花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

桂小米朝改メ 五代目桂米團治襲名披露公演

2008年10月20日 | 古典芸能
『小米朝改め五代目桂米團治の襲名披露公演』が10月4日、京都・南座から始まり19日は新橋演舞場で行われた。
 今年お正月、桂小米朝と柳家花緑の二人会が浅草公会堂で行われ、その時、チケットは購入したものの、他の公演とダブルブッキング。そのためこの落語会には、母に行ってもらったのだが、その時、母が桂小米朝を気に入り、さらに米團治の襲名披露公演があることを聞き、できればその公演に行きたい!と言い、
今回、母と一緒に襲名披露公演へ。

上方落語の大名跡で、さらに師匠で人間国宝の実父・桂米朝が師事した大師匠の名前だ。
今回、行われる襲名公演というのは、上方落語では、珍しく30公演という大規模なものということだ。
その出演には、上方はもちろん、江戸落語のほうからも、沢山の噺家が、名を連ねている。
今回の新橋演舞場は・・

桂 吉弥
春風亭 小朝
桂 ざこば
桂 春團治

 中入

襲名披露口上
柳家 小三治
桂 米團治

というならびで、
襲名披露口上では、中央に米團治
南光の司会で、米朝、ざこば、小朝、小三治、春團治のご挨拶。

まあ、みなさんリラックスな楽しいご挨拶で、何度センターの米團治さんこけることやら・・。

客席にも舞台で見る役者さんを何人か見かけた。

母と二人で・・、みなさんいいけど、小朝さん、小三治さんの江戸落語のほうが、聞きやすいよね。といいつつも米團治さんの落語は、上方でも若いのかな?聞き安いし、話が、忠臣蔵の四段目が入って・・面白いね!!と、小朝さん、小三治さん、米團治さんの落語で大笑いをしていた親子だった。二人で・・歌舞伎も上方より江戸の世話物、荒事がかっこいいよね。と帰り道の落語から広がる話は相変わらず尽きない。

 米團治さんの南座での襲名の時、松竹の方から「いつから米團治ですか?」とたずねられ、朝TVにでてその時、小米朝で、その後南座で米團治もへんだし、「朝から」といったら、「どこの朝ですか?」と更に聞かれ、横にいたさこば師匠から、「ニュージランドでいいじゃないか?」って。世界で一番早く朝を迎えということだったけれど、やはり日本に。そして襲名の初日は京都だったけれど、やはり大阪ということにして、松竹の方が、調べるとその日の大阪の日の出は、朝5時55分だたそうで、それで5代目だったと。語呂がそろったエピソードも混ぜつつ、
米朝師匠の歌舞伎好きは有名だけれど、息子さんの米團治さんも楽しい四段目入りの丁稚の噺(蔵丁稚)だった。


小米朝十番勝負

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五代目桂米團治
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落語と私
桂 米朝
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
申し込みしましたが・・・ (るり)
2008-10-20 21:24:45
落語は「ちりとてちん」で興味をもちましたが、まだ生では見たことがありません。

それが博多座で『博多座演劇講座5』という講座の開設があり、全部で4回の受講のうち、4回目の講師が桂米團治さんなのです。これを機会にもっと興味が持てそうなのですが・・・

申し込みはしてますが、200名の定員なので多い時は抽選になります。
なぜ、落語初心者の私が申し込みしたかと言うと・・・3回目の講師が塩田明弘さん、いえいえ塩田さん目当ではなく、本命はゲスト!この時だけはゲストが2日にわたり別々に来てどちらか選べて岡さんか泉見さん。
きっと地元なので岡さんのファンがたくさん申し込みされていて、抽選に外れるかも
きっと今まではこの講座、定員に満たなかったんじゃないのかな~
岡さん、泉見さん人気で申し込みが殺到
後の2回の講座は歌舞伎のお話です。
なかなかどれも面白そうです。
行くことになったらまたご報告しますね。
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当たりますように!! (harumichin)
2008-10-20 22:03:48
ぜひ、るりさんが「博多座演劇講座5」にあたりますように

講座に参加されて、その時の様子をぜひぜひ・・あっ塩田さんのゲストの時をメインに
聞かせてくださ~い

桂米團治さんの落語はこの日初めて聞いたのですが、落語に入る前の話(枕)も面白かったので、
講座も楽しいのではと思います。
彼は、ドイツに留学してたってくらいですから、オペラと落語楽しそうです

歌舞伎もチラッと聞いてみてください。
こちらは・・適当に

ということで「博多座演劇講座5」参加できますように

話が、飛びますが、1月ミスサイゴン・・・たぶんパスして、レミゼに行くことほぼ決意です
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