癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

としくん・ゆうくんの鯉のぼり!

2007年05月05日 15時27分57秒 | 癒  し

   巨大こいのぼり、空を泳ぐ 泳ぐジャンボこいのぼり

こいのぼりの産地・埼玉県加須市で3日、全長100メートルの「ジャンボこいのぼ」が空を泳ぎ、会場の利根川河川敷の約8万3000人から歓声が上がった。ジャンボこいのぼりは同市PRのため地元青年会議所の提案で87年に製作が始まり、毎年、憲法記念日に開かれる「加須市民平和祭」で揚げられる。昨年5月にはサッカーW杯日本初戦が開催されたドイツ・カイザースラウテルン市でも雄姿を披露とか。

            作るの・揚げるの大変だったろうなー  
                                 としくん・ゆうくん見てるかなー


「想い出」までも消してしまう個人情報保護法!

2007年05月05日 15時14分35秒 | ニュース

 
    

今朝の連続ドラマ「どんと晴れ」の中で、韓国から彼女を探しに来た彼氏に市役所職員が、堅くやに一人の女性の氏名を「個人情報保護法」のためと称して最後まで探してくれなかった場面があった。そこまでして教えられないのかと、いらいらながながら見ていた。

確かにプライバシイは保護されなければならないが、度を越す弊害も現れてきている事も否定できないよう事実のようだ。以下福岡市教育委員会での話である。

個人情報保護法の全面施行から2年余りが経過した。個人情報の悪用を許さないための法律なのに、「個人情報は隠さないといけない」という誤った認識は依然として根強い。

子どもの安全と健やかな成長を見守る学校も、秘密にしなければならない情報の流出防止に力を入れるが、一方で、法解釈をめぐる過剰反応にも冷静に目を向け、対応を見直す動きも出てきたと言う。 

 福岡市教委が発行する広報誌「福岡の教育」。A4判のカラー刷りで、市内の小中学校の活動などを紹介している。その昨年10月号。体操服姿の中学生が空き缶などを分別している写真が表紙を飾っている。

 いずれも横顔や後ろ姿で、一般の人が見たところで、どこの誰だか分からないはずだが「写った生徒6人全員の、保護者の了解を取ってから掲載に踏み切りました」。早良区田隈中の中岡洋校長は苦笑いした。

 今やPTA新聞など配布先が限定される印刷物でも、生徒・児童の顔写真は原則として載せないのが鉄則。田隈中が総合学習の一環で取り組む地域の清掃活動の様子を紹介したいと市教委から相談があった際も「保護者の了解」が条件だった。

 中岡校長は「昔の感覚からは不自由だと思いますが、時代の要請でしょう」と戸惑いを語る。

 一昨年4月の個人情報保護法の全面施行以来、九州の多くの小中学校で、緊急連絡網でさえ許可を得た保護者しか掲載しなかったり、卒業アルバムに卒業生の住所を載せなかったりしている。

福岡県PTA連合会によると、不審者から身を守るため、校外では名札を外す指導も小学校を中心に広く行われていると言う。

卒業アルバムに氏名も掲載できない、想い出までも消してしまうプライバシイの侵害
に戸惑いを感じる。
 
こうした過剰ともいえる対応は、地域社会やクラス、同窓生のつながりを希薄にするなどの弊害も生んでいる

 福岡市南区の長住小では、5年前に帰宅中の女子児童が不審な男に声をかけられた「事件」を機に校外での名札着用を禁止した。

その結果、校内で名札を着ける児童も低学年で3割、高学年では1割しかいなくなった。地域のお年寄りがあいさつしても「知らない人」を警戒する子どもたちは無視するようになった。

 「結果的に規律を守れない子どもを育ててしまった」。草島哲夫校長は4月から一転して、登下校時の名札着用を指導している。一概に個人情報といっても、厳重に管理すべきプライバシーと、社会で共有すべき情報とは異なる。

 「外部の目を恐れたりせず、学校自らの責任で判断しなくては肝心の教育的視点が抜け落ちる」と草島校長。現場の試行錯誤は続いていると言う。

以上の話だが、校長の一言・一言に真実味を感じる。それでなくても殺伐としたこの頃、人間関係までも蝕む法律なら早急に改善する必要があろう。