幸せになる勇気

2016-03-05 05:24:27 | 日記
おはようございナツ。

2015年のビジネス書ランキングで年間1位を獲得した
ベストセラー、「嫌われる勇気」。

この第二弾、「幸せになる勇気」が、先日発刊されました。

第一弾が売れたから続編を書く、というやり方は
いかにも「二匹目のどぜうを狙った感」が満載で
あまり好きではありませんが

一匹目のどぜう「嫌われる勇気」が、とても心に響いたものだから
「どうせ二番煎じの薄い内容だろうけど、ざっと目を通してみるか」と
あまり期待せずに本屋さんで立ち読みしてみたところ
これまたとても、心に響いたのです。

特にラストの別れのシーンなんてウルッときちゃったね。

この程度の厚みの本であれば、流せば30分で立ち読みできますが
これは本腰据えてじっくり読もうと思い、お買い上げなり!

幸せになるのも、人を愛するのも、とどのつまり「勇気」なんだ、という
アドラー先生の教えを
この週末、じっくりゆっくりかみしめたいと思います。




ところで、来月から勤務が決まった出向先は
九州を代表する某経済団体です。

担当する業務は、九州という地の利を生かし
日本とアジア諸国との橋渡しを推進するような仕事です。

今までは、サラリーマンとして一つの組織に所属して毎日を過ごし
どうしても「会社」という共同体の一員として
モノを見たり考えたりをしがちになっていたと思いますが

社内から社外、福岡から九州、日本から世界、と視界を広げて
業界にも職種にも絞られず
でっかいところを見据えた仕事ができそう!

「抽象度を上げた」世界に携われるのは、嬉しいです。

アドラー先生がいうところの「共同体感覚」というのが
今回の人事のおかげで、より肌感覚で腹に落とし込めそうな気がします。




「嫌われる勇気」、あなたはもう読まれましたか?

100年前に誕生した「アドラー心理学」を新たな古典として紹介した本書、
2013年の発刊から、じわじわと売り上げを伸ばしてきて
年間ランキング、2014年は2位、2015年は1位を獲得したくらい
一過性ではない、読者層に厚みのある、話題作です。

韓国や台湾をはじめとする、アジア諸国でも翻訳されて
特に韓国では、日本を上回るくらいの売り上げ、ブームを
巻き起こしているのだとか。

ワタシの身の回りでも、愛読者が何人もいて
うち、某20代女子とは、ほぼ同時期に「幸せになる勇気」を購入したこともあり
「お互い、今週末に読んできて、来週に感想を語り合おうでないか」と約束し
プチ読書会構想まで進んでいます。

こういう哲学書が、ビジネス書というジャンルで
世界中で幅広く読まれる時代になったことって
素晴らしいことだと思わないかい。

世界中で、抽象度の高い共同体感覚を持ってる人が増えてきたら
素敵なことだと思わないかい。
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2 コメント

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Unknown (N家主@大阪)
2016-03-07 15:00:03
ご無沙汰してます。
アドラーのこの本、2年くらい前に読みましたが、また読みたくなって来ました(´・_・`)
大阪の某エライ方の朝の話がアドラーだったのですが、偶然ですかねぇ(^_^;)
>Nの旦那 (七吉)
2016-03-08 07:48:52
大阪のエラい人やら、福岡のエラくない人やら、
みんなで寄ってたかって、Nの旦那に
アドラーを読み返せ!と迫ってるのでがすよ…。

今すぐ、幸せになろうぢゃないか!

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