triskaidecagon

『triskaidecagon』は『13角形』

秀のブログです。主に写真。

ビットレート

2007年04月22日 01時16分52秒 | Weblog

いわゆる善し悪しみたいなものとはまるで別のレイヤーの話なんだけど。

 映像とか音声の素材なんかを題材にして、コラボレーションというか適当に組み合わせて、それなりに見れる映像を作るっていう作業があります。いわゆる「編集」という作業ですね。
 その素材の持って来かたについて「コラボレーション」とか「リミックス」とか、いろいろな呼び名があったりします。
 で、アニメとか特撮とかそういうオタクの人が喜びそうな素材で、海賊盤的ななにかを作る事を通称【MAD】と呼んだりします。いきなり海賊盤的行為で規定されてるのはオタクの人って自分の好きなものをいじってなんかするのが好きだったりするからで、立場が基本的にファンだから版権とかのビジネスの話にはならないから。
 この手のものが「MAD」っていう変な呼び方をされてるのにはそれなりに歴史があるんですけど、ここでは語らない。
 youtubeなんかでは普通に流通している呼び方だったりするのにそれなりに感慨を覚えたりはするわけですよアンパンだ!

 驚くべきだと思うのは、「映像」ってのは作るのにも流通させるのにもものすごい強力なリソースが必要なので、現代に至るまでなかなかそれを素人が面白く扱う事ができなかった (高校大学の映画研究会とか、そういうところぐらいでしか扱われてなかった。作ったは良いけど流通できなかったってのもあるし。DAICONフィルムぐらいの超有名作も評判にはなったけど見れてなかった人も多かったはず。俺もだけど) ものなのだけど、youtubeの普及ぐらいからすごい勢いで映像をいじった遊びというのが広がっているのだよね。
 流通が簡単になったのもあるけど、パソコンがハイパワーになったおかげで編集もやりやすくなったってのもある。フィルム切り刻まないですみますしね。ビデオテープなんかに比べても、だいぶコピペが簡単です。しかも家にあるようなパソコンでできる。「、もうこれ以上性能を上げる必要ないだろ」と思ってたパソコンの性能とか通信速度の向上とかによって、やっぱり世界はそれなりのやり方で変わっているのだなぁ。
 「パソコンの性能が上がると、面白いMADが見れるんですよ」っていわれても全然ありがたくないんだけど、性能が上がってしまうとそういう事ができるようになってしまい、できるようになったら誰かがやっちゃうもんなんですよね。そして、そういう遊びで生み出されたものは、世の中のすべてがそうであるようにスタージョンの法則に従ったぐらいの割合で一定の割合のものは面白かったりもするんだよね。著作権的には真っ黒だけどね。

ということをわざわざ考えてしまったのは、面白いものを見かけたからだったりする。
 アーカードの憂鬱
 ハレハレロックマン
 きらりん☆バラライカ
最後のヤツなんて、歌も映像も元ネタ知りませんが、「よくできてる」のだけは判って驚いた。


Wiiでローカルに保存してあるflvをみる

2007年04月17日 22時16分22秒 | Weblog

誰が得するんだこんな話、という感じで申し訳ないんだが。
うちのWiiでPCにストックしてあるFLVを見れんかな、と思ったのが始まり。
非常に応用の効かない話になりますが、こうしたよ的な参考にしてください。

1.まずWebサーバーを立てる。
そもそもの発想が「Wiiにはoperaが乗ってる」なので、自分ちのPCが「HTTPで呼ばれて返答できる」状態にせんといかんような気がするわけですか、「はぁそれはwebサーバーってやつですかねぇ」という気がしたので、手軽そうで何かそういった感じのものを探してきた。
 AN HTTP
とりあえず、手軽なところが利点である。
初回に起動すると、自動でいろいろ設定してくれる様子。
いろいろ設定できるようだけどよくわかんないので、
 【オプション】→【一般】:[一般][ドキュメントルート]z:www
プション】→【一般】:[アクセス制御]→[アクセス制御]checked
 【オプション】→【一般】:[アクセス制御]→[パス:/]→【右クリック】→【編集】→[許可IP]192.168.*.*
ぐらいの設定だけいじる。
これで、「HTTPでアクセスできるファイルの大元=Zドライブのwwwフォルダ」と「接続できるIPアドレス=自分のLANの中」ぐらいの設定になっているはずだ、たぶん。

2.Wiiから見えるか確認する
[ドキュメントルート]で指定したフォルダに、適当な「index.html」を入れる。
内容は
<html>
<body>
見えるかなwii
<body>
</html>
ぐらいで充分。
で、Wiiのインターネットチャンネルのアドレス入力から、自分のPCのローカルIPのindex.htmlでも呼び出す。
 (※調べ方:【スタート】【コントロールパネル】【ネットワーク接続】【ローカルエリア接続】[サポート][IPアドレス])
 ( 上記の例でz:wwwindex.html にファイルが置いてあれば、http://192.168.*.*/index.html になる。)
見えたので繋がっているのであろう。重畳。
後でアドレスを打ち直すのも面倒なので、ここで 【お気に入り】 ておくのも忘れない。

3.FLVを見れるようにする。
とりあえず、FlashVideoPlayerを利用する事にする。
どこかで紹介していたから。
googleあたりで調べると、「JavaScriptのオブジェクト扱いして制御してください」的な事が書いてあるような気がする。
また、各書においてある利用サンプルはたいてい「画面にプレイヤを貼り付ける」形態の紹介である。
まぁいいんだけど、ホントはイヤだ。なぜならWiiで見たいから。ようするにフルスクリーンで表示したい。基本的にflashって直接URLで指定すると、勝手に最大サイズまで拡大してくれるんだよね、的ないらん知識も動員していろいろ調べた結果、結論がでました。
●「swfに直接リンク貼って、ソースを一緒に指定してやれば基本的に見れる」。
 (※少なくともoperaでは、この形態だとplaylistが利用できないんだけど、使わないから構わない)
基本的にはこんな感じ。
<a href="flvplayer.swf?file=./flv/video01.flv"/>video01</a>
 (※ file=は、flvプレイヤーからの相対パス。試してないけど絶対パスでも行けると思う)
これで、画面上に「video01」への文字リンクが表示されて、クリックするとflvプレイヤが拡大表示される。ボタンを押すと再生。
また、ファイル名の後ろに&でパラメーターをつなげていく事で、オプションの設定もできます。

wiiでのオススメ設定は以下。
<a href="flvplayer.swf?file=./flv/video01.flv&autostart=true&fullscreenmode=true&largecontrols=true&overstretch=false"/>video01</a>

 autostart[true/false] trueとすると自動的に開始。デフォルトはfalse
 fullscreenmode[ture/false] 全画面モード。画面サイズより、コントロールの表示に意味があるかも。
 largecontrols[true/false] 操作盤の大小。wiiはポインティングデバイスが不器用なので大きいのがオススメ。
 overstrech[true/false/fit/none] 伸び方。
   trueは「狭いほうを充填して余剰部分は切断:縦横比は正常を維持(見えないところができるけど)」
   falseは「広いほうを充填して余剰部分は黒塗り:縦横比は正常を維持(画面上に黒塗り部分があるけど)」
   fitは「縦横非を維持しないで画面に充填:縦横比は維持しない」
   noneは「伸ばさない:縦横比を維持」

画面に貼り付ける方法は、上記の「a href」を「embed src」に変更して、width と height を embed内で指定してやればいいみたいです。wiiでは使いにくいけど。
後はリンクの文字を適当に大きくして、Wiiで見やすいサイズ(200~300%ぐらい)にすれば、とりあえず完成です。

※注意点:objectなりでの指定が推奨されてるのにはなんかの意味があるものと思われます。俺個人は自分のLANからしかアプローチしない自分使いの利用方法だからかまわんだろうという事なのであって、広く公開するときにはこれだとなんか困った事になると思われますので注意してください。

※flvファイル名のマルチバイトは(たぶん)比対応。

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という事で、さしあたりいくつかのflvを見るという目標は達成しましたが、htmlを自分で書きましょうという状態なのでそれほど便利という感じではありません。すごく手間なわけでも無いんだけど。
じゃあCGIというか自分用WEBアプリを作る事になるんか俺は、という気がしています。
javascriptを憶えてクライアントサイドでお茶を濁すか、CGIをゼロから勉強してサーバサイドでなんかできるような状態にもっていくか、悩むところではある。実はいちおうVBSはいちおう使えるという事にはなってるからjavascriptはちょっと面倒というか目新しさにややかけるんだよね。やっぱサーバサイドの何かをすることにしようかなぁ、目標達成までに軽く半年はかかるだろうけど。


モスリニューアル

2007年04月17日 20時50分40秒 | Weblog

モスバーガーのメニューがリニューアルだってよ。
ハンバーガーといえば俺の出番です。
喰ってきましたよ。

とはいっても、別にファーストフードのハンバーガーがすごく好きってわけでも無いんですけどね。
よくわかんないけど、ハンバーガーの新製品みたいなものには喰わなければいけない的な義務感を感じてしまいます。モスも「匠味」はほとんどスルー(実は最初の一回は喰った。お母さんが作るハンバーガーみたいでした)なんですが、今回は普通のものがリニューアルらしいので興味しんしんです。
二日かけてモスと照り焼き両方喰いましたよ。
あ、モスバーガーでは普段はモスバーガー派です。

まず『モスバーガー』。
基本的な変化は「肉が美味くてもっちりしてる」のと、「トマトソースの存在感が無い」と感じました。
肉が合い挽きになったそうで、そらハンバーグ的には美味しいに決まってますわな。つなぎが効いてて肉汁が多い普通っぽい(ハンバーガー屋さんのハンバーグはしばしばハンバーグとして単品ではちょっとどうだろうというものだと思うんだけど)ハンバーグです。逆に、モスバーガーのトレードマークであるところのトマトのソースは、あっさりしすぎてほとんど存在感がありません。トマトの輪切りが乗ってるんだから、あえて別にソースを載せるほどのことはないんじゃないかという気がするぐらい。(存在感が強かったらうっとおしくなるのは判り切ってるんですけどね)
トマトソースの存在感が薄いと、モスバーガーを食ってる気がしません。
たぶん美味しくなってるんですが、モスバーガーは彼らしさを失ってしまった気がします。

対して『てりやきバーガー』
肉が美味くなってるぶん、てりやきバーガーの全体的な存在感が増して美味くなってました。以前のてりやきバーガーって、「別に肉がなくても良いんじゃないか」ぐらい肉の存在感が薄くて寂しい食べ物だと思ってたんですが、リニューアルで充実した判りやすい食い物になったと思います。
レタスとマヨネーズにもなんか変化はあったのかもしれませんがよく判りません。
けど、てりやきバーガーはなんかやる気の感じられる美味しい食べ物でした。

結論としては、「てりやきバーガーを食え」でしょうか。
これまでは「モス」か「てりチ」がセオリーだったんですけどね、これからのモスは「てりやき」だと思います。


本日の疑問

2007年04月07日 22時00分00秒 | Weblog
しかしチクワのテンプラってのはなんであんなに美味しいんでしょうか?
正直、品の良い美味しさではないんだけど、妙に美味しいよね。

きょう気がついて愕然としたのは、あの美味しさがチクワの美味しさにもテンプラの美味しさにも似てないって事でした。アレはなにがどうなったらああいう美味しさになるんでしょうか?
いや、滅多に喰うものじゃないんですけどね、子供のころから「美味しいもの」と認識してたんだよなそういえば。

かなまら祭

2007年04月03日 04時11分53秒 | 写真

奇祭というか珍祭としてちょっと有名な「かなまら祭」に行って来ました。
何を祭祀しているのに関しては、祭の名前から察してください。三文字目と四文字目に注目するとより判り易いかも知れません。
って、あんまり隠すと却って下品ですね。
ここからは単刀直入に行きます。シモネタなので、清純派の皆様は注意してください。


要するに「ちんこ」のお祭です。


いつもなら写真をここに載せてしまうんですが、言い訳の効かない様な写真ばかりなので、他所のアルバムを利用する事にします。
2007年4月1日 かなまら祭
写真にして八枚。
ジャーナリズムに徹しております。
日本の奇妙な風習を感じるように心がけてくださいませ。


また今回は、google Video を利用して動画も提供しております。
 KANAMARA MATSURI 2007 : A Mikoshi of Phallus
 KANAMARA MATSURI 2007 : Mikoshi of Phallus Parade.
上の動画は、境内で待機しているお神輿です。観光客が近づいていくんですが、人々のだらしない喜び方が非常に印象的。
下の動画は、じっさいに担いで回られているお神輿。シーンを合成して、一連の動画にしています。


お祭には、日本人でない方が数多くいらしてるのが印象的でした。全体の三割から四割ぐらいは外国人だったような気がします。そして、洋の東西を問わず老若男女を問わず、でっかいちんこの置物を見てはみんなしてだらしなく笑み崩れているのが印象的でした。
なんかもう、どうでも良くなってくるんですが、やっぱり笑っちゃうみたいな変な空気。