【北辰物産D-station】スタッフの声

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GW期間中も大忙し!

2024-05-07 11:29:31 | 相場情報

商品先物取引のリスクについて



こんにちは。

ゴールデンウィークも終わり、まだ、連休モードから切り替え
られていない方も多いのではないのでしょうか。

それを考えると、当業界はゴールデンウイーク中も祝日取引が
行われていたため、緊張感が保たれておりましたので、
すんなりと業務入ることができました。

さて、連休中29日には政府・日銀による為替介入とみられる動き
があり、5月2日早朝にも同様の動きがあって、ドル円相場は4月
29日の午前中に約34年ぶりの高値水準となる160.16円まで上昇して
おりましたが、同動きを受けて急落。

さらに、5月3日夜に発表された4月米雇用統計が前月から悪化した
ことなどを受けて一段と円高・ドル安が進行し、同統計発表後には
一時151.85円まで下落しました。

株式会社大阪取引所で上場されている金標準取引期先価格は、4月
26日の日銀金融政策決定会合で、金融政策の現状維持等を受けて
円安が進行したため、同月29日の祝日取引午前中に一時11,951円
まで上昇し、同月19日に付けた史上最高値11,983円に肉薄しました。

しかし、同日午後のドル円相場の急落を受けて急反落。

結局30日付の取引は、前営業日比26円安の11,709円で終わると、5月
1日、2日と続落。

さらに、3日夜の米雇用統計後には一時11,180円まで急落しました。

ところが、その後ドル円相場の下落が一服し、指標となるドル建て金
も上昇を続けたことから、3日深夜から急速に値を戻す展開となり、
6日の祝日取引以降も戻り歩調を維持して、本日の日中立会の午前中
には、前営業日比30円安程度まで値を回復し、祝日取引での急落分
をほぼ解消する動きとなっております。

祝日取引中は、通常営業日よりも流動性が低下しているため、上下
共にやや過剰に反応したと思われますが、それにしても大きな変動
となり、喜んだ方や肝を冷やした方が大勢いらっしゃるのでは
ないでしょうか。

一方で、2022年9月に祝日取引が開始される前は、海外市場が大きく
変動しても国内で取引ができないため、ゴールデンウィーク期間中
や年末年始の大型連休中に相場が急変して、連休明けにとんでもない
価格が付いて大変な思いをされた方もいらっしゃると思いますが、
現在祝日取引が行われていることで、そのようなリスクをある程度
回避できるようになり、投資家にとって利便性が向上しております。

ただ、家族等の団欒の時間にスマホやパソコンで値段を気にしながら
過ごすのは精神衛生上あまり宜しくはないですね。

それではまた・・・・K









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