もっとルーキー・スマートに

2018-01-17 21:49:31 | 日記
こんばんにゃ。

今日は、仕事をしてる中で
数年前の(ワタシが現職場に出向してくる前の)資料を見返し
過去経緯を要約レポートにまとめる、というミッションが突如降ってきて
しかも急ぎの期限だったので、慌ててやってました。

そもそも、その過去経緯の資料というのが
確かに、前任者から、引継ぎの時点で、もらってはいたのですが
量が半端なく多い上に
基礎知識がない状態だったので、内容の重要度濃淡も分からず
読んでも読んでも、全然中身が頭に入ってこなかったやつなのです。

今の職場に来て、2年近くが経ちますが
しばらく放置していたその資料を、今日改めて読み直すと
「こんな重要なことが書かれていたのか!!」
とビックリ!!

これまでの、いろんな人たちの、いろんなところでの、発言を振り返ると
今になってようやく、点と点が繋がって、線や面になりました。
 #遅い・・・!(゚∀゚)

「せめて、異動半年後くらいのタイミングで、この資料を読み返しておけば
もっとうまく仕事ができたのに・・・」
と、悔しい気持ちと
「過去を知らなかったからこそ、あんな無謀なチャレンジができたんだわ」
と、結果オーライの展開に拍手したい気持ちが
半々くらいの、ビミョーな気分になりました。




でも。。。
更に、よくよく考えると

「前例をふまえて、そつなく賢くこなすことより
無謀だろうが無茶だろうが、とりあえず打席に立って
バットをぶんぶん振り回す方が、格好いい大人じゃね?」


という気持ちもむくむく湧いてきて
ひとりでガッツポーズしてました。(´∀`*)ウフフ




改めて
今までの会社の文化が通用しない新天地に飛ばされたことの
一番よかったことは何か?を考えたのですが
「ルーキー・スマート」の経験をさせてもらったことだと思います。

「ルーキー・スマート」とは
人材教育の第一人者、リズ・ワイズマンという人が書いた本にある言葉で
人が初めて経験する課題に取り組む時(≒ルーキーな時)の言動は
素晴らしく高いポテンシャルを秘めているということです。(確か)

ちょうど40代って、知識も、経験も、体力も、保守と革新をいききする能力も、
いろんな意味でバランスが取れている時期だとは思うのですが
いざ新天地に来て、いかに自分に垢がこびりついてたかが分かったよ。

もちろん今までだって
「ルーキー時代の牙も爪も、まだまだ隠し持ってるぜ!」
という矜持はあったのですが

いざ、本物のルーキーとして打席に立ち続けざるをえない状況になって
牙も爪も、全然大したことないという事実が、白日の下にさらされ

それでもバットを振らなきゃ当たらないから、とにかく必死に振り回してると
恥ずかしさにも、恐怖にも、不安にも、だんだん慣れてきて

今だって相変わらず、牙も爪も、穴だらけではありますが
「それが何か?」と、平然と何度でも打席に向かえる一選手になれたことが
一番ありがたいことかもしれない。




思えば、仕事って、絶好の「トライ&エラー」の練習場所だよね。

失敗したって、断られたって、怒られたって
「仕事だからこんなこともあるさ」と、割り切れるもの。

プライベートの方が、よっぽど難しいと思わない?>ALL

たとえばワタシだったら
母親に向かって「お母さん、大好き!」と言うことや
子供に向かって「君より仕事を優先したい!」と宣言することの方が
100倍難しい!!(>_<)




働き方改革だなんだと、プライベートの充実が叫ばれている昨今。

ビジネスパーソンの同士たちよ。

ここはひとつ、ともに仕事でルーキー・スマート力を鍛えて
人生全般に生かそうじゃないか!(゚∀゚)
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