こだわりメモ帳

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・ 古代史散策 11月

2005年11月12日 | ◆ お歩きさん
   明日香川 明日も渡らむ石橋の 遠き心は思ほえぬかも   万葉集  作者未詳



 歩くことが好きで古代に興味をもつ仲間が、毎月10日を古代史散策で楽しんでいる。
今月は飛鳥の里。キトラ古墳~高松塚古墳とそれら周辺を歩く。全約7KM。

於美阿志(おみあし)神社の祠(左)、と桧隈寺跡の十三重の塔

 古代、朝鮮各地から渡来集団多数あり。
大和豪族には、彼ら大陸の優れた知識、技術を有するものを組み込み大きくなるものあり。
渡来人の強者がこの地に眠る。古代日本形成の栄光と苦悩を想う。




高松塚古墳 (隣接する高松塚壁画館パンフより)

 発掘は昭和47年から開始されたそうであるから、日の目を見てからもう33年になる。
1300年以上も前の彩色画とはとても思えない壁画が隣の壁画館で見れる。当然複製画。
今、この壁画に多量のカビが発見され、世界的貴重考古品の我が国の保存技術が問われている。




高松塚古墳 現地の姿

保存研究で考古学者が頭を悩ませている高松塚古墳の今の姿。
キトラ古墳は、これ以上に絵にならないので掲載の予定をやめる。




秋の飛鳥古道 (クリックで大きく見れます)

高松塚付近のきれいな石敷き遊歩道は、今いい色合いで、
平日でもあって、行く人もなく静かな飛鳥の空気に浸れる。
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