ようたといっしょ。

視点と物の言い方がちょっと不思議な男の子。
小学生となった息子の記録。

ようた、はじめてのおそと。

2008-02-25 12:40:27 | ようた。
11月だというのにとても暖かい日だった。
まさにピーカン。両親が迎えに来てくれた。
産院がプレゼントしてくれるCD-ROMの写真撮影を
慌ただしく終え、退院の準備にかかる。
残念ながら、父ふたおは仕事で来れず。
会計を済ませ、ようたをぎゅっと抱きしめタクシーに乗り込んだ。

ようた初めてのお外。
私も9日ぶりの外出。太陽を浴びた体がフラフラする。
ようたは光に顔をしかめつつも爆睡。
途中ミルクなどを買い、実家へ帰宅した。

母がキレイにしてくれた部屋。
初めて病院のベッド以外に寝るようた。
しかし動ずることなく眠る。たのもし~

それから1ヶ月、上げ膳据え膳、両親の力添えで
しっかりと体を休める事が出来た。
ようたが眠れば一緒に眠り、ご飯を食べている間は
両親や兄があやしてくれている。
産後1ヶ月体をしっかり休めた事で、その後も調子がよかった。
ただ自分の事とようたのお世話しかしていなくても、
慣れない育児に体はすっかり参っていたようだ。

退院から10日後、おしっこの出が悪いのに気づく。
それから数日間、ゴミが混じっているようになる。
産後は膀胱炎になりやすいというから、やってしまったか?と思う。
そしてある朝。とてつもない疲労感で起き上がれなくなっていた。
初めて母に「ごめん、調子悪いみたい…」とカミングアウト。
翌日、母の付き添いで産院で診察してもらう事になった。
ついでにようたも乳児湿疹が出来始めたので見てもらう。

結果、特になんでもありませんでした

何でもないと思ったら急に元気になったのでした。
ようたはしっかり顔を洗ってあげる事、と指導され、
一緒にみてもらったおむつかぶれにはお薬が出た。

ようたはよく眠ってくれる子だったので、
寝不足でフラフラという事はなかった。
ただ夜中目を覚ますと2時間ぐらい起きてるので
早く寝て欲しくて泣きそうになったけど…
しかもおとなしいので、とっても親孝行の子のようだ。
お風呂も大好き、私が沐浴させるといつもうっとり。
それが嬉しくて張り切って入れていた。

ふたおも1週間の有給を取ってやってきた。
入院中に会ったきりだから、葉太と会うのは2週間ぶり。
短いながら『家族』の予行練習が始まった。
 ふたおも眠いのに、夜中のおむつ替えから授乳の間、
ようたが泣いていると必ず起きてあやしてくれた。
それは3人の生活が始まってからも変わらなかった。

ふたおには本当に助けてもらっている。
もともと子供好き。我が子となればそのメロメロぶりは大変なもの。
今も泣けば「抱っこ?抱っこ?」とそわそわ。
慣れないながらも本当に一生懸命やってくれている。
ふたおの助けがなかったら、イライラして
育児ノイローゼになってたかも。
(ようたはあまり手がかからないけれども)

実家では毎日ドタバタ、笑いが絶えなかった。
両親や兄もかいがいしく私やようたのお世話をしてくれた。
でも、1ヶ月検診をクリアーしたら早々に帰る予定と
伝えると、母はとても悲しい顔をした。
予想はしていたが胸が痛くなった。

次回はいよいよ親子3人、自宅へ帰ります