「ママ小児科医からママ達へ」というもう何年も前からやっている定番講座を1月26日にしました。
何年も前からやっているというのは、「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会主催講座だからです。
座談会形式というか、すべての人に心配なことなど、一言お話ししていただいて、私が答えるという時間を長めにとった講座です。
結構多いのが、一時期続けて寝てくれていたのに、最近やたらとおきる、どうして?とか、一日のリズムが作れない、とか、離乳食に苦労する、とか。
病気の質問よりはそういったことの方が多いのです。
あんさんぶる荻窪などでやっていた時は20~30人くらいの参加でした。
ひだまりサロンができて、人数は少な目になりました。昨日も7人。
でも、場所の広さとか慣れてないことをと考えると10人くらいが限度かな?
その分満足度を上げていきたいです。
知ってしまって不安でなくて、知って安心、を目指したい。
きちんと伝えられるように、不安が残らないように。そこを大切に・・・。
いつも一番に来て一緒に準備をしてくれるAMAちゃん。
フルタイムで働いてるのに、貴重なお休みにきてくれたさくらちゃん&ひなたちゃん。
差し入れをわざわざ届けにきてくれたふーちゃん。
参加者とのやりとりや質問のとりまとめなど、裏方仕事を引き受けてくれてるなおみちゃん。
どれもよりよい社会を子どもに残そうという熱い気持ちがないとできないことではないかなと思います。
多くの人の支えと応援あってのひだまりサロンです。
講座するたびに、本当に感謝だなぁとしみじみ
みんな私よりも10歳以上若いのに!しっかりしてるんですよね~
素晴らしいわぁ
そして、この活動が楽しそう
講座はいつもの資料で、
「症状別のホームケアと重症度の見わけ方」
「単純性熱性けいれんと複雑型の熱性けいれん、けいれん時のホームケア」
「絶対救急外来に行くべきときとは」
「窒息したときは?」
「医者につたえることは?」「納得できる医療を受けるために」
「日常生活で気をつけること~母親が主治医という観点から~」
「予防できることは?」
その話の中に、「細菌性髄膜炎」「腸重積」の話を入れます。
早く気づくことがその後を左右しますから。
これは、研修医時代、大変お世話になった小児科の恩師から直接しっかりたたきこまれました。
盛りだくさんすぎですよね~
なので、いつも、雑談なし!要点をはっきり!を心がけます。
大きな施設や保健センターでは、大きなホワイトボードや黒板があるのですが、
ひだまりサロンにはイケアのおもちゃのものしかありません。
ちょっとそこが苦労なんですけど。みにくくてごめんなさい。
パワーポイントとかでパソコンのプレゼンみたいにする方がいいのかなぁ~
二人目のお母さんは、上の子のときとはワクチンが随分変わってびっくりしたとのこと。
世界標準に追いつくことをやっと始めたというだけのことなんですけれどね。
不活化ポリオワクチンの話はやっぱりでました。
みなさん情報通!
一応情報として不活化ポリオ接種医療機関一覧表です。
不活化ポリオと生ポリオのワクチンの違いは説明しました。
納得のできる選択をするための情報として知りうる限りの正しい情報を。
私自身、調べていて、いろいろな情報に混乱してきて、泣きついたのが、「VPDを知って子どもを守ろう」会員のためのMLでした。
代表の園部先生にお答えいただきすっきりしました。
先日の記事で紹介した、2月6日にある講演会の演者の先生です。
知ったお母さんたちがポリオで悩みのは当たり前です。
でも、決定するのはやはり保護者です。
こういう話は、普通の外来や健診ではできない・・・。
複雑です・・・。
今回うれしかったのは、今まではなかったと思うのですが、妊婦さんがきてくださったこと。
9か月だそうです。
赤ちゃん生まれたらまたきてくださると楽しみ
ご安産をお祈りしています。
寒いですからね~冷やさないでね~
参加者のみなさま、寒い中、ありがとうございました!
毎月第4週は会とのコラボで講座をしています。
来月は「復職講座」。三回目かなと思います。
毎年、この時期、年度末にやってます。
お申込みは会のHPイベントお知らせコーナーからどうぞ。