HARIKYU'S CAMERA CLUB 「BLOG 」

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のんのんびより 第10話 「 初日の出を見た 」

2013年12月10日 | のんのんびより

のんのんびより 第10話 「 初日の出を見た 」</pink>





 「 のんのんびより 」 も早いもので  もう10話目になっちゃいましたが 、今回は初日の出を見に行くというエピソードに包まれた 「 れんげ 」 と 駄菓子屋娘 「 楓 」  の絆のお話 。







 何だかとても優しくて暖かい回だったので 、 4話 に続いての臨時レビューを 。
何気に 「 れんげ 」 の絡むお話は好エピソードが多いですね 。






 最初は可愛くもなんともなかった余所の子の面倒をイヤイヤ見ているうちに 不思議となつかれてしまい 、情が移って急に可愛くなっちゃう 、なんてことがありますね 。

そんな 「 楓 」  と 「 れんげ 」 の絆のスタートは 5,000円のお駄賃につられた 、お遊び 「 ひかげ 」 の代役 子守 から 。









 不慣れな 「 れんげ 」 の子守に悪戦苦闘する 「 楓 」  ですが 、いつしか膝の上に乗って甘えられてしまい ・・・・・ 。
子供は優しい人か 優しくない人かを本能的に見抜く力があるから 、 「 れんげ 」 は 「 楓 」  優しい人だと悟って安心したんでしょう 。





 「 ひかげ 」 がお遊びから戻ってみると 、そこには仲良くお昼寝する2人の姿が 。 







 次の日 、 「 楓 」  が持ってきた玉子ボーロを 逆に 「 れんげ 」 が食べさせるこのシーンも良いですねぇ 。
気持ちが通じ合った一瞬かな 。
実は入荷したてのものを持ってきたのに 、売れ残ったからだと言い張る 「 楓 」 はツンデレなのでした 。( 笑 )  








 あれから5年 ・・・・・ 。
「 れんげ 」 も大きく重たく 、こまっちゃくれにもなったけど 、 「 楓 」  との仲良し絆は相変わらずってとこですね 。
「 楓 」 が 「 れんげ 」 にだけは甘い理由がよくわかりましたよ 。




 農村描写も相変わらず綺麗 。

・・・・・ 本作は今となっては完全に架空の世界となってしまった過疎村を舞台にした 、いわゆる 「 日常系 」ほんわかアニメですが 、女子高生が食べて喋って騒ぐだけの愚作日常系とは大いに異なり 、その舞台設定がシチュエーション的に大いに作品に効いているし 、そして時折こんなハートフルなエピソードを挟んでくるところなども憎い作品ですね 。

私は例に挙げたような日常系はすごく苦手なのですけれど 、この 「 のんのんびより 」 はそういった作品とは一線を画す 優れた日常系だなぁ 、と感じてます 。




残りあと2話ですが 、また良い話があったらレビューしたいな~ と思いますね 。


<silver>~ 誰もいない校庭 、冬枯れた木 。
二学期の終業式も終わり 、旭丘分校の一同は 、おのおのの年末を過ごしていた 。
越谷家では大掃除 、一条家ではおせち料理の下ごしらえ 、そして 、宮内家では年越しそばの準備 。
そして深夜になり 、宮内家に加賀山楓が訪れ 、みんなで初日の出を見に行くことになるのだが … ~</silver>



のんのんびより 第4話 「 夏休みがはじまった 」

2013年10月29日 | のんのんびより

のんのんびより 第4話 「 夏休みがはじまった 」





 今期はこんなアニメも見ています 。
本作は農村が舞台の 、いわやる 日常ほのぼの系作品 なので 、私のハイマートゲビートからはちょっと外れるのですが 、今回は 「 れんげ 」 と 「 ほのか 」 の つかの間の出会いと別れの描写がなかなかに素晴らしかったので 臨時のキャプチャーとレビューでご紹介を 。




 よくあるパターンの話作りだけど 、幼い頃の記憶に 誰もが持っていた心の琴線に触れられちゃた感じでかなり ググッ ときてしまいましたね 。
今回は女の子どうしの話でしたが 、男の子どうしや 、また男の子と女の子の間でも 今は顔も名前も思い出せないけれど 、確かにその時は 友情 があった ・・・・・ なんて遠い記憶は誰もが持っているんじゃないでしょうか 。 




<silver>~ 通知表を渡される一大イベントも終わり 、夏休みが始まろうとしていたその日 、東京の学校に通っている宮内家の次女 ・ ひかげが実家に帰ってきた 。
都会の話を自慢げに語るひかげだったが 、そこにたまたま一条蛍が遊びに来て … 。 
れんげが小川のほとりを歩いていると 、カメラを持った同い年くらいの女の子と出会う 。
その子は石川ほのかと名乗り ・・・ 。 ~</silver>







 嬉しいけれど退屈な夏休み 、「 れんげ 」 は小川のほとりで カメラを持った少女に出会い ・・・・・ 。






 その子は 「 ほのか 」 と言って 、夏休みに祖母のところへ遊びにきている様子です 。
「 れんげ 」 が写真を撮るイイ場所があると 、村の名所の水車小屋に案内 。 
虚構ではありますが 、このあたりの農村風景の描写 、美しいです ・・・・・ 。






 そして すぐに打ち解けて 、仲良くなって と 。
しかも 「 ほのか 」 は 「 れんげ 」 と同じ小学1年生ということで 。
午前中のほんのちょっと時間だったけど 、明日もまた遊ぼうと 約束するのでした 。 









 翌日はもうすっかり仲良しモードですね 。
楽しく遊んで 、嬉しい夏休み 1日 のメモリー 。
そして 、明日も滝に行こうと2人は約束しますが 。
このあたり 、どうも先が読めてしまって 嫌な予感がしますね ・・・・・ 。






 翌朝 、勇んで 「 ほのか 」 の家に行ってみると祖母が現れ 、「 ほのか 」 は父親の急な仕事で 、昨夜のうちに帰ってしまったのだと 。
「 遊んでくれてありがとうね 。 」 とは言われても ・・・・・ 。






 溢れ出る 「 れんげ 」 の涙 。
まわりは上級生ばっかりの 「 れんげ 」 にとって 、はじめて同級生の友達ができのはどんなにか嬉しかった事だろうし 、またこの突然のサヨナラはどんなにか寂しかったことでしょうね 。





 もうあの子のいない虚しい村の景色 ・・・・・ 。






 虚脱状態で一週間も 立ち直れなかった 「 れんげ 」 に 嬉しい便りが届きます 。
2人の写った写真と一緒に 、また来年も来るとのメッセージなのでした 。

いやいや 、別れっぱなしにならなくて本当に良かったですね 。(^_^)
返事には葉書よりも封筒をとねだる 「 れんげ 」 も可愛かったのでありますよ 。




 さすが吉田玲子さん 、イイ脚本を書いてくれますね 。
この 「 のんのんびより 」 、定期レビューはしてませんが 、また今回のような良いお話があったら書きたいな 、と思っております 。






 なお 、主人公達が通うこの旭丘分校 、実際にモデルがありまして 、小川町立小川小学校下里分校というのですが 、実は私の住まいから車で30分のところにある廃校です 。
http://sakuhindb.com/pj/HARIKYU/20100807.html
最近では聖地巡礼者も増えているようですな 。

 GJ部 や 恋愛ラボ の学校のモデルは 飯能市立南川小学校だし 、
http://sakuhindb.com/pj/HARIKYU/20130222.html
http://sakuhindb.com/pj/HARIKYU/20100608.html
こうした埼玉県に残る木造校舎がアニメの舞台になるというのは 、東京から近いのでロケーションがしやすいからなんでしょうね 。