天皇陛下東大付属病院入院
天皇陛下は心臓の冠動脈バイパス手術に備えるため17日午前、東京都文京区の東京大学医学部付属病院に入院された。18日に、東大と順天堂大の合同チームによる手術を受けられる。
陛下は午前10時15分ごろ、スーツ姿でお付き添いの皇后さまと病院に到着された。出迎えた病院関係者のあいさつを受けた後、居合わせた患者らに笑顔で手を振られた。
手術は狭窄(狭くなった部分)が発見された左冠動脈の「回旋枝(かいせんし)」と「前下行枝(ぜんかこうし)」の2カ所について、陛下ご自身の別の部位の血管を使って血流の回り道をつくる。順調に進めば、前後の処置も含めて約5時間で手術は終了する見込み。
医師団は手術の安全性は高いとしており、「従来の生活の維持と、更なる向上を目指す」と説明している。順調なら2週間程度で退院される見通しとしている。
冠動脈は心臓を取り巻き、心臓周辺の筋肉に酸素や栄養を送る血管。陛下は昨年、東大病院で手首からカテーテル(細い管)を挿入して冠動脈の血流を調べた際、狭窄部分が見つかったため投薬治療を受けられていた。今年の検査で狭窄がやや進行していることが判明し、狭心症との診断を受けられた。
17日から公務に復帰されるまでの当面の間、国事行為は皇太子さまが代行される。宮内庁によると、陛下は3月11日に東京都内で開かれる東日本大震災1年の追悼式への出席に、強い意欲を示されているという。【産経ニュース】
天皇陛下の心臓手術、無事終了
東大病院(東京都文京区)で18日午前から行われた天皇陛下の心臓の冠動脈バイパス手術は同日午後、無事終了し、同3時55分に手術室を出られた。
陛下は容体が落ち着くまで集中治療室で過ごす。経過が順調なら2週間程度で退院できる見通し。退院後はお住まいの皇居・御所で静養する。【時事通信抜粋】
天野教授
○海外報道
世界のTV局、通信社が速報
天皇陛下の心臓手術について18日、ロイターやフランス通信(AFP)、AP通信など、欧米の通信社が「日本の78歳のエンペラーの心臓バイパス手術が成功裏に終了した」などと速報で伝えた。中国の国営新華社通信も「順調であれば約2週間後に退院」などと速報、海外の関心の高さをうかがわせた。 【産経新聞抜粋】
天皇陛下の手術「順調に終了」
早期ご回復を祈ります
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