わたし、派遣の校正者

校正・校閲者のわたしが、日々思うことを書きます。
編集プロダクション勤務とフリーランスを経て、現在は派遣。

失業の状態にあること

2009-12-29 10:26:18 | 仕事
諸外国に比べ、失業保険の給付の受給率が、日本は極端に少ないらしい。

失業給付を受けるには、

仕事に就いているとき、一定期間、雇用保険に加入されていること、
今現在、失業の状態にあって、積極的に仕事を探していること、

という条件があります。

給付率の少なさの理由として、非正規雇用のために雇用保険に加入できないケースと、失業期間が1年以上になる長期失業者の増加がよくいわれます。

が、それは認識が違うのではないかと実感しています。

雇用保険の被保険者でなければ失業給付はもらえません。
しかし、失業給付を受け取れる資格があっても、もらえなくなる場合があります。

失業中のつなぎに、と日雇い派遣やアルバイトをすると、失業給付はもらえなくなるんです。
ハローワークに通って応募書類を作成し、写真を撮って・・・。
交通費、毎日の生活費、家族のためのお金、と今までの給料分以上にお金がかかる場合もあります。
しかし、失業給付はもともとの給料が少なければ、1日2000円ぐらいしかもらえません。
それなら、日雇い派遣でもやったほうがマシな金額になりますね。
そして、給付対象となる「失業の状態」ではなくなってしまいます。

失業前の給料が低い。
給料が低かった人は、貯金している金額も少ない。
雇用保険には、余裕のない生活をしている人への配慮が抜けています。

いなくなった外国人ファミリー

2009-12-21 20:15:47 | 身近な人や私のこと
夏前からうちの団地に住んでいた外国人家族の人たちが、いつのまにかいなくなりました。
こんなに短期間で、引っ越し?

公的な措置かなにかだったんだろうか。
うちの団地は民間じゃないので、申し込みをして、入居まで早くても数カ月かかります。
古いから、申し込みの倍率ははそれほど高くはないはずだけど。
でも、アラブ系の一家も中国系の一家も、ほぼ同時期にいなくなってしまったのは謎、なぞ・・・。

今年の難民申請者1~9月は計1123人で過去最多、そして同時期に難民と認められたのは15人。

NHK「青春リアル」で、ベトナム人が
「親は<日本にとけこむこと>を第一に思っている。だけど、自分は主張したい。自分のルーツも隠したくない」
と言っていました。
住んでいる土地に適応するのは、自分にとってもいいことだと思う。
だけどそれは、自分をなくすことではなく、新しい要素をプラスしていくことなんじゃないかな。

「分からないから関わらないでおこう」という風潮を感じます。
分からないから知ろう、と思わないのはなぜだろう。
大学のゼミで、
「作られた安心物語を求めるより、少しは現実を見て知ってほしい」と言ったら、
「そういうのは、レジャーにでも行って味わえばいい」
と言われました。
そのとき、すごくびっくりし、あきれました。
でも、これが今の世間なのかとも思いました。



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同じパターンを繰り返す人

2009-12-10 18:39:30 | 身近な人や私のこと
途中まで順調にいっていたのに、急に続かなくなってしまう人がいます。
それも、一度や二度ではなく、何度も同じことを繰り返すのです。

そういう人は、こんな禁止令を持っているのかもしれません。
「楽しんではいけない」
「うまくいってはいけない」
「感情を出してはいけない」

これは幼少期に、たとえば、
「遊んでばかりいないで、ちゃんと勉強しなさい」
「みんな大変なんだから、おとなしくしていなさい」
と言われたり、
うまくできて喜んでいたときに、それを否定されたりした、
そんな経験をして、
「~してはいけない」
と子ども心に深く刻んだことによります。

努力していたのに、結果が出る前に投げ出してしまったり、
自己破壊的、自暴自棄になったり、
決断できず、先のばしにしていたり、
・・・・・
なぜか分からないけれど、いつもの行動パターンに陥ってしまう。

そんなとき、無意識のうちに行っていることを探ってみます。
どんな行動に対して、どんな禁止令を持っているか。
そのヒントは、自信がなくなったときや、不安になったときに湧いてくる気持ちにあります。
また、好きな言葉、好きな本、逆に嫌いなものなど、そういったものに価値観が表れます。
そこに禁止令が見つかります。
禁止令に沿った人生脚本が発見できます。

禁止令を決めた過去は変わりません。
これからどういう人生を送っていくかが大切なのです。
妨げられている未来を変えるために。
ブレーキをかけている自分に気づき、禁止令から自由になった未来をつくるために。

禁止令を刻んだ自分自身は、今の自分とは違います。
今はもう成長し、禁止令は必要ないはずです。
だから、
「もう禁止しなくていい」
と許可を与えるのです。
そして、今までの人生脚本を手放します。
そうすれば、なにをどのように変えればいいのか見えてきます。


もっと深く知る方法のひとつに、インナーチャイルドワークがあります。
また、交流分析・ゲシュタルト療法の再決断療法というものもあります。

いずれにしても、過去の原因を探っても変わりません。
大切なのは「これからの自分」です。

からだに出ました

2009-12-06 20:14:36 | 身近な人や私のこと
精神的なものと仕事の疲れから、帯状疱疹が出てしまいました。

10日ほど前から、腰痛のような、なんだかはっきりしない感じがあったんです。
腰痛なんて、ほとんど経験したことがなくて、単に運動不足かと思っていましたが・・・。

気がつくと、背中に何かできていました。
ちょっとかゆくて、時々、アレルギーのようなゾッとする瞬間があります。
やっと、かさぶたになってきたみたいです。

数年前、突然、アレルギーになりました。
そのときは初夏で、エアコンのほこりかなにかの影響かと思っていました。
全身に湿疹が出て、かゆいけどかけなくて、つらかったです。

そういえば、口唇ヘルペスにもなりました。
身体が悲鳴をあげるといいますが、私の場合、無理しすぎると皮膚に出るみたいです。


今日、ふと思いたって、アロマオイルのマッサージをしました。
オイルは家にあったラベンダー、それをホホバオイルに1滴たらして。
痛いお腹のあたりをゆっくりマッサージします。

帯状疱疹は、皮膚の症状がなくなっても、痛みが残ることがあるそうです。
人によっては何年も。

最近、食事がテキトーになっていた部分があるから、ちょっと反省。
睡眠不足もあったっけ。
日本女性の睡眠時間は世界でいちばん短い、って聞きました。
ほんとう!?