花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

カラミティ・ジェーン

2008年04月08日 | 芝居
ル テアトル銀座

●作:ジャン=ノエル・ファンウィック
●訳:浜 文敏
●脚色・演出:吉川 徹


●出 演 :
湖月わたる
美木 良介
小林綾子
小林十市
大浦 龍宇一
黒田 アーサー
田畑 亜弥
今井 清隆(特別出演)

西部一のじゃじゃ馬娘「嵐を呼ぶ女」ジェーンのその後の人生とは?波乱に満ちた生涯の幕があがる・・とチラシにあり、
『西部劇でありながら、現代女性に通じる自立心や強さを持った魅力ある女性・カラミティ・ジェーンの半生を一生懸命演じます』
ってことだった。
この作品も元宝塚トップスターだった湖月わたるが主役作品。
今のミュージカル、宝塚歌劇団出身者と劇団四季をのぞいては大きな劇場では上演不可能?
そうでなければTVで名の売れている歌手or役者というのが現状か?
といってもこの舞台はミュージカルではない。あくまで音楽劇。
突然セリフにメロディをのせることはない。

しかし、同じ宝塚出身でもこうも集客力に差がでるのか?
人気?パトロン?共演者にもよるか?
などと書くのは、公演かなり前から割引チケットで、この公演チケットは出回っていた。
気になる人はいたが、毎度ながらねらった割引チケットを購入した。
公演間近となり叩き売り状態にも。
まあ初期の割引チケット購入だったが、その日運良く公演終了後、トークがあり出演は湖月わたると小林十市。
この公演とにかく小林十市出演ということで購入した私にとって、
まさにラッキー!!そんな感じだった。

作品としては、『トライアンフ・オブ・ラブ』がディズニーのファンタジーランド向きでこれは、ディズニーのウエスタンバージョン。
じゃじゃ馬で男勝りの女の子が、恋をして、
そこからシングルマザーになって、母子家庭ではうまく行かず
子供を預けて、子供の為に頑張るものの、結局彼女一人では育てられず、娘は東部の銀行マン家庭の養女に。
でも、娘に一目会いたさでさらに仕事に頑張る彼女だけれど、東部と西部さらに生活水準の違う娘と母。ようやく娘に逢える機会を得たもののをかっこいい姿を見せようとすれど、大失敗。
母である事を名乗る事なく西部の町で生涯を送る彼女..って
たしかに・・現代女性に通じる自立心や強さを持ったカラミティ・ジェーンかも
でも女性の奮闘記ながらやはり宝塚ソフト仕上げの作品。

ショータイム的に サーカス場面がつかわれて今井さんがしっかり聞かせてくれるところが楽しいかな・・って思っていると
なんと小林十市!踊るじゃん!!
わあ~ウエスタンブーツで踊っちゃうわけです!!
ほんのちょっとだけれど踊っていたのはうれしかったぁ。
それにナレーターでほとんど出っぱなし!!

そうなるとありがち、作品それなりとなって、気になる人のみで満足しかり。

トークの時にはしっかり席移動もして前の方にてお話を。
なんと1日前には、はいていたズボンが破れてそのまま踊ったとかて...
ご本人もトーク時いってましたが
「5年ぶりに踊って、これでバレエシューズはないでしょう
ブーツでがんばってます。
でも昨日ウーミングアッップしててやぶれちゃって..」と
トークのベテランではないものの、楽しいひと時。
さすが噺家の世界で育っている彼、
「どうもすみません」を三平口調で・・言ってしまったところも楽しんだポイント。

そうそう大浦龍宇一。彼の人のいい三枚目(二枚目半かな)もよかった。
彼も何気に祖父は俳優・歌手の高田浩吉。




最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ケイリ‐)
2008-04-08 01:32:06
高田浩吉懐かしいですね~大浦龍字一 孫ですか…二世三世多いですね。キャラメルに出てた西川さんもたしか誰かの娘さんだったような…蛙の子は蛙ってとこかな?まあそういうチャンスも多いだろうしね !
返信する
○○の孫って人いますよねえ (harumichin)
2008-04-09 00:24:50
今や政治家の孫も芸能界にいますよねえ・・
もちろんお子さんで有名な小泉さんもいますけど。
・・って理由は違うけど、芸能界身内と同じ世界にはいるって魅力もあるんでしょうね・・。

返信する

コメントを投稿