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冠水

2012-08-22 19:56:59 | 日記
カンボジアは5月から雨期に入りました。
11月上旬まで続くので、8月は、雨期の真っ只中。

今日も夕方から激しく降りました

いつもはトゥクトゥクで通勤しているけど、
今日はたまたま事情があって事務所の車に乗っておうちに帰ってきたら、
我が家に近づくにつれ、道路の冠水がひどくなってる。

こりゃまずいな~

案の定。

我が家の前はこのとおり



今年2月に引っ越してきたとき、
マンションの入口が、道路より10センチぐらい高くなるように
コンクリートが積まれているのには気づいていて、
雨が降ったら水が溜まるんだろうな~と思ったけど、やっぱり

自転車も、バイクも、トゥクトゥクも、車も、
この雨水の中を、ビシャビシャしながら走っていました。



ただいま、プノンペンでは、日本の援助で下水工事が進められています

ケッコーでした

2012-08-15 23:51:14 | 日記
ひさびさ、地方出張してきました

昨年度まで担当していた、女の子たちの自立支援プロジェクト。
ここで紹介した活動内容は、主に女の子たちの就職支援の話でした。

ですが、このプロジェクトでは、プノンペンでの就職支援だけでなく、
地方出身の女の子たちが、地元に帰って、
実家のそばで理容店や縫製店を開設することも支援していました

また、女の子たちの家族(親)が、娘の収入に頼りっきりになることを防ぐため
家族に対する支援も行っていました

親が十分な収入を得られていない場合、その娘である女の子たちも
「早く仕事をして、自分が家族を養わなければ」というプレッシャーを感じます。
そして、「どんな仕事でもお金を得られるなら」と、職業訓練を諦めて、
心身を危険に晒してしまう危険性があるのです。

家族支援は、こうした悪循環を食い止め、
まずは親が娘に頼らずに十分な収入をえられるように支援し
そのあいだに、娘が安心して職業訓練を受けられるようにするものです


さて、今回の出張の目的は、1年半前に、支援をうけた家族の様子を見に行くことです

家族支援の内容は、その家族の住む地域の市場のニーズによってまちまちです。
今回訪問した家族は、我々の支援を受けて、養鶏 を始めました。
自宅の庭でニワトリを育てて、ある程度大きくなったら、市場に売りに行って現金収入を得ます。

せっかく家族支援をしても、支援をもとに始めた商売がうまくいかず、
1年後には元通りの貧しい家庭に戻っているという家族もあります。


今回のケースは、約1年前にも訪問している家族でした。
支援を受けて半年ぐらいだった前回の訪問時、
せっかく支援したニワトリのヒナは、病気で半減、8羽しかいませんでした
さらに、母親は体調が悪く、寝込んでいて、ヒナの面倒どころではない感じ。

どうなっているのやら
不安に思いながら、行ってみたわけですが・・・

なんとまぁ 養鶏、大成功していました。





庭中、ニワトリが走り回っていて、
大きいのから小さいのまで100羽ほどに増えていました。

よく8羽からここまで持ち直したなぁ。
嬉しいけど、多すぎて気持ち悪い。私も複雑な気持ちでした



さらには、ニワトリを売って得た収入で、豚まで飼い始めたとのこと。



まだ赤ちゃんのブタが、私を見て、ブヒブヒと大興奮していました。
あのねぇーすみませんねぇー、あなたたちのお母さんではないんですけどぉー


そして、将来は牛も飼うんだと、鼻息荒い母親も、
体調がよくなったらしく、見た目もかなり若く感じられました。
(前回会ったのは、おばあちゃんだっけと思って、記録を確認してしまったほど


ニワトリの餌かなんかを買いに市場にいったときに、
売主さんから養鶏に関するアドバイスをもらったそうです。

1年前に訪問したとき、この家族への支援は無駄になるかもしれないと、半分諦めていた。
だけど、こんなに根性があったとはね。

早くも諦めようとしていた自分が、恥ずかしかったです

なお、この家族が支援を受けた1年半前、職業訓練を受けていたこの家の娘さんは
いまでは職業訓練を終えて、プノンペンで仕事を得ています。
家族の生活向上と、女の子の自立支援が共にかなった成功事例となりました


久しぶりの地方出張。
頑張る家族と道路脇ののどかな景色に、目も心も癒されてきました





キターーー!

2012-08-06 14:52:08 | 日記
じゃーん



なんの建物でしょう・・・

2階の手すりにはためく看板にご注目あれ。


じゃじゃーん




プノンペンに、ついにバレエ学校ができました

西洋人(アクセントからするとイギリスかな~)の男性の先生がやっています。
スタジオ一つの小さな教室ですが、クラシックバレエだけでなくコンテンポラリーのクラスも。

開校3ヶ月にして、すでに80人近い生徒がいるとのこと。
そんなわけで、私も会員になりました。


たいていの場合、そこにあるものだけで満足できる性格だけど、
プノンペンに来て1年半、芸術に触れる機会がないのがちょっと苦痛だった。
何かを見て、キレイだな~とか思いたい・・・と


それはそれはおキレイな西洋人のクラスメートたち。

彼女たちの踊る姿を見ながら(あ、自分の姿は、できるだけ見ないように・・・)、
あれは芸術だわ、と惚れ惚れしているのであります