映像詩

デジタル映像による心の表現
(映像作品制作を通して感じたこと)

1403-相輪

2017年03月13日 | 30秒の心象風景
仏塔のもっとの特徴的な部分はその頂上に置かれる相輪と呼ばれる金属製の構造物だろう。このデザインは宗教的な意味があるのだろうか、一定の決まりの上で作られている。最も目立つ部分は九輪と呼ばれる輪が九つ重なっている部分で、相輪のことを別名九輪と呼ぶこともある代表的な部分である。五重塔のような層塔では、その頂上には火炎を模した飾り(これを水煙呼ぶ)がつく。しかし、多宝塔では水煙はなく、代わりに四葉、六葉、八葉の蓮弁がつけられ頂上は火炎宝珠である。層塔と多宝塔で相輪の形を変えるには何か理由があるのだろうが、九輪や覆鉢の部分は共通である。

30秒の心象風景10643・聖域の象徴(相輪)~東光寺多宝塔~
https://youtu.be/Gw8kJJXRLog

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする