徒然なる日々からの歳時記

徒然なるままに日々の歳時・興味を綴っております。

藍の国-ジャパン・ブルー-

2010年06月27日 | その他の記事
W杯とはあまり関係ないのですが,久しぶりに色の話。今回は「藍色」。

藍色からは他の色にはない何か特別な印象を受ける。確かに好きな色の一つなのだが,それだけではない気がする。明治23年に日本を初めて訪れた小泉八雲も街中に藍色が溢れる日本の風景に魅了されたという。自分の遺伝子のどこかに藍色が組み込まれているのかも?とも思う。

染料としての藍の歴史は古く6世紀頃には日本に伝わっていたという,長い歴史を有し,日本人にとって関わりの深い色(染料)であったが故に,藍(藍染め)に関わる色は多彩で,藍染めの染まっていく段階に応じて,「藍白」,「白殺し」,「瓶覗」,「浅葱」,「縹」,「藍色」,「紺」と続く。

伝統色に興味を持った時から,何か藍染め(阿波藍)の小物が欲しいと思っていたので,涼しさも演出できる扇子を購入,藍から白へのグラデーションがとっても素敵です。

→ 藍色
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Lullaby of Muses

2010年06月26日 | 本と音楽の話題
個人的なはやぶさブームが冷めず,こんなCDを購入してしまいました。

甲斐恵美子/Lullaby of Muses 2

ネットで,はやぶさの地球帰還のライブ映像を視ていた時に,待っている時間に流れていた曲で,はやぶさ(MUSES-C)の打ち上げ前に甲斐恵美子さんをはじめ有志によって作られたはやぶさの応援歌的なJazz組曲,軽快かつmoodyなジャズピアノと二胡の旋律がとってもいい感じです。

はやぶさ要素抜きでも,楽しめるCDです。夏の夜空を眺めながら聴くと最高かと・・・
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝顔観察日記2010 其の五 -摘心-

2010年06月24日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
梅雨に入り,我がベランダの朝顔達は,すこぶる順調。

この夏はちゃんと教科書通りやってみようということで,これまでは一度もやったことのなかった摘心という作業をやってみました。本葉が8枚ぐらいになったところで,伸びてきたツルの先端部分を摘み取ってしまう作業。せっかく伸びてきたツルを切ってしまうのは,ちょっと可哀想な気がしますが。ちゃんと脇芽が伸びて来るので,その中で一番元気のいいものを育ててあげます。こうしてやることで,あまり大きく育ち過ぎず,株全体の形が整い,結果,質の高い開花が望めるのだとか。

とりあえず,左サイドの「飛火野」は,摘心の作業を終え,支柱立てまで終えた感じです。

右サイドで育っている品種も大体ですが分かってきました,上の丸鉢は,「曜白」と緑の募金のお礼でもらった「ノアサガオ(マルバアサガオ?)」組み合わせ。下のプランターは,左の2株がおなじみの「曜白」,右の1株は,斑入りの葉なので,おそらく「青雲」かと。

次は,開花を報告出来ると思います。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

見守る欅

2010年06月23日 | ちょっといいとこ,いい景色
久しぶりに巨樹に会うことが出来ました。

彼女の名前(何故,彼女かというと,かつてはもう一本雄株と呼ばれたケヤキの巨木が20mぐらい離れた場所に植わっていたそうで,その当時は雌株と呼ばれていたので・・・)は「東根の大ケヤキ」,さくらんぼで有名な山形県東根市の東根小学校の校庭で会うことができます。

巨樹の大きさの判断基準となる胸高幹周は15.6m,日本一のケヤキの巨樹です。幹周だけみれば,15m近いケヤキは他にもいくつかあるのですが,多くは大きく幹や枝が失われてしまっていたりする状況で,こんなに立派な枝振りのケヤキの巨樹は少なく,名実ともに日本一のケヤキという訳です。

このケヤキを紹介して下さった方は,東根小学校の卒業生,子供の頃は幹を登ったり,洞に隠れたりして遊んだそうです。現在は,樹勢保護のために近付くことは出来ませんが,今もちゃんと小学校に通う子供達を見守り続けています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝顔観察日記2010 其の四 -本葉-

2010年06月13日 | 朝顔・金魚・花・園芸・ アクアリウム
車内ではついエアコンのスイッチに手が伸びてしまう感じなのですが,不安定な天候が続いたこともあって,炬燵がまだ居たり,洋服掛けには長袖が一杯居座っていたり・・・(^^;

さて,我がベランダの朝顔選手たちも初夏の陽気に元気一杯です。

前回に比べても随分賑やかなのですが,当初予定していた「飛火野」がちゃんと育っているのは,左の白い鉢のみ,残りはバックアップ的に植えた昨年までの「曜白」。茶色の鉢は,結局芽が出ず,プランターで芽吹いた「曜白」等を移植しました。

ちゃんと芽を出した「飛火野」も,最初のうちは元気がなく,ちょっと駄目かな?と思っていたのですが,ここに来てやっと・・・といった感じです。

とはいえ,恐らく今年も空色の「曜白」の花を沢山お届け出来ることと思います(^^)
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冷茶が美味しい季節

2010年06月12日 | 日本酒・ワイン・酒・食材・旬
冷茶が美味しい季節です。

写真は,新茶のあさつゆを使ったアイス冷茶(二煎目)。あさつゆの特徴である甘味が程よい冷たさの後に広がる感じで,とっても贅沢な飲み物って感じです。

ちなみに冷茶の下に敷いている綿布は,焦げ茶色基調の梅と折り鶴柄が渋い,3枚目のMy風呂敷(^^)

→ 冷茶(アイス冷茶)のいれ方
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかえり「はやぶさ」

2010年06月11日 | その他の記事
涙腺には苦手(得意?)分野があるような気がする。自分の涙腺は,悲しい系よりもむしろ頑張る系に弱い。

最近,涙腺が負けてしまったエピソードが,タイトルの小惑星探査機「はやぶさ」のエピソード

困難極まるミッションと度重なる難局を,幾重に張り巡らされバックアップシステムと,スタッフの決して諦めない気持ちが生んだ驚異的な対応力で乗り越えてきたこと。そして,動いていることが不思議な瀕死の状況で,なお,地球を目指す探査機「はやぶさ」。

個人的には,これを打っているだけでも涙腺が負けてしまいそうなのですが・・・。

明後日,7年の旅を終えて地球に戻って来ます(サンプルを投下後,そのまま燃え尽きてしまいますが・・・)

→ JAXA/小惑星探査機「はやぶさ」(MUSES-C)
コメント (1)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする