伊達な旅。第8回。
鳴子峡からの帰り道。鳴子の近くには
横溝正史ファンなら凄まじい引力で吸い込まれてしまう地名があります。
それが「鬼首(おにこうべ)」。
有名な金田一耕助シリーズで「鬼首村」という村が出てきた
私のお気に入りの話があるのです。
いやーん。ダメだわ。行ってみよ。と案内標識を見て国道を左折してしまう私。
温泉めぐりへは国道を右折のはずが・・・
ということで、何があるのか下調べもなく訪れた鬼首。
「鳴子温泉郷」と呼ばれる内の1つの地域ではあるのですが。
さて、どうしたものか。とフラフラ走ると
「間欠泉」という、手作りの素朴な看板が見えました。
間欠泉?それは面白そう。と思い、行ってみました。
というわけで、本当に吹き出していました。↓
現在は10分おきくらいに間欠泉が見られるようです。
かなり高く噴き出すので迫力ありました。
間欠泉からの帰り、興味を引く案内を見たのでまたも寄り道。
「地獄谷」らしいです。
駐車場にビートを停め、山の中へ入っていく遊歩道入口に至ると看板があり
「熱湯が噴き出している箇所があるので、火傷などは自己責任でね。」(意訳)
この先、熱湯で火傷しても責任なんか取らないぜ宣言ですか!?
火傷の危険があるような、そんなアブナイ所なのか!?
なんだかワクワクしつつ遊歩道に入りました。
遊歩道の脇を流れる川がお湯らしく、湯気が上がっています。
へー。と感心しながら進むと
何やら前方からゴボゴボという音が。
え。
遊歩道は、幅1メートルちょっとの木で作られているのですが
その木の脇すぐにある岩の隙間から
勢いよく、いかにも火傷しそうなお湯が湧き出しているのです。
お湯が湧き出しているところ↓
噴出し口には特に柵も作られておらず
やる気になれば火傷し放題です。
これは、たしかに危険だ!
「自己責任」という言葉の意味がようやく理解できました。
更に進むと、高さ2メートルほどの岩の割れ目から
プチ間欠泉状態でお湯が噴き出している所が!
それもそのお湯は、遊歩道をビシャビシャと濡らしています。
熱湯が噴き出す岩と濡れている遊歩道。↓
すみません、傾けて写真を撮ってしまいました。
え?これは、先に進みたくば火傷しろ?
と思ったら、脇の看板に
「数分おきに間欠泉になるので、熱湯の噴き出しが終わったら通ってね。」(意訳)
えー。なんてアクションゲーム的な展開だ。と、クスクスと笑ってしまいました。
今回の旅行の中で、ここが一番面白かったですね。
最初の間欠泉は入場料が掛かりましたが、この地獄谷は見学自由。
地獄谷の方が面白いのでオススメです。
卵を持ってくれば、セルフ温泉卵です。(実際に作っている人がいました)
こうして楽しかった地獄谷を後にして、ようやく温泉めぐりを始めたのでした。
時間がなくて2箇所しか回れませんでした。。。寄り道多すぎ。
浴場の画像は、他のサイトからの画像です。
共同浴場 滝の湯。↓
鳴子のシンボル的温泉。ココのお湯は隣の温泉神社から湧き出す
「御神湯」と呼ばれる温泉を使っているそうで、何ともありがたい感じです。
湯治処 東多賀の湯。↓
「湯治処」と銘打ってあるので、宿としては簡素ですが
ここの温泉の効能は素晴らしいらしく、皮膚疾患にかなり効果があるとか。
湯上りに温泉街をふらつきつつ、お昼ご飯に。
宮城名物「温麺(うーめん)」を食べながらお店の人と少々雑談。
6月、7月の大地震のせいで、お客さんがかなり減ってしまったそうです。
私は混雑した観光地が嫌いなので、人が少ない方がいいのですが
観光業としては辛いところなんですよね。
なお、温麺というのは素麺にかなり近い麺ですが、素麺と違い
油を一切使わないで作られた麺らしく、さっぱりしていて美味しかったです。
(お腹空いていたので、また写真撮りませんでした。。。)
こうして鳴子を出発し、宮城県を南下。
これまで何名かの下道ラバー様のブログを拝見しておりますと
「私も下道を走ってみるか!」という衝動に駆られましたので
鳴子近くの古川インターから東北道に乗れましたが止めました。
そのまま下道で福島県に入り、ちょっと市街地で混み始めましたので
二本松インターから栃木県北部の西那須野インターの約100キロを
東北道で走りました。(ETCの通勤割引狙い)
あとはそのまま家まで全部下道!
これで、下道ラバーの序の口くらいには入れたでしょうか。
そんなわけで、ここまで長々と書いてまいりましたが
言いたかったことは、今年も楽しい旅行でした!
その一言だけなのであります。
来年は岩手を訪れるつもりです。来年も良い旅になるとよいです。
はとこ備忘録的旅行記。 おわり
本日の画像:
地獄谷駐車場のビート。みにまむ。
鳴子峡からの帰り道。鳴子の近くには
横溝正史ファンなら凄まじい引力で吸い込まれてしまう地名があります。
それが「鬼首(おにこうべ)」。
有名な金田一耕助シリーズで「鬼首村」という村が出てきた
私のお気に入りの話があるのです。
いやーん。ダメだわ。行ってみよ。と案内標識を見て国道を左折してしまう私。
温泉めぐりへは国道を右折のはずが・・・
ということで、何があるのか下調べもなく訪れた鬼首。
「鳴子温泉郷」と呼ばれる内の1つの地域ではあるのですが。
さて、どうしたものか。とフラフラ走ると
「間欠泉」という、手作りの素朴な看板が見えました。
間欠泉?それは面白そう。と思い、行ってみました。
というわけで、本当に吹き出していました。↓
現在は10分おきくらいに間欠泉が見られるようです。
かなり高く噴き出すので迫力ありました。
間欠泉からの帰り、興味を引く案内を見たのでまたも寄り道。
「地獄谷」らしいです。
駐車場にビートを停め、山の中へ入っていく遊歩道入口に至ると看板があり
「熱湯が噴き出している箇所があるので、火傷などは自己責任でね。」(意訳)
この先、熱湯で火傷しても責任なんか取らないぜ宣言ですか!?
火傷の危険があるような、そんなアブナイ所なのか!?
なんだかワクワクしつつ遊歩道に入りました。
遊歩道の脇を流れる川がお湯らしく、湯気が上がっています。
へー。と感心しながら進むと
何やら前方からゴボゴボという音が。
え。
遊歩道は、幅1メートルちょっとの木で作られているのですが
その木の脇すぐにある岩の隙間から
勢いよく、いかにも火傷しそうなお湯が湧き出しているのです。
お湯が湧き出しているところ↓
噴出し口には特に柵も作られておらず
やる気になれば火傷し放題です。
これは、たしかに危険だ!
「自己責任」という言葉の意味がようやく理解できました。
更に進むと、高さ2メートルほどの岩の割れ目から
プチ間欠泉状態でお湯が噴き出している所が!
それもそのお湯は、遊歩道をビシャビシャと濡らしています。
熱湯が噴き出す岩と濡れている遊歩道。↓
すみません、傾けて写真を撮ってしまいました。
え?これは、先に進みたくば火傷しろ?
と思ったら、脇の看板に
「数分おきに間欠泉になるので、熱湯の噴き出しが終わったら通ってね。」(意訳)
えー。なんてアクションゲーム的な展開だ。と、クスクスと笑ってしまいました。
今回の旅行の中で、ここが一番面白かったですね。
最初の間欠泉は入場料が掛かりましたが、この地獄谷は見学自由。
地獄谷の方が面白いのでオススメです。
卵を持ってくれば、セルフ温泉卵です。(実際に作っている人がいました)
こうして楽しかった地獄谷を後にして、ようやく温泉めぐりを始めたのでした。
時間がなくて2箇所しか回れませんでした。。。寄り道多すぎ。
浴場の画像は、他のサイトからの画像です。
共同浴場 滝の湯。↓
鳴子のシンボル的温泉。ココのお湯は隣の温泉神社から湧き出す
「御神湯」と呼ばれる温泉を使っているそうで、何ともありがたい感じです。
湯治処 東多賀の湯。↓
「湯治処」と銘打ってあるので、宿としては簡素ですが
ここの温泉の効能は素晴らしいらしく、皮膚疾患にかなり効果があるとか。
湯上りに温泉街をふらつきつつ、お昼ご飯に。
宮城名物「温麺(うーめん)」を食べながらお店の人と少々雑談。
6月、7月の大地震のせいで、お客さんがかなり減ってしまったそうです。
私は混雑した観光地が嫌いなので、人が少ない方がいいのですが
観光業としては辛いところなんですよね。
なお、温麺というのは素麺にかなり近い麺ですが、素麺と違い
油を一切使わないで作られた麺らしく、さっぱりしていて美味しかったです。
(お腹空いていたので、また写真撮りませんでした。。。)
こうして鳴子を出発し、宮城県を南下。
これまで何名かの下道ラバー様のブログを拝見しておりますと
「私も下道を走ってみるか!」という衝動に駆られましたので
鳴子近くの古川インターから東北道に乗れましたが止めました。
そのまま下道で福島県に入り、ちょっと市街地で混み始めましたので
二本松インターから栃木県北部の西那須野インターの約100キロを
東北道で走りました。(ETCの通勤割引狙い)
あとはそのまま家まで全部下道!
これで、下道ラバーの序の口くらいには入れたでしょうか。
そんなわけで、ここまで長々と書いてまいりましたが
言いたかったことは、今年も楽しい旅行でした!
その一言だけなのであります。
来年は岩手を訪れるつもりです。来年も良い旅になるとよいです。
はとこ備忘録的旅行記。 おわり
本日の画像:
地獄谷駐車場のビート。みにまむ。
特に「東多賀の湯」は湯ノ花がビッシリ?
こういう白濁したお湯って、いかにも効きそうな感じがたまりません。
ところで、入浴シーンは?
旅に出たくなりました。
諏訪湖にいかれたときは、犬神家のモデルになった片倉家が造った、片倉館という温泉にお立ち寄りください。
都心から東北方面を下道で通すのはしんどいですね。
私もいわき辺りまで上の人です。
それにしても良い温泉ですね。
そそります。
東多賀の湯は、旅行前の事前調査で一目惚れの温泉でした。
湯の花は、壁にも浴槽の底にもびっしりです。
是非とも何泊か逗留したいほどのお湯でした。
入浴シーンは・・・次回にご期待ください(笑)
自分が未知の土地に行くというのは
本当に楽しいです。
帰ってきたばかりなのに、またどこか行きたいなー。と思っております。
いそらさんも
機会がありましたら、旅に出てみてください。
最初は映画から好きになりましたが原作がやはり一番ですね。
片倉館は知っていました。あの雰囲気も好みで気になっていましたが
犬神家と繋がっていたとは・・・!
ダメです。もう今度の週末に行ってみたい気持ちでいっぱいです。
国道16号を埼玉から延々走って帰れる所にあるので都心は回避できます。
走行距離的には高速を使って帰るより短いみたいです。
しかし16号は走って楽しい道でもないので高速代節約目的にしかなりませんね。
2箇所とも、とても良い温泉です。
滝の湯は人気スポットみたいで、少々混雑しています。
隣にある旅館とは全く違う泉質なのが興味深いですね。
行けなかったのが惜しまれます。
デジカメの件さえ無ければ・・・
コバルトライン良かったでしょ!
実は自分、2輪でしか走った経験ないのですけどね。
鳴子の滝の湯も浸かったことあります。
またの旅行記を楽しみにしていますね。
↑とここまで読んで「タマゴ」を思い浮かべましたが、やはりやってる方いるんですねー!
しかも道中に間欠泉まで。
そういう場所があるんだなぁ。
今年の旅行記も堪能させて頂きましたよ。
お疲れ様でした!