この岩は鼻毛通し?
見上げる山頂はガスの中。
関東・東北豪雨の影響でクラブの山行が2回連続の変更。
9月13日の神室岳(仙台神室)登山は中止。
9月26日~27日の田代山・帝釈山登山は・・・
9月26日。
雨が降る福島市。
とある集合場所からバスに乗り出発。
東北自動車道(福島西IC)→(郡山JCT)→磐越自動車道(会津坂下IC)→国道252号線。
途中2回の休憩を挟んで向かった先は、奥会津の只見町。
会津のマッターホルンと言われる蒲生岳の日帰り山行に変更されたわけです。
途中、雨が止んでこれは!と思っていたのに・・・
雨降る蒲生岳登山口駐車場に到着。
目の前に聳える蒲生岳の山頂部は雲の中 (T_T)
※登山所要時間
久保登山コース 1.1km 1時間20分
小蒲生登山コース 1.8km 2時間00分
頂いてきたパンフレット2015年版の「奥会津の旅」や「只見線の旅」には、
「小蒲生登山口は現在登れません」と載っています。
蒲生岳山頂(標高828m)との単純標高差は468m。
それをこの雨の中1.1kmで登るわけだ (^^ゞ
ということで、前回のクラブ山行の日光白根山に続きまたもやカッパ上下着用で。
霧雲(層雲)が山を昇ると晴れ。
準備が終わると、はい雨が止んだ!
雨上がりなので慎重に行動すべしとのこと。
登山口駐車場出発 9:18
日が射し始めて「これは蒸し暑くなりそうだ」と。
2011年7月の新潟・福島豪雨で大きな被害を受けたJR只見線。
現在、会津川口~只見間は不通区間にてバス代行運転中。
西側踏切のその右手に会津蒲生駅。
久保登山口 9:25
付近は蒲生カタクリ公園として整備されているようですが、今の時期はいろいろな草花が生い茂り・・・
うん、下山してから撮ろう。
初めだけは緩やか。
が、すぐに登山道は険しさを増し・・・
登ったのは良いけれど降りられなくなるんじゃ?なんて思うぐらい。
ロープに取り付くのは1人ずつ。
なので撮る時間はあります。
蒲生川に架かる久保橋の手前、登山者駐車場には大型車3台・普通車48台駐車可能。
国道252号線を挟んだ向かいにある蒲生集会施設「雪の里」には「さわやかトイレ」あり。
?
傾斜が緩んだところで・・・
後続待ち。
もう線路が見えなくなるぐらい草が茫々と生えて・・・
その蒲生トンネルの向こうの山は、只見四名山(要害山・蒲生岳・会津朝日岳・浅草岳)のうちの要害山。
(↑リンクは只見町HP)
山頂までちょうど半分、あと550m。
夫婦松 10:00
やっぱり後続待ちの間に・・・
あらら。
ここから上がガスガスなのね。
ならば景色よりも花を撮ろう。
あとで花の名を調べるために、
花だけではなく葉も撮っておきましたが、やっぱり (?_?)
ホツツジ。
すぐ先も偵察。
ヤマハギも咲いていました。
夫婦松出発 10:10
岩がなぜか乾いている♪
岩場の急登の先に尖った岩峰が見えてきましたが、あれが鼻毛通しでしょうか。
ダークグリーンの只見川。
鎖とロープが続くよどこまでも。
濡れたロープで手は泥んこ、写真を撮ってはその度にタオルで手とカメラを拭き拭き。
ここから山頂まで300m。
鼻毛通しコースと険しい北岩壁コース(分県登山ガイドには西側岩壁コース)との・・・
分岐 10:24
ん?鼻毛通しコースの方がより険しいと書かれた落書きを見つけてしまいましたが (-_-;)
後続待ちの間にガスが薄れて・・・
只見川と叶津川の合流地点の向こう、要害山の左奥に只見の町並みが見えてきました。
続きます。
結局、その気持ちを抱えたまま今に至っております。
でも、近くの浅草岳や鬼が面、守門岳、朝日岳、志津倉山は登りました。
蒲生岳はお写真に有る様に先ず形がいいですよね。
そして上から只見線を走る電車が見られれば言うこと有りません(今は走ってないのですか?)
ひーたさんのお写真を拝見して又々迷いが出てきましたがどうなる事か。
自分にとって蒲生岳は(写真で)眺めるだけの山、そんな存在でしたが・・・憧れ?
今回思い切って山行に参加して、いざ登ってみれば、登頂の達成感とともに(これは人によりけりですが)「楽しい!」
JR只見線は新潟・福島豪雨による落橋被害などのため、会津川口~只見間が不通区間になっていて、バスによる代行運転が行われています。
蒲生岳から見えるのはちょうどその区間にあたるので、残念ながら今は走る姿を見る事が出来ません。
要害山(今年の山と渓谷9月号に載っていました)も登って只見四名山制覇という手もありますが(^_^)