜。京都遠征に行ってきました。紅葉前ですがいざ嵯峨野へ…
 最後に嵯峨野を歩いたのはいつだったかな~と思い起こすと…高校生の時に学校から行って以来。遠すぎる過去ですね。今回少し作戦を練って行って結構うまく嵯峨野を回ることが出来たんでポイントをば紹介しておきます。
 勝因は一番北(標高も高い)の愛宕念仏寺から嵐山に向かったこと。(重力に逆らわず上から下が良いですよ!)一般には嵐山側の野宮神社から行かれるようですが登りが大変そうでした。
(1)京都駅から京都バス(市バスではないです)72番で清滝行きバスに乗って「愛宕寺」で下車。・・・ほとんど山奥。下車は私一人でした。
(2)愛宕(おたぎと読みます)寺に拝観・・・すごいたくさんの地蔵様に圧倒されます。
(3)鳥居本 町並み保存地区を散策・・・茅葺きの家とか雰囲気goodです。
(4)嵯峨野寺社群の「門前」めぐり・・・有料ばかりなんでとりあえず門前を散策し雰囲気を味わう。(化野念仏寺、祇王寺、二尊院、落柿舎)
(5)常寂光寺拝観・・・紅葉で有名と言われるここはちゃんと中まで入って参拝。楓、苔・・・もう少し秋が深まったら紅葉でたぶん綺麗に染められるお寺でしょう。しっとりした雰囲気ですね~。
(6)竹のトンネル通り抜け・・・圧倒されますよ~!
(7)野宮神社、天竜寺をさっと見て、嵐電(京福電車)で四条大宮へ。・・・この電車に乗るのも今回の楽しみでした!
 その後は、四条大宮でランチ、六角堂にお参りして、三条通りぶ~らぶらして、今日の嵯峨野めぐりはおしまいです。詳しい内容はまたゆっくり書いていきます。楽しい一日でした。

第12話 絶景かな!南禅寺

2004-10-23 23:23:29 | 京都歴史・文化
哲学の道を終え、さらに南に進むと、紅葉で有名な「永観堂」が左手に見えます。一度は入ってみたいとは思いながら、拝観料高くて未だ入らず。未知の領域です。
 さらに南に足を運ぶと右手には湯豆腐のお店が見え始め、左手に京都五山のひとつに数えられる臨済宗南禅寺派の大本山”南禅寺”があります。 日本三大門のひとつで有名な三門は、2層からなり高さ22mもあり、歌舞伎の中の石川五右衛門のセリフ、「絶景かな、絶景かな」で知られる所です。庭園拝観などを除けば境内はフリー。自由に参拝できるんで私もよく訪れます。
 紅葉の季節は境内の紅葉が真っ赤になり、三門から観た庭、三門をバックにした庭・・・どれも豪快な紅葉です。(写真は昨年の紅葉です。あしからず!気に入っているショットなんで紹介します。)但し、京都観光の定番のため、混雑は避けられません。タイミングを見計らった拝観を!

☆臨済宗南禅寺派の大本山で、正式には瑞龍山太平興国南禅禅寺。1291年(鎌倉時代)、亀山法皇が無関普門禅師(大明国師)を開山に迎えて開創。

第11話 紅葉・白塀・安楽寺

2004-10-22 23:58:07 | 京都歴史・文化
法然院を後にして、再び哲学の道の東側の通り「隠れ道」を南へ。しばらく行くと左側にひっそりと「安楽寺」。
 写真は2003年12月の晩秋のものです。隠れ道から程良い石段の先にこの山門があります。石段に積もる紅葉、茅葺きの屋根、クッキリと白い塀、背後の東山の峰…とても絵になる京都らしい景色ですね。何度も雑誌の表紙になったそうです。
 このお寺は、法然上人が約800年前に弟子(安楽上人、住蓮上人)の菩提を弔ったお寺で1681年に現在地に本堂が移されたものです。境内は有料ですので、この有名な山門だけの拝観とさせていただきました。
 前回の法然院に続き今回の安楽寺も、小ぶりですがセンスが良く、シンプルで見る人を清々しい気分にさせてくれる点で共通点があります。ひと秋に一回は訪れたい・・・そう思いました。今年はどんな景色をみせてくれるでしょうか?

ワインいただきました!

2004-10-20 18:15:13 | My Life
 「コンニチワ!」と先日ドイツからエンジニアのMさんが出張で来日され、ご丁寧にお土産にワインをいただきました。
 仕事の関係で初めてお会いしたのが9月。その時、食事に私のお気に入りの海鮮炭火焼きの店に招待したお礼とのこと。礼儀正しい方ですね~。Mさんはビールの本場ドイツ人だけあってビールは底なしで、日本の生ビール(モルツでしたが)が泡まで美味しいと私の3倍のピッチで飲んでました。様子が分からない異国の地で楽しく食事していただけ私も楽しい時間を過ごせました。はい。
 大事な会話だと大変ですが、こういった場での怪しい片言の英語での話は結構楽しいものです。京都の話題なんかを話すと結構海外の方は興味も持ってくれますし・・・。
 ということで、ビールがワインに化けてくれました。有り難くいただきま~す。「Danke schoen!」
(PS) テンプレートを代えてみました。色使いが良かったのと、美味しい食事、コーヒーを楽しめて、このBlogを書き込める場のテーブルのイメージです。今後ともよろしく。




台風23号来襲!

2004-10-20 17:12:57 | My Life
 今年10個目の台風上陸です。関西には今日の夕方から夜にかけて再接近です。今年は日本の上に台風のレールが敷かれたようにぴったり日本列島に照準を絞ってやってきますね。
 で、会社も今日は午後に大雨暴風警報が出た時点で退社指示が出て、風の中かなり早めに帰宅しました。(少し得した気分?)会社からこのような退社勧告がでたのも今年3回目。すごい年です。帰り道では、久々に身の危険(傘が飛ばされる!)を感じるくらい強烈な風雨でした。みなさん大丈夫でしたか?今は雷も鳴っています。PC使っていて大丈夫?
 これから台風を迎える方々、ご注意を!

秋の夜長に音楽を♪

2004-10-17 00:53:51 | 映画・音楽
私のBlogのカテゴリの映画・音楽が未投稿だったんで初めて音楽ネタを書いてみます。
 仕事上、オーディオ関係の仕事をしていたこともあり、音楽は大好きです。○年前はちゃんとオーディオシステムを組んで「音楽はHiFiやないとな~。」と楽しんでいました。オーディオ技術もどんどん進んでLPレコード、FMエアチェックの時代からCD、DVDオーディオ、iPod・・・と時代は変わっていますね。でも音楽は人を楽しくさせてくれたり、和ませてくれたり、励ましてくれたり・・・永遠のエンターテイメントです。
 色々なジャンルを聞きますが、秋の夜長にはのんびり心が落ち着く音楽はどうでしょう?今聴いているのは大貫妙子さんのベスト版。ちょっと古いですが、「dreamland」「夏に恋する女たち」・・・。「dreamland」は以前飛行機で仙台に出張に行ってた時「ANA”飛遊人」のテーマソングで良く聞いて印象に残っています。ここで視聴出来ます・・・http://www.toshiba-emi.co.jp/onuki/bio/index_j.htm