歴史に学ぶ人事・経営論

横浜の社会保険労務士・行政書士関口英樹です。

エジンバラ復活祭の様子

2015-02-27 09:20:06 | 日記
2月25日朝7時に当事務所が開催した「エジンバラ朝会」の様子。
お忙しい中また朝早い中、約20名の方にお越しいただきました!ありがとうございます。
朝の清々しい雰囲気の中、歴史ある老舗喫茶店で、貴重な人脈財産を築いて下さい!
http://edinburgh.jp/


・労働社会保険手続き
・特別加入(社長・一人親方の労災)
・会社、NPO等設立
・建設業許可・経審・入札参加資格
http://www.hide2008.com/
中小企業の法務担当


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企業理念の件

2015-02-26 08:48:41 | 日記
みなさんの会社では、「社訓」や「経営理念」がありますか?
ぜひぜひみなさんの会社の「社訓」や「経営理念」を教えて下さい。

鉛筆製造の老舗「北星鉛筆」の社訓を紹介します。
「鉛筆は我が身を削って人のためになり、真ん中に芯の通った人間形成に役立つ、
立派で恥ずかしくない職業だから、鉛筆のある限り、利益などは考えず、
家業として続けよ」

しかし鉛筆業界も、作れば売れた時代から、時代の流れに揉まれているのが現実です。
品質の時代、キャラクター製品の時代、海外輸入品との価格競争の時代を経て、
パソコンやプリンターの普及で、衰退しているのが、現実なのです。

何もしなければ、家訓も守られない。
そこで四代目現社長の行き着いたところが「エコロジー」なのだ。

鉛筆製造の木工工程では、40パーセントがおがくずとして排出される。
昔は銭湯がおがくずを燃料として購入していた。
しかし昨今の経済事情により、銭湯が激減、
40年ほど前から買い手がいなくなり、工場内で焼却処分するようになったのだ。

循環型経済を実現すべく、おがくずを圧縮してバーベキューなどで用いる
薪のような固形燃料を作り出すことに成功したのだ。
アイデアはよかったものの、売れなくて失敗。

次におがくずを粉末にする粉砕機を開発。
これが産業廃棄物を資源に変える革命をもたらしたのだった。

この粉砕機を用いておがくずから粘土や絵の具を開発、
商品化を実現したのだ。

「社訓」や「経営理念」の実践のためには、机上の理論ではなく、
「試してみて検証する」ことが必要と考える関口なのでした。



~企業法務手続~
社会保険労務士・行政書士 関 口 英 樹
〒221-0001
神奈川県横浜市神奈川区西寺尾3-3-20
電話&F 045-401-0842
携 帯 080-1174-9553
E-mail hide@hide2008.com
http://www.hide2008.com/
★就業規則・労働社会保険手続き
★特別加入(社長・一人親方の労災)
★社員のための外部通報・相談窓口機関
 (社長の社員の架け橋機関)
★会社、NPO、一般社団法人等の設立
★建設業許可、経審、入札参加資格申請
会社運営を強力にサポートする
<中小企業の法務担当>

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障害者7割でも優良企業

2015-02-22 21:37:55 | 日記
みなさんは「ダストレスチョーク」をご存じでしょうか?
黒板に文字を書くチョークなのですが、ただのチョークではありません。
粒子が重いため、粉が飛び散りにくいチョークなのです。

そのダストレスチョークで30%のシェアを誇る日本一の企業が、「日本理科学工業」なのです。
川崎にある従業員70名ほどの会社です。
驚くこととに、社員70人のうち50人、つまり70%が障害者なのです。

決して大きな会社ではない同社が、障害者雇用と安定経営を両立できている理由は、今から60年前に遡るのだ。

今から60年程前、同社に養護学校の先生が来社した。
3月に卒業する2人の少女の就職を依頼するためだった。
当時、社員15名程の会社で、障害者に対する知識もなく資金的にも余裕がなかった同社は、丁重に断ったのだった。
しかし先生は何度も訪問し、2人の就職を嘆願し続けた。
同社が断り続けたのは障害者が嫌いなのではなく、2人の少女を幸せにする自信がなかったためなのだった。
会社の心情を察した先生は、「せめて2週間だけでも就業体験をさせてほしい」と頼み込んだ。
先生の熱意に押され、ついに同社は就業体験を引き受けたのだった。

業務内容はラベル貼りという単純なものであったが、2人は朝から晩まで懸命に取り組んだ。
そしていよいよ明日で就業体験が終わるという日、社長の前に15人の全社員が取り囲み、嘆願したのだった。
「あの2人はあんなにも頑張っています。
どうか4月から正社員として採用して下さい。
この子たちができないことは、私たち全員でカバーします」
と最敬礼した。
社員の言動に心を動かされた社長は、翌日2人を採用したのだった。


同社が障害者雇用と好業績を両立できた理由は、「経営の考え方」にあると思うのです。
つまり「トップダウン」ではなく、「全社員の総意」で取り組んできたことにある
と、関口は考えているのです。

私関口は、顧問先会社の社員さんの意見を取り入れる役割をさせていただいているのです。
こういった役割は、同じ会社の人間ではなく、外部の人間だからこそできるのです。

みなさんの会社では、社員の総意によって、
物事が決まるシステムがありますか?
みなさんのご意見、お聞かせ下さい。


話はガラっと変わり、1月に、珈琲貴族エジンバラが再開しました。
http://edinburgh.jp/

40年近くの歴史がある老舗喫茶店でありながら、とある事情により、
閉店を余儀なくされた名店なのです。
当時、24時間営業の喫茶店など、ほとんどなかった時代に、
いち早く24時間営業を始めた喫茶店です。
価格で勝負しない経営スタイルから、「ゆったりと過ごしたい」方に
もってこいの喫茶店なのです。

さて、そのエジンバラさん、この度、株式会社エジンバラとして、
再オープンすることになったのです!
ちなみに私関口は、会社設立の定款から議事録、飲食店許可申請、
社会保険・労働保険加入手続き、雇用契約書、就業規則などなど、
もろもろの手続きに関わらさせていただきました。
あざす!

さて、珈琲貴族エジンバラさんの復活を記念し、「朝会」を開催したいと思います。
「珈琲貴族エジンバラ復活祭」
日時;2月25日(水)朝7時から
場所;新宿区新宿3-2-4 新宿M&Eスクエアビル2階
http://edinburgh.jp/
アクセス;地下鉄新宿三丁目徒歩30秒、JR新宿駅徒歩5分
会費;3000円
趣旨;1日の清々しい朝のスタートを、雰囲気のいい喫茶店で迎え、
異業種の交流を深めていただくのが趣旨です。

士業や経営者の方など、現在20名以上の方がお申込み!
みなさんも、ぜひぜひご参加下さい!


要事前予約
メール・電話等で、お名前・会社名・参加人数等を連絡下さいね!





~企業法務手続~
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決断力の秘訣

2015-02-12 08:18:17 | 日記
みなさんは「決断」に迷った時はございますか?
自慢ではないですが、関口は「決断力」に自信がありません。
迷わないためのコツなどありましたら、ぜひ教えて下さい。
会社の運営や日々の業務で、「決断力」が問われる場面があると思います。
その「決断力」をつける秘策を、大河ドラマ「軍師官兵衛」で有名になった黒田官兵衛(如水)
が提案しているのです。
「戦国一頭の鋭い男」と言われた如水が、
息子長政に「決断力」を迫ったエピソードがあるのです。

あるとき官兵衛、黒田家の当主となった息子の長政に次のように命じたのでした。
「決定権は大将の固有の権限であって、どんな優秀な部下にも分権することはできない。
この前の異見会でお前は『若侍の意見に従いましょう』などと言ったが、
あれは明らかに自分の権限を放棄したに等しい。
これからは気をつけろ」

このとき如水は、自身が散々使い古した下駄と草履を片方ずつ、長政に与えたのだった。
長政は考え込んだ。
「戦国で一番頭脳の鋭いといわれた父上だ。
古びた片方ずつの下駄と草履には、何か深い意味があるのだろう」

いつまでも考え込んでいる息子を見て如水は笑ってこう言った。
「お前はその下駄と草履の意味を探しているのだろう」
「はい、父上は戦国一頭の鋭いと言われた人物です。
この片方ずつの下駄と草履の深い意味を探り当てようと思っておりました」
「やめなさい、無駄だ」

ぽかんとしている長政に如水はこう言った。
「いいか、お前は異見会の議長を務めているうちに会議を上手く運ぶことだけを考え、
自分の意見を控えてばかりだ。
以前の異見会は1時間で済んだのが、今では5、6時間もかかっている。
しかも結論がでない。
それはお前が決断しないからだ。
異見会の間、業務は停滞する、その上結論がでない、
こういったことが続くと黒田家は潰れるぞ。
いいか!異見会に限らず、決断が鈍ったときに下駄と草履を出して思い出せ!」

長政は言葉を返すことができなかった。
「父はどちらかというと上意下達の人間だ。
だから私は下意上達を重んじよう。
そのために身分の低い者の意見を重視しよう」
と考え、下意上達に徹しすぎたのであった。

このことは、現代の会社運営も同じなのです。
社員さんの意見を取り入れることは非常に重要です。
当事務所も顧問先企業の、社員さんの意見を会社に組み上げる取り組みを行っています。
しかし、それに徹しすぎてもいけないのです。

意見を聞いた上で、最終的は決定は、社長さん自ら行うことが必要と考える関口なのでした。

みなさんの会社では、意思決定はどのようにされてますか?
みなさんのご意見、お待ちしております。


話はガラっと変わり、1月に、珈琲貴族エジンバラが再開しました。
http://edinburgh.jp/

40年近くの歴史がある老舗喫茶店でありながら、とある事情により、閉店を余儀なくされた名店なのです。
当時、24時間営業の喫茶店など、ほとんどなかった時代に、
いち早く24時間営業を始めた喫茶店です。
価格で勝負しない経営スタイルから、「ゆったりと過ごしたい」方に
もってこいの喫茶店なのです。

さて、そのエジンバラさん、この度、株式会社エジンバラとして、再オープンすることになったのです!
ちなみに私関口は、会社設立の定款から議事録、飲食店許可申請、社会保険・労働保険加入手続き、雇用契約書、就業規則などなど、
もろもろの手続きに関わらさせていただきました。
あざす!

さて、珈琲貴族エジンバラさんの復活を記念し、「朝会」を開催したいと思います。
「珈琲貴族エジンバラ復活祭」
日時;2月25日(水)朝7時から
場所;新宿区新宿3-2-4 新宿M&Eスクエアビル2階
http://edinburgh.jp/
アクセス;地下鉄新宿三丁目徒歩30秒、JR新宿駅徒歩5分
会費;3000円
趣旨;1日の清々しい朝のスタートを、雰囲気のいい喫茶店で迎え、
異業種の交流を深めていただくのが趣旨です。

まだ、本格的な告知をしていないにも関わらず、どこで情報を仕入れたのか、
すでに10名弱がお申し込み!あざす!
みなさんも、ぜひぜひご参加下さい!


要事前予約
メール・電話等で、お名前・会社名・参加人数等を連絡下さいね!
みなさんもお時間ありましたら、ぜひお申込み下さい!


~企業法務手続~
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〒221-0001
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千年続く企業とは

2015-02-04 09:06:39 | 日記
みなさんは1400年の歴史を持つ、世界最古の老舗企業をご存じですか?
578年の古代に創業された「金剛組」です。
神社仏閣、城郭などの施工、修理を手掛けている大阪市の建設会社です。
この会社を見習えば、みなさんの会社も1400年継続すること間違いなしなのです!

金剛組が長い歴史を生き延びてきた要因は、
「寺社建設という超ニッチなマーケットに特化したこと」
にほかならないと関口は分析しているのです。
大きな儲けにはならないけど、数十年周期で発生する改修注文に対応できる技術があるのです。

その金剛組にも、経営の危機が何度かあったのだ。

明治になり、廃仏毀釈運動が起こると、金剛組の最大の顧客である寺院は、寺領を失った。
追い打ちをかけるように昭和恐慌のため、急激な経営難。
当時、養子で婿入りしてきた37代目の金剛治一は、先の見通しが立たず、先祖の墓前で自決したのだった。
「老舗を守る」という重圧に、耐えきれなかったのだ。

その不運の中、未亡人となった妻よしゑは、方々頭を下げ駆けずり回り、みごと経営を立て直したのであった。
「決して金剛組を潰さない」という執念が実ったのだ。
その後、よしゑは38代目の女棟梁となり、株式会社化した際の初代社長に就任した。

平成に入ると、東京にも進出し、近代工法を導入し、総合建設業へと多角化を進めた。
その頃、マンション等のコンクリート建設が、売り上げの7、8割を占めるようになった。
それが原因で、大手ゼネコンとの過当競争に巻き込まれたのであった。
さらにバブル崩壊、急激に資金繰りが悪化、平成17年に倒産の危機を迎えたのだ。
幸いにも、同じ大阪の企業である高松建設の資金援助により再建を果たしたのであった。

それ以来、「これからは、総合建設業のように手を広げず、寺社建築以外の仕事はしない」
という原点に立ち返ったのだった。

これは中小企業の経営戦略である「ランチェスター戦略」に基づくものなのです。
中小企業は、大手企業の領域を侵してはいけないのです。
その領域を犯した途端、大手に潰されるか価格競争で敗れてしまうのです。
中小企業は、大手が手を出さない分野に特化すべきなのです。

みなさんの会社では、大手企業にはない「強み」がありますか?
特定の分野で、狭く深く特化している技術・商品・ブランド等のことです。
その「強み」があれば、%%name%%さんの会社も老舗企業となりうるのです。
みなさんのご意見、お待ちしてますね!




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