ロンロー

オーストラリアで一昨年リーディングサイアーになったのは、ロンローでした。オクタゴナル産駒で、ザビール系の馬です。ザビールは現在もリーディングの上位にいて活躍していますが、それでも高齢で、そろそろという時期になっています。ロンローは、コーフィールドステークスなどオーストラリアのG１を１１も勝った馬です。だいたいマイルから２０００ぐらいのタイトルばかりです。何頭かG１馬をだしていますが、一番活躍しているのが、ピエロです。２歳戦は全勝。３歳になって、初戦を勝ちましたが、古馬との対戦となるコーフィールドで２着となり、初めての敗戦となってしまいました。次走のコックスプレートでも３着と敗れてます。しかし、まだ３歳になったばかりで、クラシックレースもこれからです。タイトルは取れるだけ取れるのではないでしょうか。ロンローは現在リーディングの３位につけていて、１位がファーストネットロックです。オーストラリアでは、ゼンノロブロイやハットトリックも種付けをしていますが、活躍馬はまだ出していません。産駒数も少なくて１０頭前後です。オーストラリアで最も産駒数が多いサンデーサイレンス系というとキープザフェイスです。去年、重賞馬を１頭出しましたが、それでもどこか期待外れのところはあるような気がします。まだ３年目なので、いい産駒が現れる可能性はなくはありませんが、ここどまりなのではないでしょうか。