風に乗るつばめの歌

日々の出会いは神様からの贈り物

錯覚

2017-03-15 21:32:42 | 日記

本当の私は身体ではない。

頭ではそう思っていても、習慣で、身体という私が見ていると思っています。

身体の一部の目が風景を見ていますが、本当の私は目が見ているものを認識しているのです。

 

身体が見ているというのは、すべてに距離があり、離れています。

でも、本当の私は距離も時間もないのです。

宇宙の始まりから終わりまで時を越えてあり、ここから宇宙の果ての果てまでひとつながりである私。

私は身体の感覚を通して、この世界に気づいています。

 

でも、目を通して見ると、笑った私が見ている、怒った私が見ているというように、

感情を伴った心が見ているように錯覚してしまうのです。

そして、その心が私だと思うのです。

 

笑っても、怒っても、変わらないものは、

シンプルでありながら、深遠であり、はかりしれない私。