8/12、猊鼻渓に行ってきました。こちらは日本で最北の「舟下り」のあるところらしく、久しぶりに川面から見る渓谷を楽しみにしていました。前日の雨で川の水は濁っていましたが、船から手を伸ばすと十分に涼しさを感じることができ、快適な舟下りでした。この舟、舟下りと言いながら、一度手漕ぎで上流へ上り、それから下って乗船場所に戻るという方式でした。手漕ぎも櫂で漕ぐのではなく、棹で川底を押して進むタイプの運行で、それだけ全体的に浅い川底の渓谷だったのです。両岸の岩は数十メートルの高さがあるのに、浅い川というのがなんとも不思議で、岩で反響する船頭さんの声とともに、異空間の雰囲気を醸し出していました。朝早くの舟でしたので、川霧を見ることもでき、得した気分にもなりました。
写真は名前の由来となった「獅子の鼻に似ている岩」です。これだけに注目すると「なぁんだ」という感じですが、舟下り途中の岩は、写真に収まりきらないほどの大きさで迫力もあり、十分楽しめる観光アトラクションだと思いました。
写真は名前の由来となった「獅子の鼻に似ている岩」です。これだけに注目すると「なぁんだ」という感じですが、舟下り途中の岩は、写真に収まりきらないほどの大きさで迫力もあり、十分楽しめる観光アトラクションだと思いました。