こんにちは
だんだんと涼しくなって秋の香りを感じ始めた今日この頃、皆さんはいかがお過ごしでしょうか
季節の変わり目なので体調などを崩さないように気を付けてくださいね
今回は、食欲の秋ということもあり、嚥下障害のある方や高齢者の方の安全な食事方法についてお話ししたいと思います
ではさっそく行ってみましょー
まずはじめに、
1.食事を始める前に・・・
手・口・のどがきれいであるか確かめましょう。口の中や、のどが汚れていると、味もまずいばかりかもし誤って肺に入ったとき(誤嚥)、
肺炎などになる危険が高くなります。
2.食事をとる環境を整備しましょう
落ち着いて、楽しい雰囲気の中で食事をとるように心がけましょう。ざわざわしていたり、うるさい場所では気が散って、食事に集中
できません。このようなとき、誤嚥が起こりやすくなります。リラックスしていると飲み込みもスムーズになり、消化も良くなります。
3.食べる前の準備体操
いきなり食事を始めると、一口目にむせてしまうことが多いものです。深呼吸・お口の体操・首と肩を回す体操をしてから「さあ、食事
です」
4.食べるときの姿勢
いつも食べなれた姿勢が一番ですが、むせが強いときなどは、リクライニング椅子などを利用して寄りかかって食べると良いことが
あります。この時、必ずあごは引いておくことが大切です。
5.良く噛んで味わいながらゆっくり食べましょう
良く噛んで味わいながらゆっくり食べると、むせも少なく消化も良くなります。飲み込むときにはすこし息を止めて、口をしっかり閉じて
飲み込みましょう。むせたときや、疲れたときは、少し休憩を入れてください。のどに食べ物が残っているようなときは、少量の水を飲んで
何度かごくんをしてください。一口に食べる量はティースプーンに1杯くらいが適当です。個人差もありますが、多すぎても少なすぎても
良くありません。ほおばって食べるのは危険です。
6.食事の時間を決めて、1日のリズムを作りましょう
食事時間は朝7時、昼12時、夜6時のように毎日一定にしましょう。一回の食事時間は30分から45分と決めてください。食事量が足りない
場合は、10時と3時におやつのように、こちらも毎日のリズムを大切にしましょう。
7.食事のあとも清潔に
食後には必ず歯を磨いて、うがいをして口とのどを清潔に保ちましょう。食後にお茶を飲む習慣は、口とのどの衛生に効果的です。右下、
左下を向いてごくんごくんとするとのどに残った食べ物がきれいになります。
少し長くなりましたがぜひ皆さんもこれを参考に、おいしいご飯をたくさん食べて、食欲の秋を満喫してくださいね~