天皇、皇后両陛下は3日、カナダ、米ハワイへのご訪問に向け、羽田空港発の政府専用機で出発された。最初の訪問地、カナダの首都オタワには現地時間の同日午後(日本時間4日未明)に到着される予定。
陛下のカナダご訪問は、皇太子時代の昭和28年、昭和天皇の名代としてエリザベス女王の戴冠式に参列するため、英国に向かう途中に訪問されて以来56年ぶり。皇后さまは初めてとなる。また、両陛下のハワイご訪問は平成6年6月以来、約15年ぶり。
陛下は空港内での行事で、カナダご訪問について「今回は皇后と共に再び訪れることをうれしく思っております。私どもの訪問が修好80周年を迎えた両国の相互理解と友好関係の更なる増進に資するよう願っております」と期待を語られた。
皇太子ご夫妻をはじめとする皇族方、麻生太郎首相ら三権の長などが両陛下を見送った。17日のご帰国までの間、皇太子さまが国事行為の臨時代行をお務めになる。【産経ニュース抜粋】
皇太子さまが国事行為臨時代行