ハノハノ*ニジイロビヨリ

旧ハノハノ*アラチビヨリ
和やかにふんわりと、時々欲張りな日々。

あのドラマの原作

2009-07-19 00:30:30 | Book&Comic
そういえば!さっき本のエントリーして思い出しました(爆)

これもいつだか読み終えたんだった!


流星の絆
東野 圭吾
講談社

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私はドラマを見終わってからしばらくして原作を読んだんだけども。

原作を読んでドラマの素晴らしさをあらためて認識しました。

柏原刑事と功一の関係性っていうか功一がこの人にならって頼る段階が
ドラマできちんと肉付けされてたんだなぁとかね。
ドラマって基本原作に忠実だったんだなぁって思ったり。
こういってはなんなんだけど、ドラマって原作ありきな作品が多いくせに
あまり忠実じゃないよねぇって思ったりしてて
流星~も功一の職業が違っていたり、オリジナルキャラがいたり
ちょっとどうなんだろう?って思ってたんです。
でも、原作読んで安心したっていうかね。
原作をうまーく映像化するためのプロセスだったんだなって
原作を読んで思いました。

以前、「東野圭吾」のムック本を読んだ時、この流星の絆について
クドカンさんの脚本が東野さんの伝えたいことを上手に表してるって
手放しで褒めていたんだけど、そんな感じだなと思いました(*^_^*)

原作にしろドラマにしろいい作品だったんだなーって、
記憶に残る作品であることは間違いない!って確信しました。

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夜は短し歩けよ乙女

2009-07-19 00:10:56 | Book&Comic
ちょっと前に友達と本屋に行ったら、この本の文庫が出てて。
気になるんだーって言ったら友達が持ってるから貸したげる~って
早速貸してくれたので読みました。


夜は短し歩けよ乙女
森見 登美彦
角川書店

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ダヴィンチをたいがい毎月読むのでそこで凄く人気があった作品だったので
気になっていたのです。

いやぁ、噂に違わぬ充実した読後感でした。
大人めなファンタジーって感じで、登場人物も不思議な人たちだらけ。
主人公なんてちょっとヘタレなストーカーぽい大学生と
天然の入ってるだけどむこうみずな女子大生だもんね。
そしてそのふたりの淡い恋物語がね、なんていうんでしょう、初恋チックな。
甘酸っぱいそれでいてほんわかした空気を味わえるっていう。
忘れてた、っていうか過ぎ去った青春を惜しんでしまう感じです(爆)
ちょうどこの本が出た頃ってケータイ小説とか流行ってた頃で
一時期いろんなのが出てて。
それはそれはリアルな世界。でもそれを毒々しく思う人も確実にいたと
思うのです。
そんな人達はこの世界観に救われるのかもしれないなぁって思いました。
文体が独特で、特に最初の章は講談のような読み口。
そしていちいち出てくるフレーズが心惹かれるのです。
偽電気ブランっておいしいのー!?って感じで。
レトロチックでリリカルで。
読み終わった後でふんわりした気持ちになりました(*^_^*)

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