団塊世代の友に贈る歌

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あさみ ちゆき　さんという歌手を知っていますか？

現在　静かにヒットしています。

我が家も家族そろっての大ファンです。
私も一度その歌声を聴いて以来、大好きになりました。

７０年代の女性フォーク歌手を彷彿させる歌声は見事です。
声の伸びも良く、演歌のコブシ回しも秀逸。
一度聴けばその見事な歌唱力に惹きこまれます。
苦労した歌手ですからその歌声には何よりの「心」がこもっています。
聴いていて　いつの間にか涙が溢れてきます。

今年１月１１日に２９歳になったばかりです。
これからきっと大きく羽ばたいていく歌手だと思います。

 

あさみ ちゆきさんは、近くの井の頭公園で、月に一度、土曜日の午後に
ストリートライブ活動を続けています。

公園内ではマイクやスピーカーの使用が禁じられていますので、
カセットテープの伴奏とギターの弾き語りです。
ジーパンとシャツの普段着姿にギターを抱えての熱唱です。

回を重ねるごとに集まるファンも増えてきました。
中高年のおじさん、おばさんの姿が特に目立ちます。

最近ではＮＨＫの「歌謡コンサート」にも何度か出演するまでになり、
かなりスケジュールが混んで来たようですが
それでも最初からのファンを忘れずに大切にしている様子が
誠実な人間性を感じさせます。

あさみ ちゆきさんを初めて知ったのは、「井の頭線」という題名の歌が
ラジオから流れてきた時です。
「井の頭線」は京王電鉄（東京）の路線で、渋谷～吉祥寺までのわずか13km足らずの私鉄です。
いつも利用している電車でしたから、とても身近に感じました。
この曲が井の頭公園ライブとあいまって、近隣のファンを集めたようです。

アルバムＣＤ「あさみのうた」にはオリジナルの他に、昭和３０年台からの名曲もあります。
中でも西田佐知子の「エリカの花散るとき」や、高田恭子の「みんな夢の中」、
さらにテレサテンの「空港」は、オリジナルに負けない一味違ったムードで見事に歌い上げています。

最近発売された「青春のたまり場」は作詞の阿久　悠さんが団塊の世代に贈るメッセージでしょうか。　
「昭和という青春ｊ」を偲ぶ哀歌だと思います。

その世代の娘に相当する若い「あさみちゆき」さんには少し無理かなと思えるのですが、
切々と歌い上げており、聴くたびに思わず涙してしまいます。

　　　　　　前の記事「良き友」のつながりとしてぜひ書いてみたくなりました。

　＜参考リンク＞　↓文字をクリックしてください
あさみちゆき さんの紹介　
あさみちゆき　オフィシャルウェブサイト　（ここの写真を素材としてお借りしました）
あさみちゆきファンサイト



当初の記事では、歌詞を掲載していましたが、「著作権法」に抵触すると思いましたので削除いたしました。
作詞家の　阿久悠さん、ごめんなさいね！　　
この歌が好きで、応援したかったのです。

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