華村灰太郎 いきあたりばったり

灰太郎が思いついたまま、気の向くままに、なんか書いてみるコーナーだよ!
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灰ロンドン旅日記1〜序

2016-08-10 | Weblog
高円寺に戻って来た時、何の違和感も無かったんだ。
びっくりするくらい自然に帰ってきた。
ロンドンもモロッコも高円寺もすぐ地続きで繋がっているような気さえした。

でも今ふりかえると、まるで「真空パック」されたみたいな日々だ。
夢の中にいたみたいな。
あの日々だけ、切り抜かれてる。

あの旅は何だったんだろう?
と、ずっと頭の中がざわめいてる。

旅日記を書こうとするのだけど、とても個人的な感想記になりそうだ。

ひやっほう!ってハジけたり、
劇的に急激に俺の中が変わったわけではなく、
ジワリと染み込んでいく

奥深くの何かを確かめる嚙みしめる。

そんな二週間だったのだ。
(道中の写真を見ると、とってもハジけてるけど。笑)

一言で話すのは、とても難しい。
まして、誰かに届くように話すのはね。

まともに海外に行くのはほとんど20年ぶり。

94年にローリングストーンズを、見るためにロサンゼルスに行ったのだ。

あの時は本当に楽しい旅だった。
あの時こそハジケまくってた。
悪友3人で一緒に行った珍道中だったんだけど、今回モロッコ・ジャジューカ村に行こうよ!って誘ってくれたのはそのうちの一人、啓二。

啓二が今ロンドンに住んでるので、どうせだからロンドンにもしばらく滞在することにしたのだ。

しかし、いざロンドンに行くってなったら、「ロンドンって何なんだ?」
何があるんだ?

でさ、ふと考えてみた。
ずっと60年代70年代のブリティッシュロックが大好きで、そのほとんどがロンドンで録音されてるんだな。
でも、なぜかロンドンって街には別に興味無かったんだよ。不思議だね。

例えばニューオーリンズとか、メンフィスとか、キンシャサとかには行ってみたいなあ!と思っても
(実際どこにも行ったことないけど)。

じゃあ始めよう!

(次回につづく・・・)

写真/啓二のフラットのテラスにて