まだ６月だというのに、暑い日が続いています。
暑い日には、青い花。
玄関先の日陰にひっそりさいたゲラニウム、ジョンソンズブルーです。
写真では、青が強いですが、本物はもう少し紫がかった青です。
日本のフウロソウの仲間ですが、静岡の暑い夏は苦手みたいで、ほそぼそと咲く宿根草です。
どうにかすると、株ごと消えてしまいます。
夏の北海道で、大群生で咲いていたのが、印象的でした。
そんな思い出もあって、少しだけ涼しい風をもらえる青い花です。
昨日と今日は、二日続けての庭仕事。
２メートル近い三脚の上で、薔薇のアーチの、上のほうの花がら摘みや、高く伸びすぎたオリーブの木の剪定をしたり、頑張りました。
最近は、小さな三脚で済ませることも多く、久々の高い場所でのバランス仕事？？
意外と、落ちぬように、背筋、腹筋を総動員して、踏ん張っている作業のため、後半は、方向転換した際に股関節がつってしまい、笑えぬ事態です～
今日は、腰痛で目覚めた朝でしたが、うれしい出来事がありました。
この写真の、小さな花が、ぴったりのほっこりとうれしいこと・・・・・
やっと就職活動中の息子に内定が
ときどきブログでもお話してしまいましたが、なかなか一筋縄ではいかない子育てでした。
弱く頼りない母だった私、小さかった子供の姿などなど、ぐるぐる走馬灯のように思い起こされ・・・諦めず、逃げ出さず、向き合って励まして、見守ってきてよかったな～と感慨に浸ってしまいました。
後は、彼がしっかり歩んでくれたらと願うだけです。
さてさて、腰痛から子育てへと話がそれてしまいました。
今年の虫たちの様子です。
アゲハが来て、バラにテントウムシ。
ハナアブ、雨上がりの銀色シマのクモ、梅雨時の羽がボロボロのモンシロチョウ。
今年は、この地中海沿岸原産の葉っぱ、ロータス・ブリムストーンが、テントウムシのマンションみたくなっています。後から後から、幼虫がやってきて、さなぎから成虫へ変わっていくのが、玄関先で、観察できて、楽しいです。上の写真は、幼虫。
さなぎと、成虫です。
こちらは、去年も紹介した、バラの葉裏にできる虫こぶです。直径１０ミリぐらいの丸いこぶには、とげとげがあって、なかなか可愛い形です。中に幼虫入り。今年は、バラの剪定をしたら、いやにたくさん付いていました。
バラハタマバチの仕業です。
虫たちもいっぱいの我が家の庭ですが、この野良猫君もよく出くわします。
いつも目線を合わさない勝負です。
道路わきの側溝が、お気に入りの移動（逃走）経路みたいです。
白黒猫、けっこう好きなんです。
この写真を撮った同じ日に、農家の庭先でも黒白猫と、遭遇
なんか、ついてる～って、勝手に縁起の良い兆しに思い込んでみました。
やっと、ジューンベリーの木の周りが静かになって来た今日この頃です。
４月初旬に、桜と前後して咲くジューンベリーの木、覚えてますか？
この純白の花が、５月に入ると、
こんなふうな可愛らしい実になり、
５月下旬になると、
瞬く間に色づき始めます。
葉っぱと、実のバランスがとても美しくて、毎日うっとり色づき始めるのを眺めてしまいます。
実のなる木は、収穫がイメージできるので、花だけの木より、人の心をウキウキさせますね。
このくらい濃いルビー色になってきたら、ジャム用に収穫します。
今年は、木が上の方に伸びて、収穫には、高い三脚を出して、かなり危なっかしいことになって来たので・・・
人間用は、２瓶限定にして、残りは、
カフェ・ジューンベリーという感じで、鳥達に開放してみました。
いや～来ます来ます！！
朝早くから、大賑わいです。
今年は、特にスズメ達が群れでやって来て、たあんと食べてくれました。
スズメの偉いとこは、地面に落ちた実もちゃんと拾って食べるところです。（左の写真）
こちらは、ヒヨドリのカップル、ヒヨドンたちは、とにかく「どいた、どいた～」みたいな態度で、
小さな鳥達と、仲良く食べればいいのに、皆さんを蹴散らしては、独占。
は～、今年は豊作で、たくさん実があるのにね～。
小鳥たちは、とても臆病で、敏感なので、窓越しにそっとカーテンめくっただけで、逃げて行きます。
写真が、なかなか撮れなくて・・・これは偶然取れたメジロです。
今日あたりで、ジューンベリーの実は、完売・・・この後は、葉っぱを食べに、
恐ろしいイラガの幼虫、オコゼなどの毛虫もやってきます。
葉っぱも美味しいんでしょうか。
秋には、黄色～オレンジの美しい紅葉もみせてくれます。
梅雨に入り、２週間近く経ちました。
満開のバラも、すっかり静かになり、今は、ウツギやアジサイの季節。
静かな初夏を待つ、ひそやかな梅雨の雨・・・
雨は、嫌いではないけれど、大好きな可愛いツリバナの、花後の緑の実が・・・
今年のツリバナ、少しだけ木が大きくなり、大好きな小さな花が、春にたくさんつり下がりました。
毎年毎年、しつこいくらい、この小さな花がどんなに好きかお話してしまいます。
う～ん、この形、この色、このたたずまい・・・
眺めているだけで、幸せになる花です。
季節外れの台風や、大雨で、花後の緑の実が、落ちてしまうのが、
毎年悩みの種です
この緑の実が、秋までしがみついて、やっと赤いきれいな実がぶら下がるのです。
効果があるかどうか、微妙とは思いつつ・・・
こんな策に出てみました。
う～ん、でもでも傘が、風で飛ばされたり、なかなかどうなんだか～
今朝の緑の実、こんな感じ。
がんばれ、ふんばれ、ツリバナの実
