花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

一足早く初夏の味覚「さくらんぼ」を、昨日食後のデザートとして家族揃って味わってみると・・・

2021年06月21日 | 季節の便り

・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像2枚)・・・


今月の初めに、子供が会社から貰って来たギフト券を使ってさくらんぼを注文して置いたら
先週末に宅配便にて山形県産のさくらんぼ「佐藤錦」が届き
箱には要冷蔵と書かれていましたので、箱のまま冷蔵庫へ入れて保管して置いて
日曜日の昨日の午後に、食後のデザートとして家族揃って味わってみると
果肉が厚くて果汁がたっぷりで、甘さの中に程よい酸味が加わった
ジューシーなさくらんぼ「佐藤錦」で、チョッピリ初夏の味を味わう事が出来ました

果樹王国と呼ばれています山形県でも、特別な存在と云われる「佐藤錦」は
さくらんぼの中で最も人気が高くて、りんごを小さくした様な大粒の形で
この真紅の果実をそっとかむと、ジューシーな甘みが口の中に広がりますが
「佐藤錦」の故郷・東根市は、最上川の支流である乱川の扇状地に位置し
水捌けが良過ぎて水田には向かず、昔から畑地として利用されていましたが
明治時代の初めの頃に、当時の内務省が西洋果樹の苗木を配布し
その中にさくらんぼの木も含まれていましたが、収穫時期が「梅雨」と重なる為に
実が割れてしまい、その上日持ちもしないとあって生産量が伸びなかった時に
「新しい品種を何とか作れないものか」と、そう考えたのが「佐藤錦」の
生みの親と云われている佐藤栄助氏で、彼は事業に失敗してしまった為に
当時の東根町の中心部から南方に移り住み、広大な松林を開墾する毎日であったが
好奇心が旺盛な事に加えて果樹栽培が趣味だったので、果肉が固くて酸味のある
「ナポレオン」と甘いが保存の難しい「黄玉(きだま)」に着目して
この2品種間の交配に依って出来た種子を、発芽させて苗木を作り
そのなかで良いものを移植して、育成し続けて大正11(1922)年には
初結実をみたものの、更に選別を重ね続けて2年後には遂に最も優れた1本
即ち「佐藤錦」の原木育成に成功し、本格的に取り組んでから15年余りの
歳月が過ぎていたものの、この様にして出来たさくらんぼは、砂糖の様に甘いので
「佐藤錦」と名付けられ、ジューシーで甘味と酸味のバランスがとても良く
初夏の食卓を華やかに彩るさくらんぼが、この様にして誕生しましたと
箱の中に入っていたパンフレットに、「佐藤錦」誕生の様子が書かれていました






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