高校生2万人、文化の祭典 いばらき総文、27日開幕

2017-06-28 13:41:17 | 日記


 第38回全国高等学校総合文化祭(文化庁、公益社団法人全国高等学校文化連盟など主催、朝日新聞社など特別後援)が7月27~31日、茨城県で開かれます。「文化部のインターハイ」と呼ばれる国内最大級の高校生の文化の祭典で、全23部門に全国から約2万人の高校生が集います。参加校の活動の一部を紹介します。


■刻むリズム 高揚感やみつき


 夕日に染まりだした校庭にメトロノームが響く。背筋を伸ばした大洗(茨城県大洗町)マーチングバンド部の生徒たちは、楽器を揺らさぬよう、わずかにかかとを浮かせ、8拍で5メートル進む。歩幅は62?5センチ。後退するときも同じリズムと歩幅。演奏しながら美しい隊列を組むための、最も基本的な練習だ。


 演奏を続ける隊列が複雑に絡み合い、フロアに幾何学模様を描き続ける。「ミュージカルスポーツとも言われます」と顧問の松崎佳介先生。テンポが上がる終盤には走る場面もあり、視覚的にも楽しませる「ショー」に仕上がる。


 全国大会でグランプリに輝いたこともある強豪だ。長野県で演奏したのをきっかけに入学希望者が出たため、2008年から県外出身者の受け入れも始めた。現在、58人の部員のうち約4割は県外出身だ。


 昨年、20年ぶりに全国大会出場を逃した。列の乱れや音程の微妙なズレが目立った。秋田県大仙市出身で部長の斉藤満実子さん(3年)は「大満足、では終われなかった」との思いが強い。朝夕の部活動だけでなく、昼休みも練習に費やし基礎固めに力を入れる。


 年100回近く、地元の夏祭りや中学校の文化祭、幼稚園の運動会などでも披露している。監督の有国浄光教諭は「屋外でも演奏できて、だれでも楽しめるのが特長です」と言う。


 ショーが最高潮を迎えるときにつくる「カンパニーフロント」という隊形がある。静寂の後、横一列に並び、大音量で一斉に観客に迫る。平beats ヘッドホン俊太郎さん(3年)は「拍手と歓声で観客と通じ合った気持ちになる」。この高揚感が生徒を支え、見る者を魅了する。(村田悟)


■しなやかな力強さ バレエ流


 「ゆっくりして、準備、ターン、ターン」


 うだるような暑さで体育館内の温度も上がる中、大粒の汗を流す生徒たちの声が響く。部長の原田恵実さん(3年)は、「出るのは総文祭ですが、ほんと体育会系です」と笑う。


 大妻(東京都千代田区)バトントワリング部は部員24人。総文祭では、尺八とマリンバによる「風神×雷神」(藤原道山×SINSKE)に合わせ、演技を披露する。「質の高い大妻らしい演技を見せたい」と原田さんは力を込める。


 古豪として知られ、休みは火曜のみ。午前7時半から40分の「朝練」もある。普段は自由参加だが大会前には全員が集まるという。しなやかで力強い動きを生み出すため、バレエが専門のコーチも指導にあたる。


 4人の3年生は全員進学希望。部活動の合間を縫って塾や予備校に通う。将来、国際系の学部に進みたいという副部長の近藤美羽さん(3年)は「時間が限られるので勉強も集中できる。部室で英単語の問題を出し合うのも楽しい」。田口結彩さん(1年)は「いろんな部分で、先輩たちに追いつけるようにがんばりたい」と話す。


 そんな部員たちについて、創部以来35年にわたって指導を続ける顧問で元教諭の井上のり子さんは、「一緒にバトンをした仲間は、かけがえのない友人になるのです」と笑顔で話した。(岩田智博)


■クマムシの常識に挑戦


 木津(京都府木津川市)の科学部は別名「クマムシ」部という。謎の多いクマムシの研究だけを続けているからだ。


 部活は校内に生えたコケを採るところから始まる。その中にいる1ミリほどのクマムシを顕微鏡で探し出す。「かわいい」。部長の宮崎真衣さん(2年)がつぶやいた。大きな体に小さな脚。いとおしくて、ずっと見ていられるという。


 総文祭では、「クマムシの脚が心臓の働きをしている」という仮説の証明に挑む。顧問の伊勢昌宏先生によると、クマムシに心臓はない。体液を脚の動きで循環させているという結論に至った。だが、脚を動かしている動画は撮れたものの、動きを止めて体液循環も止まった場面を撮ることができなかった。年明けから試行錯誤が始まった。周りの水分量を調整し、5月、脚を止めることに成功した。


 「次こそ大丈夫」と、宮崎さんは自信を見せる。研究は面白いから、今後も続けていくつもりだ。「世間で言われていることが、実は間違っているかもしれない。常識をひっくり返したい」(山下奈緒子)


■「赤電」への感謝、映像に


 全国で唯一「窯業(ようぎょう)」の文字を冠する瀬戸窯業(愛知県瀬戸市)。その放送部が、ビデオメッセージ部門に「私達の思い出~ありがとう赤電~」という5分間の作品で総文祭に参加する。


 4月に引退した、名鉄瀬戸線の全面赤で塗装された6000系の車両をテーマにした。「慣れ親しんだ電車がなくなると聞き、人々はどう思っているのだろう」と考えた日比野ゆきほさん(2年)らが中心となり、地域の人々や運行する名鉄などに取材した。


 活動は盛んで、受賞歴も多い。昨年6月には部長の坂戸雪花さん(3年)らが作った「CHANGE HEART」が、NHK杯全国高校放送コンテスト愛知県大会創作テレビドラマ部門で最優秀賞を受賞。いじめる側といじめられる側の人格が入れ替わる物語だった。


 24人の部員が、それぞれの作品制作に没頭している。総文祭には、「赤電」を制作した日比野さんら4人が参加する。「瀬戸で吉報を待ってます」と坂戸さん。


 赤電はなくなったが、その思い出は映像に刻まれている。(岩田智博)




「ブログ?アフィリエイト」でプチ副業を成功させる方法

2017-06-27 12:14:15 | 日記




(@DIME)



サラリーマンでもできるネットの副業といえば、アフィリエイトを思い浮かべる人も多いだろう。だが、これから始めても稼げるのか? まずは月数万円程度の目標なら、可能性はあるという。

■船井総合研究所シニア経営コンサルタント 小野功策さん

大手通販会社を経て、08年から船井総研に。担当する業界は化粧品と健康食品で、ECと通販が専門。販売支援および参入支援のコンサルティングを行なう。特にCRM構築が得意。

 アフィリエイト市場は順調に拡大している。船井総合研究所の小野功策氏によると、昨年の市場規模は1200億円と前年比で約10%増加、10年前と比べると30倍程度になった模様。とすれば、アフィリエイトで儲けている個人も増えていそうだが。

「市場拡大の主因は法人です。おそらく流通額では、国内最大のアフィリエイターは、クレディセゾン運営の『永久不滅.com』、次いでJCB運営の『OkiDokiランド』といったポイントサイトでしょう。ポイントの他にもマイルが貯まる、JALやANAのサイトもかなり流通額が増えました。メーカーが商品購入に対して、ASP(※)を通して報酬を支払い、JAL、ANAがその一部をマイルとして消費者に付与する仕組みです」

 テレビや雑誌には、月収100万円以上といった、いわゆる カリスマ?アフィリエイター が登場する。彼らは実際にはどうやって稼いでいるのだろうか。

「カリスマと呼ばれる人たちは、おそらく国内で100人程度でしょう。アフィリエイトの売り上げを増やすには、グーグルなどの検索結果画面でサイトが上位表示されることが欠かせません。しかし、最近、グーグルはアフィリエイトサイトを検索上位にしない傾向を強めており、難易度が上昇しています。カリスマの人たちは、時間と費用をかけて対策を講じており、会社の事業として取り組んでいる人も多いのです」

 となると、サラリーマンが副業とするには、何をすればよいのか。

「オーソドックスなブログによるアフィリエイトが無難です。法人のサイトでは埋もれてしまうような商品を取り上げて、月数万円程度の利益を出しているブログはたくさんあります」

 そこで、『本気で稼ぐための「アフィリエイト」の真実とノウハウ』の著者で、自身もプライベートでアフィリエイトを始めて現在は会社を運営している、あびるやすみつ氏にコツを聞いた。

「ブログで収入を得るには時間がかかります。地道に、役に立つ記事を書き続けることが前提となります。それにはまず、自分が趣味や仕事などで詳しい、特定ジャンルのレビューに特化することがおススメです」

 ビギナーでも実行しやすい、それ以外のコツを左の表にまとめた。

「ブログはビジネスのきっかけとしては強力なツールとなります。自己ブランディングのためにやる、というスタンスで臨むほうが継続できると思います」

 さらに、現在副業として成功しているブログ?アフィリエイターのハウツーをまとめたので、参考にしてほしい。

※ASPとはアフィリエイト?サービス?プロバイダの略。アフィリエイターと広告主を仲介する広告仲介業者。

◎アフィリエイトの仕組み

※ASPとはアフィリエイト?サービス?プロバイダの略。アフィリエイターと広告主を仲介する広告仲介業者。

★副業としてのアフィリエイト成功のコツ

(1)特定ジャンルのレビューに特化する
やみくもに商品レビューを書いても成果は出ない。ジャンルを決め、基本的知識から、ある程度高度な内容までを書くことで、レビュアーとしての信頼度を上げることが重要。

(2)評判が良い商品を見つけて紹介する
楽天市場やアマゾンなどに書き込まれているレビューの中から、複数の人が高い評価をしているものを探して紹介する「まとめサイト」的なブログ。費用はかからないが根気がいる。

(3)海外の良質な記事を翻訳する
海外のニュースサイトから良質なネタを拾い出して紹介する。「語学ができない人でも、『語学力ゼロで8ヵ国語翻訳できるナゾ』という本を読めば何とかなります」(あびる氏)

(4)半年は続ける
アフィリエイトセミナーでブログを教えられても、半年以上継続する人はほとんどいない。したがって、半年以上続けることで初めて成果が出ると考えて取り組むべき。

●アフィリエイト成功者にこっそり聞いたハウツーとは??????

■Aさん旅行代理店勤務<月額20~35万円>

「旅行グッズや、地方のホテル?旅館などのレビュー。最近は、地方の有名ではないが、格安な料金のホテルや旅館のレビューが好評。そういう店舗はアフィリエイトには結びつかないが、読者を増やすには有効」

■Bさん専業主婦<月額10~30万円>

「キッチン用品と生活雑貨のレビューが中心。8年前から始めて、現在は3つのブログを並行しています。競合するブログも増えてきたので、季節性のあるグッズを、早い時期に紹介することを心がけています」

■CさんWeb会社勤務<月額20万円前後>

「ネット銀行やFX会社の比較を、3つのブログで行なっている。ランキング形式にすると、グーグルの検索にかかりにくくなるので、アイコンなどを使って、おススメの会社をわかるようにしている」






純国産キャンペーン管理ツール「Aimstar」バージョンアップ~データマイニング機能とWEB行動分析機能を強化

2017-06-26 10:25:02 | 日記





 スプリームシステムコンサルティングは、4月17日より、データマイニング機能とWEB行動分析機能を強化したキャンペーン管理ツール『Aimstar(エイムスター)Ver.6 』の販売を開始した。納品バスケットゴール始は5月17日から。

 従来の顧客属性、購買履歴といったCRMデータを元にした「仮説検証型」分析に加え、WEBアクセスログも含めた大量データから新たな知見を導きだす「仮説発見型」の分析が可能。また、WEB購買、店舗購買、WEBアクセスログ、コールセンター問い合わせなど各チャネルのデータを横断的かつ時系列に分析することで、オムニチャネル戦略、リードナーチャリング施策を強力に支援する。






クモの「交尾栓」、その効果は?

2017-06-19 20:52:33 | 日記




(ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト)



 交尾後のメスに、ほかのオスの精子の侵入を妨害する「交尾栓」を挿入するオスのクモ。その有効性が確認された。

 生殖は生命の原動力だ。種によっては、自分の遺伝物質を子孫に残すために、ほかの種にはない手段を講じるものがある。


 例えば、ある小型のクモのオスは、自分が確実に父親になるよう、交尾後のメスに、ほかのオスの精子の侵入を妨害する「交尾栓」を挿入するという特殊な方法を取る。


 研究者たちは、クモの仲間のこうした「貞操帯」が、実際にどのように機能しているかを明らかにしてきた。例えば、このほど発表された研究によると、交尾栓の有効性は、その大きさと挿入後の時間により変化するという。


 この研究論文の共著者の1人で、ドイツのグライフスバルト大学動物学研究所?博物館のカトリン?クンツ(Katrin Kunz)氏に、この小型クモの交尾について詳しい話を聞いた。


◆どんなクモか?


 コブアカムネグモ属の1種であるこのクモ(学名:Oedothorax retusus)は、ヨーロッパではよく見られるクモで、体長は3ミリに満たない。塩性湿地や川岸など湿った環境中に生息する。


◆交尾の方法は?


 このクモは、求愛行動から交尾に至る過程で、一連の複雑な行動を取る。


 「求愛には一連の行動が含まれる。オスは最初、メスを確認する際に、腹部を振るわせる。次に、前脚を振るわせながらメスに近づく」と、クンツ氏は電子メールで説明してくれた。


 その後、このクモは、互いに逆向きに向き合って交尾をする。オスが、交尾器である触肢をメスの2つの交尾管に挿入するのだ。


 ことが終わると、オスはメスの交尾管の開口部に、交尾栓を分泌する。


◆交尾栓とは?


 交尾栓は、液体状でメスの中に分泌される。それがしだいに固まり、ほかのオスの精子がメスに侵入するのを防ぐ。


 交尾栓の厳密な化学組成はまだ不明だが、クンツ氏らは、この栓の材料を作る腺を発見した。


 動物の世界では、1匹のメスが多くのオスと交尾する一雌多雄は珍しくない。そのため、多くの種のオスは、ほかのオスの精子と競争するために、創造的な手段を発達させていると、クンツ氏は指摘する。たとえば「競争相手の精子を取り除いたり、よそに移したり、自分の精子に置き換えたりする」。


 「このクモのメスは、何匹かのオスと交尾をし、それらの精子を生殖管の中に貯蔵しておくことが多い。つまり、オスは精子競争にさらされる危険性が高い。オスは、自分の子供を確実に産ませるため、交尾を妨害する交尾栓を作るのだ」とクンツ氏は話す。


 しかも、同じオスが1匹のメスと2度交尾をして、両方の交尾管に栓を詰めると、そのメスを独占できる可能性が非常に高まる。


◆最も有効な交尾栓は?


 クンツ氏らは過去の研究で、交尾栓があると、後から来たオスがそのメスと交尾を成功させる率が有意に下がることを確認している。


 今回の研究の中心的な成果は、交尾栓の状態により有効性に差があることを示したことだ。


 この研究のため、クンツ氏らは「再交尾」実験を準備した。大きさや古さの異なる交尾栓を持つメスに、再度交尾をさせたのだ。古さというのは、栓が挿入されてからの時間を指す。


 その結果、大きく、古い栓ほど、競争相手の精子の侵入を効果的に阻止することが明らかになった。つまり、栓の大きさと硬さが有効性を決定する要素であると考えられる。


 この研究論文は、科学誌「Behavioral Ecology and Sociobiology」のオンライン版に6月10日付で掲載された。


Stefan Sirucek for National Geographic News




米ハリウッド映画ロケで交通規制 非難の声続出=ソウル

2017-06-16 10:55:41 | 日記





 【ソウル聯合ニュース】米ヒット映画「アベンジャーズ」の続編「ザ?アベンジャーズ:エイジ?オブ?ウルトロン」(原題)のロケが2日、ソウル?麻浦のワールドカップ北路であった。ソウル市内でのロケは同作2回目。ロケ地周辺では午前から交通規制を実施したため朝の通勤ラッシュ時間帯に混雑が生じ、市民からは規制を非難する声が上がった。ソウルロケは14日まで各地で行われる。

 「アベンジャーズ」は2012年に公開され世界で15億ドル(約1500億円)の興行収入を記録したヒット作。続編には前作にも出演したロバート?ダウニーJr.やスカーレット?ヨハンソンのほか、韓国人女優スヒョンらが出演する。

 韓国観光公社は同映画のソウルロケによる直接経済効果は4000億ウォン(約400億円)で、外国人観光客数の増加などで長期的には2兆ウォンの効果が見込まれると算出。ソウル市と警察当局はロケ期間中、ロケ地周辺に交通規制を実施し、計72の臨時バス路線を運営するなど、積極的に協力する意向を表明した。

 だが、交通渋滞が頻繁に起こる麻浦大橋や江南大路などでの10時間以上の撮影を許可するなど、韓国映画界やインターネットの掲示板では同映画への「特別待遇」を問題視する声が相次いでいる。

 2日朝、通勤する市民とロケ現場周辺に配備された警察官との間で怒鳴り合いや小競り合いが起こった。小学生の子どもを連れた40代の市民は「混雑を避けるために早く家を出たが、撮影開始前から通行できなくて不便だった。映画撮影も大事だが、忙しい朝の時間帯にする必要があるのか」と不満を漏らした。