通勤路の脇にある畑が紫色になっている。マメ科の野草だとわかったが、近寄ってみるとつる性で、花の数が多い。路傍で普通に見かけるカラスノエンドウよりはかなり密生して花がついている。色も紫色である。その花の付き方や色がフジを連想させるところから、クサフジと呼ばれているもののようだ。畑の土が見えなくなるほど茂っている。毎年この畑では肥料として育てているようだ。数日後には鋤込まれて見えなくなっている。子供の頃、田植え前までのレンゲ畑で遊んだ記憶が思い起こされた。マメ科植物が窒素肥料代わりに植えられているというのは、後に学校で学んだ知識である。
30秒の心象風景10847・線路脇の畑で~クサフジ~
https://youtu.be/qZdbTwmsY7Y
30秒の心象風景10847・線路脇の畑で~クサフジ~
https://youtu.be/qZdbTwmsY7Y