ぷるるん競馬

予想と血統を書いています。

ブリーダーズカップの勝ち馬の血統

2010-11-09 15:48:51 | いろいろ
ブリーダーズカップが終わりましたが、血統を見てその感想を少しかいときます。おおざっぱにで、細かいことは書くんだったら後で書きます。一番気になったのは、とにかくヘイルトゥリーズンが血統表に多く載っています。ヘイルトゥリーズンというと最近では落ち目だと思っていたのに、おかしいですね、こんなにヘイルトゥリーズンだらけだというのは。ベスト20ぐらいにアーチ産駒のブレイムがクラシックを勝ったこともあって、今は3頭ぐらい入っていますが、去年あたりは、ベスト100に3頭か4頭しか入っていませんでしたね。その中でもアーチもそうですが、やはりクリスエス系が目立っています。ブレイムもそうなのですが、2着に破れたゼニヤッタの母系もクリスエスです。それとジュベナイルのアンクルモウの母の父はアーチです。ターフスプリント(G2)の勝ち馬の父のウォーチャントの母の父もクリスエスですね。これだけ入っているのは血統の割合からいったら大したもんだと思います。後は、モアザンレディ産駒がG2ですが、2勝しています。ブリーダーズカップの勝ち馬の血統表にターントゥが載っていない馬というのは、レディーズクラシックの勝ち馬のアンリヴェールドベルだけです。何年ぐらい前か分かりませんが、とにかくアメリカのレースでターントゥが血統表にでてくるというのはほとんどないときがありました。それがここ何年かで変わってしまったように思います。もちろんターントゥというと父兄としてそれなりには活躍はしていたのですが、どういうことが考えられるかというときっと、10年ぐらい前に活躍していたノーザンダンサーやミスタープロスペクターの母系にターントゥはほとんどはいっていなかったということでしょうね。それがゼニヤッタもそうですが、以外と最近アメリカではノーザンダンサーよりもミスタープロスペクターの母系にターントゥというかヘイルトゥリーズンは入っているということだと思います。マキャベリアン(ゼニヤッタの父の父)の母の父はヘイローでスマートストライク(カーリンの父)の母の父はシアンです。この血統は今は全盛とはいいませんが、上位には常にいますから、これからも産駒が種馬になっていくはずです。こういうところで見かけることが多くなったということでしょうね。それとアルゼンチンのハイペリオンの話なのですが、クラシックの勝ち馬のブレイムにもゼニヤッタにも母系に入っていました。これはペルーサの時に書いたもので、他にも見たと書きましたが、私が見たのはゼニヤッタだったかもしれません。ただフォルリというのはハイペリオンの代表格で血統表に入っているのはめずらしくはないというのはあるのですが、でも2代母の父とか3代母の父とか似たようなところにアルゼンチンのハイペリオンはいることが多いので、単なる偶然とも思えません。


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