わたし、派遣の校正者

校正・校閲者のわたしが、日々思うことを書きます。
編集プロダクション勤務とフリーランスを経て、現在は派遣。

生徒のニーズ?

2007-06-23 12:19:49 | 教育・学習
「学校激変」
発売中の「週刊東洋経済」の表紙に、巨大な文字が躍っています。

第一章 学校はどこまで変われるか
第二章 本当の「お買い得」校ランキング
第三章 広がる「公立の逆襲」

首都圏、関西、中京の学校変革を特集しています。
学校は外部のコンサルタントによって、生徒や保護者を「お客様」と位置づけたサービス業へと変貌を遂げつつあります。
コムスンの介護事業譲渡に名乗りを挙げたワタミもそうです。
学校は、学び生きる幸せを、生徒や保護者に伝えることができるのでしょうか。

高校をやめることになった娘にも、オルタナティブな学校の案内が届いています。
もちろん、こちらが資料を請求しているからなのですが。
なかには、電話で「生徒さんそれぞれのご希望に合った資料をお送りしたい」と、説明会への参加をすすめる学校もありました。
生徒の「希望」はもともとあるのでしょうか。
そのときその場で、ばくぜんとは存在しますが。
学校の用意した選択肢のなかで、作り上げていくものですね。
企業が商品を開発する作業も、市場に隠れているニーズを「作り出す」のですから。


~~~~~~100万人のキャンドルナイト~~~~~~~~~
    呼びかけ文より http://www.candle-night.org/

私たちは100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2007年の夏至の日、6月22~24日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、
ある人は世界のいろいろな場所で生きる人びとのことを思いながら。
プラグを抜くことは新たな世界の窓をひらくことです。
それは人間の自由と多様性を思いおこすことであり、
文明のもっと大きな可能性を発見する
プロセスであると私たちは考えます。
一人ひとりがそれぞれの考えを胸に、
ただ2時間、でんきを消すことで、
ゆるやかにつながって「くらやみのウェーブ」を
地球上にひろげていきませんか。

●100万人のキャンドルナイト実行委員会
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