バスの運転手・・・それが今日のテーマや。
バス通学の俺にとってバスの運転手とは日ごろ最も目にする職種の一つである。彼らの仕事は日々、路線バスの運行に携わるという日本のバスドライバーと何だ変わりない定義にあてはまるのだが、その実態は日米間で大きく異なる。
『バスドライバーとは?』 日本編
①バスを運転する ②きちんとした制服+白い手袋+帽子
③業務と関係ある事を話す (どこで乗り換えたらいいか、料金、その他バスに関係する内容、等)
④他のバスとすれ違う時は軽く手を挙げる程度
⑤運行中に飲食などは言語道断。ましてや、途中で路駐して自販機にジュース買いに行くなんてありえない
『バスドライバーとは?』 米国編
①バスを運転する ②会社のロゴ入りTシャツ+ハーフパンツ+スニーカー
③業務と関係ない事ばかりしか話さないwithお客さん (ガソリンの安い店、お互いの最近の出来事、走っている地域の話、等)
④基本的に軽く手を挙げる程度だが、時間に余裕がある時はお互いのバスを路駐→数分間おしゃべりという事もあり
⑤運行中に路駐は基本。たまにスナックをつまみながら運転もアリ。ガソリンスタンド横に路駐して、ちょっとトイレにorお菓子購入なんて事もしばしば
例を挙げだすときりがないのだが・・・とにかく米国のバスドライバーは奔放である。定刻よりも早くくるというのはすくないのだが、遅れるのは当たり前である。俺の待つバス停はその路線の出発地から5分の場所なのだが、何故か15分くらいかかって来ることもある。
基本的にアメリカの店員はテキトーである。日本がきっちりしすぎていると言った方が適切なのかもしれないが・・・
店員が上司のいる元で働いている場合はまだマシなのだが、問題なのは上がいない状態での勤務態度だ。例えばバスドライバーやコンビニの店員、また本人が上司の場合・・・
店員が携帯電話で会話しているなんて、夜のお店でよくある事。
大学の近くにはセブンイレブンがあるのだが、客(俺)がレジに来ても電話も切らず、話しっぱなしでバーコードを読み取りながら、合計金額もなにも言わず、話しっぱなしでお金を受け取り、ありがとうございましたも言われずに(俺に対しての言葉は一切無し)買い物をした経験もある。
そのような勤務態度は俺が働いている大学のカフェテリアにも見る事ができる。
カフェテリアに入る際には大学のIDカードをカードリーダに通して入るわけだが、例えばその仕事をするチェッカーという役。
人が来たら、そのカードを通して有効か確認するだけ。一人当たり数秒しか、かからない。誰もいない時は机に教科書広げて勉強or読書or誰かとおしゃべり
バイキング形式のカフェテリア内を監視する役の右手にはコーラ。
そのころ俺は、ひたすら何百枚というベーコンをクッキングプレートに並べている。同じ時給でも職種によって天と地の差がある。
しかしアメリカ人、何故かチップのもらえるレストランのウェイターになるとやたら愛想が良くなるから調子がいい。オーダーを取りにいくときには自己紹介をしちゃう事もしばしば。ちゃっかりしてやがる。
海外に行く機会があれば、店員の態度、サービスの質には良く目がつく事となるであろう。こちらの生活に慣れてしまうと、「いらっしゃいませ」という言葉にもいちいち会釈してしまう。
もし、お店で店員に気まずそうにヘコヘコしている客がいたら、海外生活が長い人かもしれないので、どうか変な目で見ないでやってください。