リディルだけはもう一度書こうと思いました。牧場まで電話したのですが、つながりませんでした。もうどうにかされているのではないかと心配なのですが、だれか去勢だけは止めてください。日本の種牡馬は、海外でも成功しています。あのイングランディーレが韓国でダービー馬を出したり、ハットトリックがダビルシムを出したり、デヴァインライトがナタゴラを出したりしているんです。きっと、シャドウゲイトもヨーロッパで種馬になったら成功してしまう、今はそれぐらい日本の種牡馬には、可能性があります。一応世界中の有名牧場には、メールは送っておきました。ただ、1ファンのメールをまともに見るほど、ひまな人もいるとも思いません。個人的には、ハットトリックぐらいの可能性はあるのではないかと思っていたのですが、初年度産駒から2頭のG1馬を出しているハットトリックと比較するのは、少し無理はあるかもしれません。それでも、本来は、2歳時の故障したときに引退させるべき馬だったんです。それだけの走りをしていました。大川慶次郎でさえ、ミホシンザンが本当に実力を出せなくなったのは、故障が原因だといっていました。競馬の神様の言葉ですから、間違いありません。外国でも、ヘイルトゥリーズンもダンチヒも故障してクラシックシーズンを迎えることなく引退しています。ほとんどとは言いません。しかし、世界の競馬の何割かが、そういった馬の子孫なんです。サンデーサイレンス系でいうなら、ロイヤルチャージャーも、今で言ったら、G2勝ちぐらいの馬です。リディルの場合は、1年以上の故障です。走っても結果が出ない故障だったといえます。それでも、古馬になってから、G2を勝っています。それも相手は、G12勝のグランプリボスです。G2を勝ったから種馬にしろと言っているのではなくて、アグネスタキオン産駒であること、それと母の父がダンシングブレーヴであることなどいろいろあります。ディープ一色ですが、個人的には、アグネスタキオンは捨てていません。ステイゴールドもいいのですが、血統に魅力がありません。アグネスタキオンは、レーヴディソールが故障するまでは、恐ろしい種馬だったことは忘れないでください。私個人の見解ですが、誰が何と言おうと、牝馬ナンバーワンは、ダイワスカーレットです。ウオッカでもないしブエナビスタでもないと思っています。もちろん、ジェンティルドンナでもありません。アグネスタキオンは、下降気味かもしれませんが、それでもリーディングの上位にいます。アグネスタキオンの種牡馬というと、ディープスカイ、キャプテントゥーレなどがいます。しかし、この2頭にもあまり魅力を感じません。意外とキャプテントゥーレのほうが活躍するのではないかと思っているのですが、それでも魅力は、リディルにあります。リディルは、G1をとれなかった馬ではなくて、引退させて種馬にしてほしかった馬なので、どうしても種牡馬にしてほしいのですが。
種付け頭数は、何頭いればいいんでしょうか。仮に30頭なら、間違いなく集まるのではないでしょうか。デビューするまでの4年、30頭維持できると思います。30万ぐらいで。それでなんでというのがあるんです。需要があるのに問題があるんでしょうか。誰がどう見たって、アドマイヤオーラより魅力があります。プロのほうが分からないということがあるんでしょうか。それほど損をしないのならかまわないのではないでしょうか。そこが分からないところなのです。フサイチホウオーで10頭前後ですよね。初年度は30頭近くありました。生まれたのは、20頭ほどです。大した活躍馬も出ていないのですが、リディルはそれ以上に集まるのは間違いありません。それなのになぜというのがどうしてもあります。何らかの事情というのはあるのでしょうか。