諦めかけていたけれど・・・見えた!
会津のマッターホルン「蒲生岳」に挑戦(2015.9.26)
「その1 久保登山口から」の続きです。
分岐から鼻毛通しコースへ 10:32
滑落注意!
個人的に予習してチェックしておいた、問題の岩壁のトラバース地点。
(この場所だけではありませんが・・・)
赤いペンキで足を置く場所がマークされているので、それほど苦労無く通過。
が、その難所を通過したとたんに小雨が降り出し
すぐに何人も雨宿りができそうな鼻毛通し。
鼻の穴?の中を通り抜けるのかと思っていたけれど違いました。
鼻毛通しがガスに霞む。
こちらはロープを伝ってのトラバースをクリアしてからの画。
なんだかこんな急登でも辛いというより楽しいんです。
「地元の人が30mの深さまで入って調査したが、それから下はわからない」
風穴 10:54
なんとなく冷たい風が吹き出す風穴を過ぎると雨が止み・・・
いよいよ最後。
岩場から見上げれば山頂標識が。
蒲生岳山頂(標高828m)到達! 11:02
こだわっているわけではないけれど・・・
これで新たに東北百名山・うつくしま百名山を1座。
三角点はありません。
今回はガスガスなので、展望はお預けだと思っていたんです。
山頂部は鋭峰にもかかわらず意外と広くて、18名でも余裕あり。
方々に陣取ってお昼ご飯、その最中でしたが・・・
上空に広がる雲の隙間から太陽が出てきたので、食べかけのオニギリをほったらかしに。
東側の山肌。
南側の柴倉山と・・・待ちます。
只見の町並みと田子倉ダムまで。
が、すぐに薄雲に覆われてしまいスッキリ見えたのはたった1分間だけ。
できれば会津朝日岳とか浅草岳とか、笠倉岳のトンガリも見たかった (T_T)
オニギリの残りを食べたら休憩終了。
集合写真を撮影後に、鼻毛通しコースで・・・
下山開始 11:50
下りは登りよりも時間をかけて慎重に。
ロープや鎖待ちの間が撮影タイム。
直下に会津蒲生駅と・・・
もしかすると右上に写っているのは浅草岳?じゃないな。
只見川に架かる国道252号線の蒲生橋。
うん、下に見えるのは鼻毛通しの上に生えていた木だ。
要害山手前、右側から只見川に合流してくる叶津川を上流に向かえば八十里越。
そして・・・
国道252号線(沼田街道)と国道289号線(八十里越)が合流する付近に、
叶津番所(旧長谷部家住宅)と旧五十嵐家住宅が。
会津塩沢駅付近。
帰りに寄岩橋から見えた蒲生岳がまた格好良かった。
鼻毛通しにデジャヴ。
そういえば霊山の親不知子不知から見る護摩壇に似ているような?
余談ですが・・・
霊山の紅葉が見頃になった(NHKの紅葉情報では色付き始め)らしいので明日登ってきます。
でも、イベントや記念バッジを貰えるのは来週の日曜日(10月25日)なんだよな~。
鼻毛通し 12:18
「昔、この穴の西側に生えた松が穴を通って東側に其の枝葉を茂らせ鼻毛のように見えたので、この名がある」
続きは・・・
会津のマッターホルン「蒲生岳」に挑戦(2015.9.26)「その3 達成感と共に下山」