病院広報(はとはあと)評価支援情報

「はとはあと」は、市民の暮らしに必要な、誠実で適切な医療情報を評価し、支援することで参加施設の透明性と“信頼を高めます。

Brief Navigatingの文化を醸成する医療ロマン

2017-03-02 14:42:50 | はとはあと最新情報
医療タイムス・病院広報のチカラをご覧ください

事例は、長野市民病院で、発売は3月13日(月)

 今回の事例では、目の前に高まる様々な院内プロジェクトへの期待が見えるようです。
長野市民病院は、2011年に日本HIS研究センターが開催する「BHI賞」に輝き、
同院の広報活動が大きく評価されたことが、今日の自信につながったようです。
地域の真ん中に出て情報を発信し交流する市民健康講座や
注目の基となった対外広報誌「あした元気になあれ」など、
その後、矢継ぎ早に打ち出される広報アクションの源泉となっているのです。

 それら広報活動の積極性を支えた思考は、日常の風景の中で利用者や職員を元気づけ、
活気づける「ワンフレーズ」に込められた「チカラ」としての想いではなかったかと思います。
 折しも、日本HIS研究センターでは、
病院広報と一般または企業における広報誌の概念と
病院など医療サービスを提供する組織が行う広報の違いを明確にするため
あえて強調しているところがあります。

 「ヒトメディア・ヒトブランド」というフレーズがそれで、
医療サービスでは、人が何よりも前に出て個別にコミュニケーションする“メディア”でなければならない。
それがあってこそ患者との間にある医療の質や生産性の向上があり、
満足度や納得度が上がるのだという、いわば当然の思考です。
 
 そのためには、日々・個々・日常の「説明力」育成・活用への思考と配慮に重点をおく
文化が重要ということを言っています。
まさしく「ヒトメディア・ヒトブランド」は、長野市民病院でいう
Brief Navigatingに通じる精神ではなかいと思いました。

(写真は、昨年のHISフォーラムin四国中央での高校生によるアトラクションです。ほんとお世話になりました)