髭を剃るとT字カミソリに詰まる 「髭人ブログ」

「口の周りに毛が生える」という呪いを受けたオッサンがファミコンレビューやら小説やら好きな事をほざくしょ―――もないブログ

「田森 庸介」氏のサイン会(2014/5/03,上野公園,「上野の森親子フェスタ」)行ってきたよ。

2014-05-03 21:00:54 | 「ポポロ」シリーズ&「金の月のマヤ」関連
ゴールデンウィークであるが特に予定もないし、ちょっと遠出すれば行けるのだから行ってみることにした。ブログ等のネタにもなるし(笑)

時間:2014年5月3日、14:00~14:30
場所:上野公園の一部の場所

「上野の森親子フェスタ」というのが行われているとのこと。


髭人は、電車で「金の月のマヤ」でも復習しておくかと、リュックに入れて移動中は読んでいた。

上野駅前に13:30に着く。
上野公園になんて行った事がなかったもんだから、行ったらすぐにわかると思った自分が甘々だった。
も~んのすごい広い場所で様々な目的の観光客が多いので一度調べて会場に向かった。



少し時間は過ぎて13:50




会場に着くといくつものテントが張ってある。
「金の月のマヤ」を出した「偕成社」一社が主催しているわけじゃないからな。他にも多くの出版社が出展していた。

そこで派手な髪をしたオッサンがいたな…
「志茂田景樹」氏だった。

『テレビで見なくなったな…』

と、思ったが

『あ、そもそも俺、テレビ(バラエティ)見てねぇよな』

そんなことを考えながら偕成社のテントを探していると係員が「『田森 庸介』氏サイン会」なんて札(プラカードというほど大きくはなかった)を持っているので



『ここかぁぁぁぁ!!』

まだ14:00にはなってなかったがサインを書いている白髪が目立つオッサンがいた。
髭人の初見は背中を見た。普通の人だよね。まぁ。超人とかアニメの人である訳ではないんだからオーラが溢れている訳はない(笑)

そこで本を買うとサインをしてくれるのだそうだ。
3冊買うと3冊にサインの他に田森氏が気分で絵を描いてくれるようだ。
遠目で見ていたがサラサラッと「ナルシア」やら「竜」とかだった。
と言っても、ゲームの「ポポロクロイス物語」の絵って「福島 敦子」氏のものなんだけどねん。

髭人は1冊購入することにする。3冊買う金は持っていたけど係の人がいて

「多くの人にサインをしてもらうため出来れば1冊に…」

と、言われたからな。
というか、列を見る限り20人ぐらいの男女が常時いた。あまりご苦労をかける訳にもいかん。
その日は晴れていて気温も上がっていた。
会場は外だし「田森」氏は既に還暦迎えている訳だし、去年も軽い脳梗塞で入院していた経緯がある。
過度の負担をかけるのは忍びなかった。

サインの流れとしては
まず、係員から紙とペンを貸してもらい。そこでローマ字で書いてほしい名前を記入。
本を未購入の人は、そこで本を取る。(会計は別で行う)
並んで、順番が回ってきたら田森氏に本にサインしてもらい、一言二言言って握手。
その場から離れ、会計に向かう。
サインは本のみで色紙等はNG。
という感じだ。

髭人は会場に着いてから

「あ…ポポロ原作本にサインしてもらえば良かったか?」

と、家にある原作本の事を考えたが、
今、思えば今回は「金の月のマヤ」のイベント。
あまりポポロ熱を上げるのは、失礼にあたるだろう。
持っていかなくて正解だった。


並んでいる方はポポロファンと見える20代以上の方ばかり。
見ていたらいろんな人がいるもんだわ。

・プレゼントを持って来た方
・自らのポポロ愛を急に熱く語りだす方
・ポポロのおかげでこの仕事をやってますとお礼を言う方。

様々である。

・プレゼント
「色紙に描かれたものでポポロの絵」
「普通につまらない物ですかというような品物」
変わったものでは
「ポポローグの夢幻魔王イドのマスコット」
「マヤのバルーンアート」
を作っていた方もいた。手が込んでいらっしゃる。

感心していたわ。髭人は何かやったのかって?
俺にあげられるものなんてないわ。絵は下手クソだし、手先は不器用。
得意のゲームのレビューでも書いて渡せばいいのかい?(いらねぇぇぇぇぇ!!)

・ポポロ愛を語っていた方
感情のゲージが高まってしまったんだろうなって思う。
個人的にはサイン会では避けるべきだとは思うけどね。
まだまだ待っている人もいるんだし、あまりやりすぎると「ウゼェ」って思われかねない。
アピールするかどうかは難しいところだよね。

・ポポロのおかげで○○の仕事やってますとお礼を言った方
軽く聞いてたら

田森氏「そういう方、多くいるんだよ!」

と、田森氏に悪意はないだろうが言われた方はちょっと辛いわな。
『何だ。俺もその多くの影響を受けた人の一人か…』
ってな感じで。



順番は回り、自分が後3番目ぐらいで

係員「2分ぐらい小休止を」

って言って田森氏は汗を拭いていた。サインを連続となるとやっぱり大変だよね。
休みが終わり、順番が回る。
それで、初めのうちはただ並んでいたんだけどいざ自分の番になると胸が高鳴るのを感じた。

「どうぞ」

目の前にいるのが「田森 庸介」氏
印象を率直に言うのなら『人の好さそうなオッサン』とか『心優しそうなオッサン』『ポポロの雰囲気にあった良い人』という所か?
ちなみに、髭人は何の特徴もないしょ~もないオッサンだがな。

で、サインしてもらう事になるのだが

「Higejin」

ってしようかと一瞬、思った。
ここで使えるし、以前「髭人」という名前で質問を送って答えてもらったこともある…
が、

『覚えている訳ねぇよな』

と、本名にした。それに他の理由もあるのだがブログ上では明かせん。
で、書いてもらい握手

「お体をいたわりながら頑張ってください。応援してます」

と、短くいってその場を離れた。
あまりくどい感じは出したくなかった。アピールもしなくていい。その他大勢でいい。印象皆無で構わない。
サインをいただき、「田森」氏ご本人にちょっとだけでも直接応援しているという事さえできれば…それで髭人は満足である。


握手の感覚は柔らかく温かい感じがした。

『この手からポポロやマヤが生まれたんだな~』

感慨深く思いつつ、会計で本を買い髭人はその場を後にした。



帰りの電車内、まだ本を読み切ってなかったので、田森氏のサイン入りの第1巻を開き、悦に浸りつつ読み、帰りました。


PS)思ったのだが、ちょっと残念なサイン会だったんじゃないかってね。
   集まった人の数が少ないとかではなく、その層。
   上記で書いたけどパッと見、男女20代以上しかいなかった。
   あくまで「金の月のマヤ」は児童書である。(主人公の『マヤ』は小学4年生の女の子)

   女児「田森さん、こんにちは。『金の月のマヤ』とっても面白かったです。続きを書いてください」

   ってな感じなのを待っていたんじゃないかなって…
   だって、20代以上ってそれってみんな「ポポロつながり」だしな。
   純粋に「マヤ」が好きって人がどれだけいたのだろうか?
   (まぁ、公式の売り方も「ポポロコンビ」とかって言っていたけど)
   まぁ、まだ「マヤ」も浸透してないしな。これからシリーズを続けていくようなことになれば
   どんどん大きくなんじゃなかろうか?

PS2)暑い中、「田森」氏もそうですが、偕成社の皆さん、本当にお疲れ様でした。
    サイン会は5月3日のみですが親子フェスタ自体は5日までですから、後2日間頑張ってください。

PS3)(5月5日追記)→のブックマーク欄の田森氏のHP「タモタモの部屋」でサイン会について触れられているな。
    手紙出された方はお返事をもらって羨ましいな~。
    イカンイカン!髭人はあくまで「その他大勢」の立場を崩してはならん!
    私は控えめな現状で満足せねばならんのだ!うん!
    と…自分に言い聞かせて我慢するッ!


    ってな所で髭人は田森氏を応援したしますよ~。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿