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国旗はためく下に

2015年04月08日 | 平和日誌

▲泉谷しげるさん

泉谷しげるさんは
シンガーソングライターで俳優でもある
多彩なアーティストです。


昭和23年(1948年)生まれの
いわゆる団塊の世代のひとりです。


今から30年ほど前になりますが
東京でのライブに初めて行きました。
今ではすっかり

“いい感じのおじいちゃん”

になってしまいましたが
当時は俗に言う

“暴れん坊”

のイメージが強く
客層もいわゆる
アナーキーな感じの方が
多くいたように記憶しています。


しかし
そのイメージからは想像できないほど
歌詞は繊細だったり
オシャレだったりします。
「春夏秋冬」は彼の代表曲ですが
他にも名曲がたくさんあります。



平成23年(2011年)3月の
東日本大震災に際しては
ミージシャンのGACKTや真矢等と
共同で被災者救援募金活動
「SHOW YOUR HEART」(心意気を見せろよ)
を展開しマスコミ関係にも
積極的に登場しました。




さて
今回のブログテーマは
昭和48年(1973年)リリースのアルバム
「光と影」に収録されている曲名です。
歌詞を抜粋してみました。


国旗はためく下に
        作詞作曲:泉谷しげる
***************************************
(略)
いくさに負けるは信じがたく
いくさを仕掛けるはうまく
いくさの前はなるべく避けて 
いくさが国の栄えとなる
 
国旗はためく下に集まれ
融通の利かぬ自由に乾杯
国旗はためく下に集まれ
融通の利かぬ自由に乾杯
(略)
***************************************



戦前は国旗を崇め
戦後は国旗を貶める。。。。。。。
右(ミギ)左(ヒダリ)の闘争の
象徴のように扱われてしまう国旗は
ワタシたちにとってどのような存在
なのでしょうか?
国旗に罪があるのでしょうか?



天皇皇后両陛下がご訪問された
パラオの歓迎ぶりをみるにつけ
あらためて「国旗」を捉えなおす
必要性を感じています。



ところで
日の丸が似合う場所と言うと
語弊があるかも知れませんが
神社の境内や官公庁には必ず
掲揚台があります。

画像は
広島市佐伯区五日市の
「五日市八幡神社」
です。
桜が咲く前の比較的風が強い午後に
撮影した画像です。






過去ブログで
パラオの国旗を添付しました。
かつてパラオは
日本の県への編入まで考えたと言われるほど
日本への愛着の強いお国柄。
日の丸をモチーフにして
デザインを考案したとも言われています。




日本が輝く太陽なら
太陽で輝く月になる



という想いが国旗に表現されています。

しかも
月のデザインを
国旗の中央から外すことで
日本への敬意を表している。

国旗は
本来、平和の象徴であるべきでしょう。
とりわけ国際連合の旗には
平和の象徴である
オリーブのデザインが施されています。




国が存在する限り
国境があり、国境がある限り
国旗はあります。

国旗が争いや分断の象徴から
共存・共栄の象徴になる日がくることを
こころから願います。


◎感謝
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