のんびり気軽にさんぽがてら。
早速行って来ました、上野公園「最澄と天台の国宝」展!
本日は、このイベントへ皆さんは行くべきか、そうでないか、潜入レポを書きま
すね。…と前に書いていたのでそのまま実行します。
まぁ、行くかどうかは皆さんコレ読んでどう思うかでご判断を~。
お花もちらほら咲いた土曜の当日は絶好の花見日和ということで、上野公園は
物凄い人でした。
会場である東京国立博物館の平成館も失礼ながら意外に人が多く(笑)、人気
の高さを思い知らされました。
さすが開宗千二百年・世界文化遺産ですねぇー。
ひでるさんは今回の記事を書くため手帳片手に回っていたんですが、当然なが
らそんな見方をしている人はほかにおらず、ちょっと浮いていたと思います。
偶然私の行った日と重なっていた方、メモとりながらうろうろしていた変なヤツが
ひでるさんですよー。見かけたあなたは幸運なのか、不幸なのか…。
うふふー。
展示品、特に仏像に関してはあった全ての仏像レビューを一応残していますが、
全部紹介してると前後編になりかねないので、その中でいくつかピックアップして
紹介します。
(※しかも、取っていたメモ見返すと実にくだらんことしか書いてない…。
あ、全部見たい人は(いないか)メール下されば飛ばしますよぅ)
以下、箇条書きで駄文が続きますが、どうぞ。
●天台大師像
中国は「隋」時代の方。頭に乗せた鍋蓋のようなものはなんと「いねむり防止」
でした。いいのか、そんなんで。
しかしお顔は微妙にバランス取って寝てるんじゃねーか?とも見えました。
●智証大師像(ちしょうたいし)
とんがった空豆のような頭をした、まるで漫画のような方。絵と像の両方があり
ました。絵はかなり誇張して極端でしたが、像はそれなりで普通。
ただ、なんかふてぶてしい感じて嫌。
●普賢菩薩
ネットにもあった注目の絵。象乗り普賢菩薩です。かなり傷んでいますが、白い
菩薩と象が浮かび上がるように目立ち、幽玄な美しさでした。素敵。
●2)聖観音像
パンフで広告塔になっていた方。なんだか隠れ肥満のよう。やや前傾姿勢で、
足のならびとかがどことなくおカマっぽい風情。おそらく光背があったらしく、後ろ
にジョイント穴を発見しました。(※上のチケットの方です)
●5)五大明王像
五大、と書いてますが、不動明王以外の四名が出張。また、一名は金剛夜叉
さまでなく、鳥枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が参加しておりました。
こじんまりとして雛人形のようです。
●7)毘沙門像 二体
一方は兜跋毘沙門(とばつびしゃもん)なんですが、平安期と鎌倉期が並んで
いるため、時代の違いがよく分かります。鎌倉時代の毘沙門はかっこいいですよ!
●8)普賢延命菩薩像
まず、二十臂でびっくり。んで光背とかが赤く彩色され、まるで愛染明王のよう
でした。でも、確かに象(小さい象が複数)に乗っておられましたから、普賢さま
なんでしょう。こんなのは初めて見ましたよ!めずらしい!
●13)魚藍観音像(ぎょらんかんのん)
微妙に胸がふくよかでやや女性的な像です。ちょっとエロチック。頭には穴があり、
十一面の可能性もあったらしいですよ。背高くて見えなかったけれど。
●14)帝釈天・梵天像
源頼朝の菩提を弔うために作成された二体。んな訳で当然鎌倉期。色が後付け
なため、非常に奇麗でした。外神を取り込んだ起源そのまま、実に立派。
やや小さいですが、二人並んでいる様は見事です。作者はあの運慶・湛慶。
●16)阿弥陀三尊像
両脇の二人はなんだか踊った風でちょっと異様。説明でも別かもしれない、と書い
てありましたが、これ別モノでしょー。
中央の阿弥陀様はのっぺり顔で、どことなくフィギアの浅田真央風。(失礼)
●18)日吉大宮・白山大権現像
日吉さまは本来は釈迦で表現されるそうですが、なぜか眷属であるお猿さんの
お姿になってました。これが絶妙なかわいらしさです。
白山さまは十一面観音で表現されていました。
ちなみに上の数字は入口からの見た順で、ひでるさんが適当につけたものです。
時期により展示品が変わるそうなので、ご注意を。
仏像以外には絵や品物、書物などがありました。特に書物はどれも保存状態が
よく、文字もはっきり見えました。
まぁ、見えたとしても意味まるでわかんないんですけど。
…とまぁ、人がやたら多いのがやや難点ですが、普段見られないレア仏像など
間近で見れるまたとない機会だと思いました。
所要時間はメモ取りながらで約二時間、というところです。後半は疲れました。
展示変わったらまた行きたいですねー。
※おまけ※
この特別展用に作成されたらしい本を何故かひでるさん勧められたんですが、
(そりゃメモ取りながらだしねー)カラーページ多くて全四百ページのB4サイズ。
価格は「2500円」って、高い?安い?
◎東京国立博物館 「最澄と天台の国宝」展 開催中◎
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早速行って来ました、上野公園「最澄と天台の国宝」展!
本日は、このイベントへ皆さんは行くべきか、そうでないか、潜入レポを書きま
すね。…と前に書いていたのでそのまま実行します。
まぁ、行くかどうかは皆さんコレ読んでどう思うかでご判断を~。
お花もちらほら咲いた土曜の当日は絶好の花見日和ということで、上野公園は
物凄い人でした。
会場である東京国立博物館の平成館も失礼ながら意外に人が多く(笑)、人気
の高さを思い知らされました。
さすが開宗千二百年・世界文化遺産ですねぇー。
ひでるさんは今回の記事を書くため手帳片手に回っていたんですが、当然なが
らそんな見方をしている人はほかにおらず、ちょっと浮いていたと思います。
偶然私の行った日と重なっていた方、メモとりながらうろうろしていた変なヤツが
ひでるさんですよー。見かけたあなたは幸運なのか、不幸なのか…。
うふふー。
展示品、特に仏像に関してはあった全ての仏像レビューを一応残していますが、
全部紹介してると前後編になりかねないので、その中でいくつかピックアップして
紹介します。
(※しかも、取っていたメモ見返すと実にくだらんことしか書いてない…。
あ、全部見たい人は(いないか)メール下されば飛ばしますよぅ)
以下、箇条書きで駄文が続きますが、どうぞ。
●天台大師像
中国は「隋」時代の方。頭に乗せた鍋蓋のようなものはなんと「いねむり防止」
でした。いいのか、そんなんで。
しかしお顔は微妙にバランス取って寝てるんじゃねーか?とも見えました。
●智証大師像(ちしょうたいし)
とんがった空豆のような頭をした、まるで漫画のような方。絵と像の両方があり
ました。絵はかなり誇張して極端でしたが、像はそれなりで普通。
ただ、なんかふてぶてしい感じて嫌。
●普賢菩薩
ネットにもあった注目の絵。象乗り普賢菩薩です。かなり傷んでいますが、白い
菩薩と象が浮かび上がるように目立ち、幽玄な美しさでした。素敵。
●2)聖観音像
パンフで広告塔になっていた方。なんだか隠れ肥満のよう。やや前傾姿勢で、
足のならびとかがどことなくおカマっぽい風情。おそらく光背があったらしく、後ろ
にジョイント穴を発見しました。(※上のチケットの方です)
●5)五大明王像
五大、と書いてますが、不動明王以外の四名が出張。また、一名は金剛夜叉
さまでなく、鳥枢沙摩明王(うすさまみょうおう)が参加しておりました。
こじんまりとして雛人形のようです。
●7)毘沙門像 二体
一方は兜跋毘沙門(とばつびしゃもん)なんですが、平安期と鎌倉期が並んで
いるため、時代の違いがよく分かります。鎌倉時代の毘沙門はかっこいいですよ!
●8)普賢延命菩薩像
まず、二十臂でびっくり。んで光背とかが赤く彩色され、まるで愛染明王のよう
でした。でも、確かに象(小さい象が複数)に乗っておられましたから、普賢さま
なんでしょう。こんなのは初めて見ましたよ!めずらしい!
●13)魚藍観音像(ぎょらんかんのん)
微妙に胸がふくよかでやや女性的な像です。ちょっとエロチック。頭には穴があり、
十一面の可能性もあったらしいですよ。背高くて見えなかったけれど。
●14)帝釈天・梵天像
源頼朝の菩提を弔うために作成された二体。んな訳で当然鎌倉期。色が後付け
なため、非常に奇麗でした。外神を取り込んだ起源そのまま、実に立派。
やや小さいですが、二人並んでいる様は見事です。作者はあの運慶・湛慶。
●16)阿弥陀三尊像
両脇の二人はなんだか踊った風でちょっと異様。説明でも別かもしれない、と書い
てありましたが、これ別モノでしょー。
中央の阿弥陀様はのっぺり顔で、どことなくフィギアの浅田真央風。(失礼)
●18)日吉大宮・白山大権現像
日吉さまは本来は釈迦で表現されるそうですが、なぜか眷属であるお猿さんの
お姿になってました。これが絶妙なかわいらしさです。
白山さまは十一面観音で表現されていました。
ちなみに上の数字は入口からの見た順で、ひでるさんが適当につけたものです。
時期により展示品が変わるそうなので、ご注意を。
仏像以外には絵や品物、書物などがありました。特に書物はどれも保存状態が
よく、文字もはっきり見えました。
まぁ、見えたとしても意味まるでわかんないんですけど。
…とまぁ、人がやたら多いのがやや難点ですが、普段見られないレア仏像など
間近で見れるまたとない機会だと思いました。
所要時間はメモ取りながらで約二時間、というところです。後半は疲れました。
展示変わったらまた行きたいですねー。
※おまけ※
この特別展用に作成されたらしい本を何故かひでるさん勧められたんですが、
(そりゃメモ取りながらだしねー)カラーページ多くて全四百ページのB4サイズ。
価格は「2500円」って、高い?安い?
◎東京国立博物館 「最澄と天台の国宝」展 開催中◎
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