花がいっぱい。

どんな花も無心に
咲いているから素敵なんだって。
無心になんかなれないよ。
どれもこれも気になっちゃってるんです

『熊谷和徳 ~タップ ソロ~』

2009年03月22日 | 舞台いろいろ
東京国際フォーラム ホールC

今回ライブモニターという形で招待券を2枚GET。
昼間、国立劇場で歌舞伎を一緒に見た母と一緒に会場へ。
チケット当選した時に、母に行くかどうか尋ねると、
即答で「行くわよ」と。数日前にNHKのTVで彼のTAPを見たそうな。
なんだ??こりゃ・・ってかんじだったらしい。
母には、TAPといえば、ジーン・ケリー「雨に唄えば」「巴里のアメリカ人」がまず出てくるのだけれど・・とにかくTVは印象的だったらしい。

私もソロで見るのははじまてだった。
タップのソロってどんなものなんだろうと、楽しみに出かけていった。
始まる前に会場には、心地いい癒し系の音楽が流れていて・・
母と二人眠くなっちゃうね。などと言っているうちに・・客電が暗くなり、
癒し音楽の流れる中、力強い強烈なタップの音が響く。
屋根の上(?)でタップをふむ男。そして広がる影。
熊谷和徳ソロ公演が、はじまった。
大地を共鳴させるのではないか?と思えるような、アフリカ?
黒人サウンド?熊谷和徳独特の世界が広がっているいくようだった。
ライトもサバンナか?なんて感じにすら思えてしまう・・。

やがて・・ひとしきり踊りラジオの音を流す男は姿を消し・・・
衣装がかわり・・音はしないが・・いわゆるタップダンスを踊って見せるかのようその数分が終わる・・リズムは変わり情熱的なカルメンか?とスパニッシュのような雰囲気?そして刻まれる音の細かさ・・すごいわ~。
やがて・・そこには花びらが舞い降りてきて・・
タップはさらに魅力的に・・1時間半一人ですごいエネルギーだった。

終わった瞬間、「どういう体してるのかしら?すごい!!」と声を出した母。
私も何気に「すごいよね」と返しただけだった。

一度舞台から消えた彼が再び登場すると今度は、彼のタップに合わせて、
客席が手拍子をする。
それが「桜」の音になり・・最後は、客席にも足で・・とタップをふませる。
そのパフォーマンスが、感動のあとの楽しい空間となっていた。

TAPの世界でも彼は独特??
その辺は、よくわからないけれど・・すごいよなあ。
次回は28日京都嵐山の松尾大社 でオペラ歌手の方と
「タップオペラ」を開催するそうな。

彼独特の世界がまた広がるのかな?
すっごく好きという世界とは違うけれど、気になる世界。
また、機会があれば見てみたいと思う熊谷和徳TAPの世界。


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